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いつからでも好きな時に参加できるスタイルの【本科】クラスでは、
新規の生徒様を募集しております。
ご入会、体験レッスンは随時受け付けておりますので、
HPの contact よりお申込み・お問合せください。 皆さまのご参加をお待ちしております!



※2020年2月から新型コロナウイルス感染拡大防止の観点より、教室でのクラス開講は見送っております。
現況下では、実教室でのクラス開催は2021年春以降になるのではと考えております。

現在、現生徒様向けにウェブクラスを開講しており、
初めてのかたにもご参加いただけるよう、ウェブ体制を整えております。
スタートの折にはブログ、HP、インスタでご案内いたします。
楽しみにお待ちいただけますと嬉しいです。

2018年5月1日火曜日

いざダラス・フォートワース空港へ!帰国! ~サウスカロライナ・チャールストン6日目②




「あの人かなぁ?」
「あ、違うわよ」

6時半になっても姿を現さない運転手さんに不安を覚え、フロント女性に尋ねます。

「ダイジョブよ、来るわよ」
そう言い、おばさんは奥の従業員部屋に向かうと、今度はバッグを持って出てきました。あれ?帰っちゃうの??遅番だったのね。。。

フロント前の大型テレビでは、前日に嵐が来ていたことを報道しています。



あの昨日の飛行機の揺れはこれのせいだったのかな。。


メキシコ系の30代くらいのお兄さんがホテルに入ってきました。タクシー運転手さんです。

「荷物は、、ないんだね」
「うん(だってどこにあるやら。。←心の声)」
「あれ?1人かい?」「誰か来るのかと思って待っちまったよ」
「あぁ、私1人です。アメリカン航空の国際線の出るターミナルへお願いします」


今朝もほんのり寒いような。
今回の旅で気付いたのは私が寒がりだということ。他の人より1枚多く着こんでいます。しかもホカロンしながら。笑


「ダラスはどうだい?旅行?いろいろ周った?」
「昨日の深夜に着いたの」「もう帰るからダラスの街自体はどっこも行ってないの」
「そうかい。ま、ダラスはなんにもないから。見るものもないし、行く必要ないさ。ハハハ」
「そうなのね」「私、チャールストンからダラス、そして東京に昨日帰るはずだったんだけど、アメリカン航空が遅延遅延でしかもキャンセルになって、フィラデルフィアまで行ってダラスに来たの」
「ほんとかよ」「アメリカン乗るからだよ」
「え?そうなの?」
「そうだよ、アメリカンは遅延、遅延、キャンセル、キャンセルの常連さ。いつもだよ。しかもスタッフの対応は悪いわで」「オレだったらデルタを勧めるね」「ユナイテッドでもいいけどな」
「そうなの?でもユナイテッドだってなんか問題あったじゃない?」
「そうかい?とにかくアメリカンはダメだよ」
「知らなかったよ、そんなこと。日本人はそんなこと誰も知らないんじゃない?」
「そらそうだろな、遠いもんな、日本は」「ま、でもこれで覚えたろ、アメリカンはダメさ」
「うん、覚えた。ありがとう(笑)」


このドライバーさんも何かあったのか、メキシコ系の独特のなまりでアメリカンへの恨み節連発。笑


空港へ着き
「じゃぁな!」
「貴重な情報をありがとう(笑)」


さて、空港に着いたら荷物の確認をせねば!

チェックイン機のそばに立っているアフリカン・アメリカンの女性職員さんに声をかけます。

「昨日ね、チャールストンからダラスに来るはずが、フライトキャンセルでフィラデルフィア経由になっちゃって、ダラスで荷物をピックアップするよう言われたんだけど出て来なくて、で、ワタシの荷物は今どこぉ??」
「アメリカンのアプリ入れてる?」
「入れてます、入れてます」

「じゃ、予約番号入れたらあなたの予約したフライト出てくるでしょ?」
「えーと、番号番号、、、えーと、、あ、これか」「Gの、、えーと、、」
「違うわよ、これ」「ちょっと貸して」
ピコピコ。私の代わりに慣れた手つきで入力してくれています。

「これ、あなたの予約したフライト?」
「うんそう!」
「で、ここを押すと預け入れした荷物情報が出てくるのよ」
「ほほぅ、ほぇっ!」
「で、ここをプルダウンして、、ほら、この2つ、あなたの荷物の番号と合ってる?」
「うん、これこれ!」
「そしたらほら、ここに、朝の4時半に成田便に乗せた、って出てるでしょ」
「おぉぉおぉおーーーーー!ホントだ!!!」
「だから大丈夫」
「おぉーーー!!ありがとう!!!もう荷物無くなっちゃったかと思ってたんだよー」
「大丈夫よ」
抱き付きたい思いを押さえながら、笑、、
「ありがとう!ありがとう!」


よかった~!荷物、あった!
これで何もかも一安心。

あ”!!!タクシーの運転手さんに領収書貰うの忘れた!
昨日、保険会社さんにもらうよう言われていたのでした。。あぁぁ。。。50ドルくらい払ったのに。。


そうだ、今度は飛行機の遅延証明ももらうように言われてたんだった。
あっちのプライオリティのカウンターのほうがすいているし聞いてみよう。


「すみません!」
「はい」
「(紙を見せながら)昨日、このフライトが遅延になって、キャンセルになったんだけど、証明書をもらうように保険会社から言われて、、」
「そういったものはこのカウンターではお出ししていません。アメリカン航空のウェブサイトから申請できますから」
「あ、そうなのね。ありがとう」


ほぅ、今回は初めて知ることがいっぱい。


ちなみにタクシーの運転手さんはアメリカンのスタッフの対応は、、と言っていましたが、
私にはどのシチュエーションでもみんな感じ良く、迅速に親切に、真摯に対応してくれてとても助かりました。

そうそう、しかも、帰国してから申請した遅延証明の発行も、半日ほどでメールで送られてきて、しかもそれから半日も経たないうちに、
「このたびはフライト遅延とキャンセルで、大事なお時間を、、」「精神的苦痛とストレスを、、」とのお詫びと、
「つきましてはマイルの贈呈を、、」との案内をもらいました。

そしてアメリカンのアカウントを知らせるとそれも半日も経たないうちに
「マイルを贈呈させていただきました」「このたびはご迷惑を、、」と。

対応早っ!


旅慣れされている生徒さんがたに聞いてみると、どこの航空会社も同じように遅延もキャンセルもあるからアメリカンが特別何かってことはないですよ、と。
アメリカ国内便はどうしても仕方ないですよね、と。


さ、ダラスの空港でちょっとうろうろ。
あれ?テキサス・レンジャーズグッズとかないんだ。
そんな余裕も出てきました。笑


そして、私のせいでお1人だけ、違う経路でのダラス入りを余儀なくされ、しかもそのダラス便がキャンセル。今朝のフライトで到着されるはず。
飛行機ちゃんと飛んだかな?
ARRIVALボードを見ると、お!到着している!よかった~。。。

ターミナル移動でこの搭乗口を目指したとしても、、、ギリギリ間に合うかな?と言う時間に到着しています。

すると、あ!いらっしゃいました!
お聞きすると、今朝のダラス便も30分ほど遅延して、成田便には絶対間に合わない、と思ってらしたとか。

おおぉ、、すみません。。。

実は、チャールストン➠フィラデルフィア➠ダラスのチケットを手配してくれていたアメリカンのグランドホステスさん、
ビジネスマンの方4名のパスポートを受け取り手続きし、そして最後に私のパスポートを受け取ったのですが、
「このフライトの座席は4席しかなく、こちらの男性のお席がありません」
と、おそらく、女性1人で違うフライトはかわいそう、と機転を利かせて手配してくれたように見受けられたのです。

でもとにもかくにも、全員で無事、成田便に乗ることができました!
よかったー。。


これまで10回以上、一人でアメリカ旅をしてきましたが、こんなことは初めてでした。
ビジネスマンの方も、何度も国内線も乗っているけれどここまでのことは初めてですよ、と。
こんな時はどういう対応をすればいいのかを間近で見せていただいて、とっても勉強になりました!

おそらく私一人だったら、普通に取ったチケットだったので、フライトの振替さえしてもらえなかったのでは、と。

生徒さんも、私の珍道中に、聞いているだけでドキドキしてきました、でもそんな親切な方がいらっしゃるのですね~と。

チケットの手配だけでなく、食事やホテル、移動まで全ての事においてご配慮くださり、お世話になりっぱなし、、、
本当にありがたかったです。この場を借り、、ありがとうございましたTT


楽しかったチャールストン、そして晴れてバイバイ、ダラス~!