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いつからでも好きな時に参加できるスタイルの【本科】クラスでは、
新規の生徒様を募集しております。
ご入会、体験レッスンは随時受け付けておりますので、
HPの contact よりお申込み・お問合せください。 皆さまのご参加をお待ちしております!



※2020年2月から新型コロナウイルス感染拡大防止の観点より、教室でのクラス開講は見送っております。
現況下では、実教室でのクラス開催は2021年春以降になるのではと考えております。

現在、現生徒様向けにウェブクラスを開講しており、
初めてのかたにもご参加いただけるよう、ウェブ体制を整えております。
スタートの折にはブログ、HP、インスタでご案内いたします。
楽しみにお待ちいただけますと嬉しいです。

2016年9月15日木曜日

デンバー3日目、でもボルダーの日⑦ ~Alfalfa's へ!



コロラドへやってきて、まだ一度もスーパーマーケットに行っていません。
というのも、ローカルの食材を売る市場があって、、
、、というわけではなく、デンバーの街の中心、私の滞在ホテルの近くに、いわゆるスーパーマーケットがないのです。

少し行けば safeway があるのですが、わざわざ行く、という距離で、
16th Street にあるマーケットもちょっとセレクトショップ風、思い描くスーパーマーケットとは違いました。

スーパー好きとしてはウズウズした日々を過ごしていたので、
やっと!やっと!スーパーに行ける!と喜びでいっぱい。


それがこのボルダーの Alfalfa's Market

ここがもう楽しいのなんのって、野菜やフルーツの新鮮さに、食材の品揃えの豊かさ、
コーヒーにいたるまで、もうまる~~っとローカル押し。
ここでしか手に入らないものがたくさん!


この「COLORADO LOCAL」のステッカーがいたるところに貼られています!
「この店から○マイルのところから届いています!」とコメントつきの商品も。

これは本当に素晴らしい!
ステッカーが貼ってあると、見分けがつきやすく、旅行者の私でさえ、自然ともう目でステッカーを追っています。

ローカル!ローカル!ローカル!




そうそう、スーパーで必ず訪れるスパイスコーナー。
クラスではスパイスのお話をする機会が何度かありましたので、
生徒様はご存知の、シナモンちゃん。


true cinnamon と、true 表記のないシナモン。
アメリカのスーパーでは必ずこの2種類が揃えられています。

この違いについてのお話はクラスでたくさんしましたので、ここでは割愛、もっとボルダーを楽しんでいきますよ~!


ファーマーズマーケットで売られている野菜と遜色ない新鮮さです!





ベーカリーコーナーには面白いケーキも!
上手い!!なんだかアーティスティック!しかもグルテンフリー!





ベーカリーコーナーも充実!
ファーマーズマーケットに出ていた Izzio や Breadworks も卸しているよう。



ダメダメ、これからボルダーの街を巡るのに、
このスーパーで買い物してしまったら荷物が、、よし、帰りにまた寄るとして、
とりあえず街へ行こう!ベーカリーも巡らなきゃ!

でも実は向かったのは。。。


デンバー3日目、でもボルダーの日⑥ ~紅茶屋さんへ寄り道





ファーマーズマーケットが開催されていると、場所柄、ちょっと分かりづらくなるこちらの紅茶屋さん、Boulder Dushanbe teahouse 。

ベンダーのテントのバックヤードから入る形になります。

でもこんなに素敵な空間。
ファーマーズマーケットの喧騒から解き放たれた優雅な空気が流れます。






ティーハウス、というと、イギリス式、スコーンやサンドイッチがあって、
というイメージでしたが、
ここのメニューはちょっと変わっていて面白いのです。

食事をしている人が向き合っているお皿には、あれれ?トルティーヤ。メキシカン?

メニューを見れば、ベトナム風あり、インド風あり、ペルシャ風あり、ギリシア風あり、
取りあげていたらキリがないくらい。
ランチには天ぷらうどんもあるよう。天ぷらうどん!?


ここではゆったりする時間もないので、教室で皆様にお出しする紅茶を買いに。


Boulder Breakfast に Organic Rocky Mountain Mint 、
ローカル色の出た名前の紅茶を買って来ましたよ。
私もまだ試していないので、楽しみです。


ファーマーズマーケットを抜けるとこんな景色!
さぁ、楽しみにしていた、今回の滞在中、初のスーパーへ!




デンバー3日目、でもボルダーの日⑤ ~豊かな土地、ボルダー






こちらのフルーツ屋さん、ここのプラム、サンタローザの美味しかったこと!

店から出て、違う店を覗いてみるかと、まずは今買ったばかりのプラムを口に放り込むと、おお!
あまりの美味しさに、くるりと身を翻し、
「美味しいから買い足しにまた戻ってきちゃった!」
「じゃ、また戻ってくるわよ」とお姉さん。

しっかり甘みが出るほどに完熟していて、噛めば溢れだすジュース!

店先には桃、ネクタリン、プラム、
そしてリンゴに洋ナシ。
夏の終わりと秋の到来を楽しめるいい時期にやってこれました。



野菜も驚くほどに甘みが強い!



新鮮さが保たれるよう、ミストが。



こうしてファーマーズマーケットを歩いていると、
ボルダー、コロラドが本当に豊かな土地だと感じさせられます。

目にも鮮やかな野菜にフルーツ、
行き交う人はそれらをバッグから飛び出させ、
買ったばかりのフードを片手におしゃべりしながら大笑い、
ステージから聞こえてくる演奏、歌声、
豊かな土地には豊かな時間と心が育まれるのだなぁとしみじみ思いました。






もぎたてピーチにプラム、野菜を食べ、なんだか大地を体に取り込んだような気分。
リフレッシュした気持ちと疲れのないしっかりした足取りで、次へ向かうは紅茶屋さんです!



デンバー3日目、でもボルダーの日④ ~ファーマーズマーケットを進みます!





次に見えてきたのは野菜!
色が濃く、カラフル!とりどりの野菜は葉っぱもピンと張りがありとにかく新鮮!
試食の野菜に、子供たちが次々手をさし出します。
ん~、美味しそう!


ふと隣を見ると、お菓子屋さん!



グルテンフリーか、、
ちょっと試食のケーキを食べてみるかな、と何気なく口に放り込んだそのひとかけらの美味しかったこと!
レモンポピーシードのケーキはレモンがしっかり香り、生地はしっとり、甘さもしっかり、グルテンフリーなんて言われても分からない!

えええ!?こんなにおいしいの!?、お隣のパンプキンケーキもお口へひょいっ。
うわぁ、スパイスがちょうどよくて美味しい!

並べられているケーキのラインナップも多いこと多いこと!
次々ケーキを求めて人が集まってくる理由もよく分かります。


感激しながら向かいを見やると、わ!ここもボルダーで是非とも行ってみたかったベーカリー、Shamane's bake shoppe




それにしても人がいっぱい!
この人の次が私の番だな、えと、りんごとプラムのガレットに、、
と心の中で買いたいお菓子をピックアップしていると前の女性が、
「そのりんごとプラムのガレットね」。

えええ!?!?まさか、その残り1コしかないガレットを!?

「ハイ、きみは何にする?」
「あ、あの、、、いまのりんごとプラムのガレット、、もしかして最後の1コ?」
「あ、そうだよ、あれで最後。こっちの桃のガレットはね、、」

ガーン。。。ショックすぎて、「桃のガレット、、」以降の説明は私の耳に入らず。。

「じゃ、それ、桃のガレット。。あっちのクランベリーとオーツ麦のクッキーは1枚。。」

注文も上の空。。楽しみにしていたベーカリー、わざわざデンバーから、いや日本から足を運んだのに、、あぁぁ、、、プラムのパイ。。
桃のパイはさっきも買ったし、昨日も食べたし、
インスタでプラムのパイを仕込んでいる様子を見ていただけに、ショック大きい。。


ふらふら~っと店を出て、向かい側のテントを見ると、
あら~、りんごがもう出てるのね~、桃もプラムあるのね~、、とまだ上の空。



でも仕方ない。
せっかくだから買ったばかりのガレット、食べてみるか。



これは、桃とアーモンドのガレット。
桃がたっぷり、上にはアーモンドスライス、というシンプルさかと思いきや、
桃の下にはアーモンドの生地。
フランス菓子で言うところのダマンド、というより、アーモンドのパウンドケーキが入っているよう。

初日のデンバー、Gateauxで食べたアプリコットとアーモンドのケーキの味がします。
コロラドの人は、アーモンドフレーバーが好きなのかな?と思いつつ、
フムフムと勉強になり。


気を取り直したところで、こちらのベーカリーへ。




うわっ、迫力満点のマダム。いやいやいや、それよりパンを見なきゃ。笑




う~ん、どれも美味しそう!しかし説明する姿も迫力満点。腰に手を当ててる。笑

写真はペイストリー類ばかりですが、
ここ izzio artisan bakery はお菓子屋さんではなく、サワー種から作るハードブレッドもウリのベーカリー。
ホールセールもしていて、州内のスーパーにも卸しているようです。
そういえば、ボルダーの Alfalfa's でも、cherry creek の Whole Foods でも見かけたような。

せっかくなので、ブルーベリーのスコーンとここでもオーツ麦のクッキーを購入。

HPを見て知ったのですが、接客をしてくれたのはここのヘッドベイカーさん。

「このクッキー、オーツ麦と、、ドライフルーツは何が入ってるの?ナッツも入ってる?」
「あ、えーー、ん?あ、それは、クランベ、、あれ?」
おーい!笑
全然把握してないところがおもしろい。

ま、四の五の言わずに食べてみて、ってことだな、と思い、購入。
よかった、接客があの迫力満点のマダムじゃなくて。食べてみなさいよ、って怒られそう。笑

izzio のブルーベリースコーン。



これが、これまでの人生で食べてきたスコーンの中で一番美味しかったかも!!というスコーンでした!
こんなゴツゴツに見えて、中はしっとりふわふわ!

スコーンにありがちな、ボロボロっと崩れるタイプではなく、マフィンを食べているかのよう。喉にもつまらない!
これはもう目からウロコ!
パン屋さんが作るとスコーンもこんな風になるのか、と感激しました。


さぁ、あちこち見てまわっておりますが、ファーマーズマーケットの終点、はじっこまであとちょっと!




デンバー3日目、でもボルダーの日③ ~ファーマーズマーケット!パイと桃!




朝食でお腹を満たしたところで、道中にあるお菓子屋さんをのぞきながら、
ファーマーズマーケットに向かいます!
遠目からもたくさんのテントと多くの人出が見えます。



あ!ここは!
お店を訪れたくても遠くて諦めていた、
というより、HPに出ているこの住所はアトリエで、そこで販売はしていないのかも?
なんて思ったりで諦めていた、my mom's pie



真っ赤なテントの下にたくさんのパイ、パイ、パイ!
ここから3種のパイをチョイス。


bumbleberry pie、apple pie、strawberry rhubarb pie!

バンブルベリー、というのは初めて聞く名前なので、
「バンブルベリー、、ってどんなベリーなの?」と聞くと、
「あ、それは、ごちゃまぜ、いろんなベリーが入ってるって意味なのよ。
 今日は、ブルーベリーとラズベリーと、、5種類入ってるわね」と。

ほぉぅ!知りませんでした!
絶対、教室でレッスンメニューにします、「バンブルベリー」と言いたいがために。笑
「ありがとう!」と店を後に。


次に目に飛び込んできたのは、念願のコロラドピーチ!
わーい!桃大好き!
コロラドピーチを食べに来た今回の旅、農園から直送のフレッシュなもぎたてピーチが食べられる!



あれ?身体の大きな方々に遮られて、ピーチの写真が。。笑

3コ入り、4コ入り、大きさで組み合わせて入っていて1袋5ドル。
真剣に悩み、、、4コ入りをゲット!



いい香りが漂ってきます!


ここはまだまだファーマーズマーケットの入り口、さぁ、歩みを進めます。


デンバー3日目、でもボルダーの日② ~朝ごはん!



ボルダーまでの1時間ほどの道中、いくつかバスストップがあるのですが、
途中で乗り降りする人が各停留所2~3人はいます。

みんながみんな、ボルダーを目指すわけではないのだなと見ていると、
自転車組は手前で降りていき、颯爽と愛車にまたがり、風を体に受けながら広がる平原に散らばっていきます。

別れと出会いを繰り返し?、やっと着きました、ボルダー!バスはスムーズで乗り心地も快適でした!


向かうはここも事前にチェック済みのこちら。クレオール料理店、Lucile's



なぜにボルダーでクレオール料理?
はい、私もそう思います。笑

クレオール料理については、ケイジャン料理との違いも含め、wikiに紹介されていますので、ご興味ある方はこちらを。
ざっくり言えば、南部の方の料理です。ざっくりと。笑

1980年の開店時、最初にシェフを務めた方がニューオリンズの有名レストランで修業した経験があったとか。
当時コロラドにはクレオール料理の店はなかったそうです。

今のシェフになってからも、その精神は引き継ぎつつ、新鮮な野菜、肉、魚介を使ってさらに料理に息吹を吹きこんだ、とのことで、

• "FIVE STAR REVIEW" - The Boulder Daily Camera
• "BEST CREOLE RESTAURANT" - Westword Magazine
• "BEST BREAKFAST IN BOULDER" - The Boulder Daily Camera
• "BEST BREAKFAST/BRUNCH" - Boulder Weekly Magazine

、と、数々のタイトルを手にしています。
店舗もボルダーを皮切りに、デンバー、近隣のフォートコリンズ、ロングモント、、と全部で6店舗あります。


この Lucile's はこれらタイトルからもお分かりのように、朝食、ブランチが評判、
なかでもビスケットが絶対のおススメだとか。
期待でワクワクしてきます!


週末の9時半過ぎなんて一番混んでいるのでは、、との心配通り、
外には人が溢れかえり、席が空くのを待っています。



写真を撮っている私のいる辺りが日陰なので、こちらにも3~4人グループが2~3組ほど。

中に入り、朝食を食べに来たこと、人数は1人と告げると、
「多分20分くらいで案内できるよ」「下の名前だけ教えて」「順番来たら呼ぶから」

こんなことは毎週のこと、いや毎日のことかも、
慣れたお兄さんは、次々やってくるお客さんを上手に丁寧にあしらい、案内していきます。

「○○~!」

呼ばれたのはそう、20~30分は待った頃でしょうか?
ニットの上からカシミアのあたたかいフード付きパーカー、さらにウルトラライトダウンを着ていても、日陰ですっかり冷え切った体。。
ボルダーはデンバーより一段階、寒い気がします。

席に案内されると、中はアメリカの一般家庭に招かれたような雰囲気。
寒いのに、メニューで目が止まったアップルサイダーを注文。笑



左右を見ると、皆、ニューオリンズ名物、このお店の大人気メニューでもある、ベーニェを頼んでいます。

それも気になるけど、、
やっぱりビスケットにグレービーでしょう、
8月クラスメニューだったし、ここのグレービーはどんなかな?と、

Carlin County
Chef Mickey’s sausage gravy on a buttermilk biscuit.
Served with red beans and grits.
を注文。

来ました!



こうなることを予想して、
「ここのfamous biscuit 1コは持ち帰りにするから、よろしくお願いね」
と伝えてありました。
上からソースがたっぷりかかっていては、ビスケット自体の味が分かりづらいのです。

フォークを刺すと、ビスケットはほろり崩れます。



うん!食べたことのないビスケット!!
これは是非、再現してみたい!!
今書いていて思い出しましたが、確か、ビスケットのミックス粉をお店で売っていたはず。。このときはすっかり忘れて買っていないのが悔やまれます。。


グレービーはスパイスの香りが私の好みではなかったのですが、
なにが美味しかったかって、このグリッツ!

甘いもので疲れ切った胃に染み込む、染み込む。笑
お粥のように優しい味わいで、グリッツばかりにスプーンが進みます。

南部のシュリンプ&グリッツも、こんな風に美味しいんだろうな~、
西部にいながらにして南部に思いを馳せます。笑


ここでもまた、半分も食べないうちにお腹はいっぱい!

後で調べたところによると、食欲が落ちる、すぐお腹いっぱいになる、というのも高山病の症状の1つだそうで。
もしかしたら軽く高山病になっていたのかな、と思ったり。


さ、いよいよ楽しみにしていたファーマーズマーケットへ向かいます!