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いつからでも好きな時に参加できるスタイルの【本科】クラスでは、
新規の生徒様を募集しております。
ご入会、体験レッスンは随時受け付けておりますので、
HPの contact よりお申込み・お問合せください。 皆さまのご参加をお待ちしております!



※2020年2月から新型コロナウイルス感染拡大防止の観点より、教室でのクラス開講は見送っております。
現況下では、実教室でのクラス開催は2021年春以降になるのではと考えております。

現在、現生徒様向けにウェブクラスを開講しており、
初めてのかたにもご参加いただけるよう、ウェブ体制を整えております。
スタートの折にはブログ、HP、インスタでご案内いたします。
楽しみにお待ちいただけますと嬉しいです。

2016年11月24日木曜日

いま、



今、12月【本科】クラスのケーキを焼いてみているのですが、
んん?このケーキ、ホールに仕立てず、
そのまま焼きっぱなしのパウンドケーキとして食べるとまた美味しい!

仕上がりのケーキを美しく見せるため、焼き面をすべて切り落とそうとしていましたが、
その部分が特に、甘みが凝縮していて美味しいのです。

これはホールに仕立てる時も焼き面を残そうかな。ムムム。ムムムムム。




【本科】クラスと【研究科】クラスについて




2016年の今年からスタートした【本科】クラス
ご参加くださる生徒様に【研究科】クラスについてもご質問をいただくことが多くなりました。

私の中では、ご紹介するお菓子自体に差はなく、う~む、
【本科】は1品、実習がメイン
【研究科】は2~3品、デモンストレーションが殆ど、
ということがまず大きな違いかな、と思っています。


今まではクラス分けせず、
1回に2品をご紹介、
毎月いろいろな組合せで私の気の向くままに、それこそ今私が食べたいアメリカのお菓子をご紹介してきました。

数年と、長らく新規の生徒様の募集を行って来なかったため、
今の研究科の生徒様は長く通ってくださっている方々。
必然的に、アメリカ菓子の生地の基本的な作り方をマスターし、レシピを見れば作り方は分かる、
実習しなくても大丈夫、ということを前提にしたクラス作りとなっており、
差し替えや口頭説明のみのものも多くあります。
基礎を踏まえたうえで、それを応用してこんな楽しみ方もあります、というご提案も多く、少し手間がかかるようなものも登場しています。


たとえば、エンジェルフードケーキ。
2016年11月【本科】クラスでご紹介した今回のレシピ自体は、
何十年も昔からのクラシックなレシピに現代のエッセンスを加えたもので、
これをさらに進化させたものが、2016年4月の【研究科】でご紹介したシカゴの味を再現したエンジェルフードのマフィンです。

シカゴのベーカリーのエンジェルフード・マフィン

味わいが同じでも、
この風合いを出すための作り方は私のオリジナルで、クラシックなものとはかけ離れているため、
いきなりこれを習っても、その複雑な作り方から、
アメリカのお菓子、手間がかかってイヤかも、
エンジェルフードってそもそもそういう作り方なんだ、と誤解を招いてしまうこともあるのでは、と思います。


アメリカのお菓子って、
思いついた時に、家にあるような材料で、ぱぱっと気楽に作れる、ものなのです。

その良さを実感する前に、複雑と誤解されてしまう可能性もあるお菓子作りに慣れた方のためのクラスへ新しく生徒様を募集するのでは、
アメリカ菓子は初めてです!
お菓子作りって初めてです!という方々に、不親切では、と思ったのが、この【本科】クラスを設置したきっかけです。


同じデコレーションケーキ、でも、
慣れた方にはナッペで美しく仕上げることを楽しんでいただいて、
初めてホールのケーキを作ります、という方には、
ナッペをしなくてもかわいく仕上げることをまずは楽しんでほしい、と思っています。



【本科】では、3ヶ月を1タームに、
「パイ」「コーヒーケーキ」など1つのテーマを取り上げることで、
生地のバリエーションを見て、体験して、作って、
アメリカ菓子の基礎を知っていただいて、
一定期間通っていただければ、アメリカ菓子の一通りを体験した!と達成感も感じていただけるようにクラスを作っています。
アメリカのベーカリーを訪れたときに、
日本で「シュークリーム!」「ショートケーキ!」というのと同じ感覚でスムーズにお菓子の名前が言えて、
あ!このお菓子、作った作った!これも作ったな~と微笑んでいただけるように。


「パイ」を3ヶ月取り上げますが、もちろん生地の配合は全く違うものです。
これを入れるとこんな食感になるんだ、ということを比較していただいて、
ご自身の家庭の味、定番を見つけていただければ嬉しいな、とも思っています。

3ヶ月1タームで、1年ちょっとでひと通りのテーマを終えると、
また同じテーマがやってきますが今度は季節が異なります。

たとえば、2016年は1~3月が「パイ」、アップルパイやバレンタインに向けたチョコレートパイをご紹介しましたが、次の「パイ」は夏、その次は秋や春になります。
そうすると、
夏のパイ、として、ピーチが登場したり、
秋のパイとしてはピーカンパイやパンプキンパイ、
春にはクリームたっぷりのイチゴのパイが登場したりもします。
「コーヒーケーキ」も、春先にはさわやかな柑橘を使ったり、
秋冬にはクランベリーを使ったり、と、
【本科】のお菓子で季節を楽しめるようなクラス作りになっています。


クラス参加してもできるだけ早く帰りたい、ひと月に2品習っても復習しきれない、、と、
【研究科】ではなく【本科】で長く楽しみたい、という生徒様が、
ずっと通っていただいても、同じメニューだ、、とガッカリされることなく、飽きずに何年も通っていただけるようにもなっています。



もちろん、
【本科】だけでは物足りない!という方のために、【特別クラス】として、
+α のものを楽しめるクラスも不定期に開催しております。

今回の【ハロウィン特別1dayクラス】もそうです。
普段ご紹介できないような、グミ、ポップコーン、ハロウィンらしいクッキー、を楽しんでいただきました。



ではでは【研究科】は?

【研究科】では現在、今のアメリカのベーカリーの味をお伝えしたく、「Discover America Tour」を開催しています。
もちろん、さきほどのエンジェルフードのお話で書いたように、
以前にご紹介した同じお菓子エンジェルフード・ケーキが登場します。

けれど、その土地のそのベーカリーの味が美味しかった!こんな味わいもあるよね!ということで、レシピを作りますので、全く異なるレシピになります。
Hoosier Sugar Cream Pie など、その土地ならではのお菓子が登場することもあります。


最近思うところとして、
結局は私の好きなものばかり、しかも中でも私が再現できたものをご紹介するため、
パイが多め。。

アメリカには面白いお菓子や美味しいお菓子、クラシックなお菓子がまだまだ沢山あります。
今後の【研究科】では、地方菓子やクラシックに取り組むのもおもしろいかな、
それとも、定番のお菓子に、フランス菓子をやってきた私のエッセンスを盛り込むのもおもしろいかな、と、今、いろいろ考えています。
それともいっそのこと、テーマなんて取っ払ってしまえ~とも。笑


そんなこんなで、
【本科】で、基礎的な生地に季節を盛り込んだお菓子を手軽に楽しく作り、
【特別クラス】で、もっといろいろ作ってみたい!とワクワクして、
よし、【研究科】でちょっと手を加えたアメリカ菓子も知ってみよう!
というクラスにしてまいります。

たくさんの皆様と、そのご家族ご友人がお菓子を囲んで笑顔になれるようなお菓子をたくさん召し上がっていただきます!ので、笑、、
今後の just baked! にも是非ご期待ください!




11月クラスも終盤です!




ご試食メニューの、ソースをかけて焼くタイプのアップルダンプリング!


11月【本科】クラスが先週の土曜日で無事終了しました。
ご参加くださいました生徒の皆様、ありがとうございました!

エンジェルフードは、
ホールケーキとして生クリームでナッペすればおめかしバージョン、
それはちょっとハードル高いです、、という場合は、
カットして、ホイップした生クリームやフレッシュフルーツを添えるだけでもぐっとお皿が華やぎます。



この真っ白なエンジェルフードケーキに対し、アメリカには、真っ黒のデビルズフードケーキもあります。
真っ黒繋がりでいえば、ブラックアウト(停電)ケーキなんていうのも。
黒い、のはもちろん、ココアとチョコの色。いわゆるチョコレートケーキです。

エンジェルフードもデビルズフードも、
フランス人にとってのエクレア、ガトーショコラ、などのように、
アメリカ人であれば名前を聞いて、あ!あのケーキね!とその姿、形が思い浮かぶ、定番のお菓子です。
今後の【本科】クラスでデビルちゃんも登場いたしますので、お楽しみに!



さてさて、そして先日の火曜日は、【研究科】のリクエストクラスを開催、
9月に行ったボストンクラス、キャロット・レイヤーケーキと、レモン・ポレンタクッキーをご紹介しました。

せっかく皆さんにデコレーションしていただいたのに写真を1枚も撮っていませんでした。。
ので、その前々日に私が作ったキャロットレイヤーケーキの写真を。


クリームチーズフロスティングでナッペして、今回はこんな感じに仕上げていただきました。


あ、辛うじてこの写真が。焼けてきたキャロットケーキのマフィンバージョンとクッキーです。



レモンポレンタクッキー、こう見えて6×10㎝近くあるのでは?
ボストンのベーカリーではもう一回り小さめ、
何でも大きい本家アメリカより大きく作ってしまいました。笑

コーンミールのツブツブ感がいいです!と喜んでいただけ、
そして何より手軽に作ることができるのもこのクッキーの良さ。

国産レモンが旬を迎え、安心して皮をスリスリ使えますので、ぜひ何度も焼いて楽しんでくださいね!


さぁ、今週末は11月の【研究科】シカゴクラス、タートル・チーズケーキとグラノラバーです!
お越しを楽しみにお待ちしております!