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いつからでも好きな時に参加できるスタイルの【本科】クラスでは、
新規の生徒様を募集しております。
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現在、現生徒様向けにウェブクラスを開講しており、
初めてのかたにもご参加いただけるよう、ウェブ体制を整えております。
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2018年4月21日土曜日

人生初の ~サウスカロライナ・チャールストン1日目②



※ちなみに毎度のことですが、
私の旅行記は自分にとっての記録でもあるので、かなり細かいエピソードも盛り込み、
長いですので、適度に読み飛ばしてくださいね^^



チャールストンの街では、CARTAという公共交通が走っており、
空港からダウンタウンへはEXPRESSというバスに乗ると20分ほどで到着します。
いつも公共交通使いまくりの私のアメリカ旅なので、今回もCARTAの路線、時刻表、全てチェック済み。

ダウンタウン行きのXP4は1時間に1本。
中途半端な時間に着いてしまったのと、
ヤシの木と生あたたかな気候が気持ちを緩めさせ、
1人では乗ったことのないアメリカのタクシー、乗っても大丈夫かも、と思い始めました。

車を誘導しているおじさんに、
「ダウンタウンのホテルに行きたいんだけど、タクシーは?」
と聞くと、
「あっちの、僕と同じ服着てる男性に聞いてみな、彼がタクシー担当だから」
「サンキュー」

「タクシー乗るのかい?
 ダウンタウンのホテルへ行くならシャトルバスも出てるよ。
 タクシーだと〇マイルで35ドル、シャトルバスなら14ドルだけど、乗り合いだからちょっと待ってもらうけどね」

「早いのはタクシー、だよねー?」
「タクシーだね、じゃ、ここで待ってて」

うしろから品のいい60代くらいの夫婦連れが、私と同じようにシャトルとタクシーの説明を受けています。
「私たちはシャトルにします」

んん!?あなたたち、シャトルに乗るの?
じゃ、私も乗る!あなたたちいるなら安心!!

「私もシャトルにしようかなぁ~」
「あなたはタクシーって言ったでしょ、もう来たよ、タクシー。ほら、はい。」
「(ありゃりゃ)はぃいぃいぃ。。」


ウワ、体がめちゃめちゃおっきくてあまり愛想のないアフリカン・アメリカンのお兄さん。。
ちょっとコワイ。。。
仕方ない、もう乗るしかない。。


「(紙を見せながら)ここのこのホテルへお願いします」
「はいよ」

「チャールストンへは初めてかい?仕事?それとも観光?」
「初めてで、観光なんです。料理の仕事をしているので南部料理を食べたくて」
「へー。どこから?」
「東京。あなたは出身は?ずっとチャールストン?」
「人生ずーーーっとチャールストンだよ」
「いいなぁ。どんな料理が好きなの?」
「やっぱりソウルフード。ソウルフードって分かるかい?
 フライドチキンにカラードグリーン、それにマックアンドチーズ。
 あぁぁ、、食べたくなってきたよ」
「アハハ」
「それで食べたものを自分で作ってみて教えるのかい?」
「そうなのそうなの」
「料理ってさ、ちょっとした秘密の材料とかあるじゃないか、それもちゃんと教えるの?」
「そりゃ教えるねぇ」


「日本じゃ(成田)空港からダウンタウンへタクシーで行ったら遠いからものすっごくお金かかって、リムジンバスとか電車とかで移動するんだよ。それでも1時間とか」
「そりゃタクシー乗ったら大変だな。お金かかるな。」


なんてたわいもない会話をしているうちに、だんだん緊張もほぐれてきました。


「実はね、アメリカへは何度か来たことあるけど、タクシーに乗るのは初めてなんだ」
「へー、そうなの?」
「だからアナタが私の最初のタクシードライバーだよ」
「アハハ、そりゃ光栄だな」


なんてところでホテル着。
最初のドライバーだから、ってことで、おまけはしてくれないのね。笑
チップ込みで45ドルほどだった、かな。

途中、バスで来たら降りるはずだったターミナルが見えましたが、
よかった、バスで来ないで。ホームレスのような人が何人もウロウロしています。
そこからまた違うバスに乗り継ごうとしていましたが、停留所も違うようで、本当によかった、バスに乗らないで。


着いたホテル、なんだかペンションみたいな外観。
ん?大丈夫か?笑



でも割とよさめのホテルを予約したので、中はキレイなはず!
いざ、チェックインへ!



いざ、チャールストンへ! ~サウスカロライナ・チャールストン1日目①




あれ?チャールストン?と思われた生徒様もいらっしゃるのでは?^^

クラス時に、
4月初めにアメリカへ行こうと思っているのだけれど、
多分ミネアポリス、、それともサンアントニオ、それともソルトレイクシティ??どうしようかなぁ、、
と話しており、行く街リストにラインナップされていなかったような。


サウスカロライナ州チャールストンはずっと行きたかった街の1つ。
Lowcountryと呼ばれる地域で、古き良きアメリカの雰囲気を残しつつ、
その食文化、南部料理が楽しめるうえ、何より治安が良い!
というのも、気候がよく、そんな特色を持つ街なので、リタイヤした夫婦の移住先でもあり、旅先でもあり、
イメージ的には、、箱根?熱海??

実際に訪れると、高齢のカップルと、小さな子供を連れた家族連れの旅行客をたくさん見かけました。


さてさて、チャールストン入りするには?、とルートをチェックしたところ、
時間的にもダラス経由が良さそう。
初めてのアメリカン航空で、成田➠ダラス➠チャールストン、と決まりました。


実は当日にアメリカ国内便に乗り換えるのは初めてのこと。
3時間近く余裕を持っていれば大丈夫かな?とチケットを手配しつつも心配。
預け入れせずに手荷物のみにし、さくさくっと移動できるようにしました。

ダラスに着いて、入国審査にダッシュ!するまでもないことは早々に感じとり安心した足取りで進んでいくと、
最近どこの空港でも導入されているAPC (Automated Passport Control) と呼ばれる機械と、
預け入れ荷物がなく、乗り換えする人用の機械が。APCと同じだけれど混雑防止でレーンを変えているだけ、かな?
APCはESTAでの入国が2回目以降の人が利用できます。

ほぉ、、と思いつつ、普通のAPCへ。
機械にパスポートを読み取らせ、各質問事項に✔を入れていきますが日本語対応しているので何の問題もなく。
指紋のスキャン、顔の撮影が終わるとぺら~っと出てくる紙を持って、今度は乗り換えの人用の窓口へ。
朝8時から利用可とのことでしたが、時間より早かったものの窓口は開いていました。
ハイ、この辺の時間やルートは既に予習済み。笑

この窓口がガラガラ。

一人旅のせいか、いつも「何しにアメリカへ」「観光って何を見に?」と、答えた内容に対する質問までされて結構根ほり葉ほり聞かれるのですが、
今回は質問、されたかなぁ?
パスポートにさきほどの紙を見せただけで通してもらえました。
過去最高スムーズな入国。笑


日本からの国際便の到着は4階。
預け入れ荷物がないのでダイレクトに出発階へ。通常なら1階へ移動して荷物を受け取ります。
さてここから3階へ移動してセキュリティチェックを受けてターミナル移動、搭乗口までたどりつかなきゃ。ドキドキ。
結構小心者です。笑


日本人女性が一人、私の前を行くのでそのままついて同じエレベーターに乗り込みました。笑
扉が開き、進むと、左右に空間の開けた場所に。
え?右?左??どっち???

表示を見てもそれらしいことは書いておらず、日本人女性もささっと進んでいく様子が見られず誰かに電話中、
こうなったら頼りになるのは自分だけ。
見ると、右には各航空会社のカウンターが並んでいて、左はなさそうだったのでとりあえず左へ向かうと、セキュリティチェックに並ぶ人の列ができていました。
ここだ、よかった。

列もさほど長くなく、時間には余裕で搭乗口まで向かえそう、ですが、
ここからターミナル移動もあるのでまだ油断できず。


寒さ対策で着ていたユニクロのウルトラライトダウンを脱ぎ、靴を脱ぎ、モバイル系の電子機器は全て出して、セキュリティチェックを抜けると真向かいにアルマーニ・エクスチェンジ。免税店エリアが見えると空港の中に入った感満載です。笑


矢印通りに進み、エスカレーターでスカイリンクというターミナル移動の列車に乗り込み、
掲示板にあったダラス➠チャールストン便の出るターミナルBへ移動します。

スカイリンクを降り、てくてく歩いて、はぁ、よかったー。
搭乗口へたどり着けました。

アメリカン航空のダラス・フォートワース空港紹介サイトでは、
「日本発便➠米国内線 乗り継ぎに必要な時間85分」とありますが、
ちょうどそのくらいでした。

あと1時間ちょっと、スマホの充電がてら、椅子に座ってボーっ。

今回の旅で気付いたのですが、空港の待合はどこも充電できますね!
充電用のカウンターもあれば、普通の待合席のシートの下や横にコンセント口とケーブル用の口がついています。



ダラスの空港での待合席にて。

なぜこんなつまらない写真かというと、本当は上の道路がスカイリンク用で、
スカイリンクが通ったら写真を撮ろうとしていたのです。
ところが、私がここにたどり着いて数分後から、スカイリンク全線ストップ。
ターミナル移動は歩いてください、のアナウンス。

わぁぁ、、よかったー。。早めに移動しておいて。

ということで、つまらない写真に。笑
ずーーーっとカメラ構えていたのに通らずおかしいなと思ったら。笑


搭乗時間となり、ダラス➠チャールストン便に乗り込み、いざ離陸。
高齢のおばちゃま組が通路を挟んで4人でおしゃべりに花を咲かせています。

隣のおばちゃまが手に持っている予定表を横目で見ると、
チャールストンで有名シェフによる料理教室280㌦なり、に参加し、あちこち食べ歩いて、
同じくLowcountryの一部、ジョージア州サヴァンナへレンタカーで移動して、あのPaula Deenのレストランへ行くよう。
ワワ、楽しそう。私も混ぜて。笑


ジョージアのサヴァンナも行きたい街の1つ。
はい、同じくあのPaula Deenの店へ行きたい。


チャールストンとサヴァンナは遠くないので本当は両都市を訪れたかったのですが、
2都市を結ぶ便があるわけでもなく、アムトラックが通りますが、NYの方から来るのでかなり時間が読めない。
かといってレンタカーは私、運転できず、ということで次回訪れよう、と今回はチャールストンのみに。


ダラスから2時間半ほど、ようやくチャールストンに着きました!

この空港マップも既に頭に叩き込み済み。
スムーズにバス乗り場へ向かって外に出ると、ん、なまぬるい。
お、ヤシの木が!
気候の穏やかさがうかがわれます。


さぁホテルへ移動します!