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いつからでも好きな時に参加できるスタイルの【本科】クラスでは、
新規の生徒様を募集しております。
ご入会、体験レッスンは随時受け付けておりますので、
HPの contact よりお申込み・お問合せください。 皆さまのご参加をお待ちしております!



※2020年2月から新型コロナウイルス感染拡大防止の観点より、教室でのクラス開講は見送っております。
現況下では、実教室でのクラス開催は2021年春以降になるのではと考えております。

現在、現生徒様向けにウェブクラスを開講しており、
初めてのかたにもご参加いただけるよう、ウェブ体制を整えております。
スタートの折にはブログ、HP、インスタでご案内いたします。
楽しみにお待ちいただけますと嬉しいです。

2017年8月27日日曜日

9月のアメリカンベーキングjust baked!




9月のアメリカンベーキングjust baked!、クラスメニューのご案内となります。


メニューと日程は以下にご案内しております通りとなり、お申込みは随時、承っております。
はじめて参加してみたいです!という方は、
HPのcontactをクリックすると表示されるメールフォームにてお申込み下さい。


just baked!は、いつからでも好きな時に参加できるスタイルのアメリカンベーキング教室です。
実習したお菓子をお1人1台お持ち帰りいただき、
当日は、講師の作る、ご紹介するお菓子とは異なるメニューでのご試食タイムがございます。
フランス菓子とはまた違った魅力を味わいに、ぜひ体験レッスンからご参加ください

ダロワイヨ等で勤務しフランス菓子職人だった講師が、
フランス菓子との作り込み方の違いも丁寧にお伝えしながら、
アメリカの今の味、その魅力をお届けしております。

皆様のご参加をお待ちしております!




クリックしていただくと大きく表示されます


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■【2017年9月本科】(レギュラークラス)
【メニュー】 トリプル・シトラスケーキ
【開催日】 9月19日(火)、20日(水)、23日(土)※各日とも11時~
【受講料】 5,000円 ※材料費・手提げ等全て込
【内容】9月の【本科】は、いわゆるパウンド系「ケーキ」の最終回。今回は、3種の柑橘を焼き込んでいきます!

レモン、オレンジ、ライムをたっぷり焼き込むケーキは味わいもさわやか、
上からかかるグレーズも柑橘それぞれの魅力を生かし、その色合いも美しく。
冷蔵庫に入れておいてもしっとり、
エレガントなティータイムにもぴったりのお菓子です。
お1人1台、たっぷりサイズのローフ型でお持ち帰りいただきます。

実習するお菓子とは異なるご試食やテーブルセッティングも是非お楽しみに!





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■【2017年9月研究科 ※本科修了生徒様】(レギュラークラス) 
~シカゴクラス
【メニュー】バタースコッチチップ・クッキー、アプリコット・ハマンタッシェン、ココナッツマカロンの計3種
【開催日】 9月16日(土)11時~
【受講料】 ご案内通り ※材料費・手提げ等全て込
【内容】Discover Americaがテーマのクラスでの、昨年のシカゴで食べてきた味をご紹介するクラスです!

クッキーもハマンタッシェンもそれぞれがシカゴで人気のレストランの味を、
ココナッツマカロンは大好きなベーカリーの味を再現しました。

バタースコッチチップは日本では手に入りづらい材料ですが、今回はアメリカで買ってきたものをたっぷり焼き込みます!私にとっては高校生の頃、インディアナポリスのホームステイ先のホストマザーが作ってくれた思い出の味でもあります。
ハマンタッシェンはジューイッシュのお菓子でしっとり、ロシアンクッキーのよう。
ココマカロンは噛むほどにココナッツの香りが広がります。

ぜひお楽しみに!






お菓子の美味しくなる季節、両クラスにて皆様のお越しを楽しみにお待ちしております!



8月【本科】パイナップルUSDケーキクラス、終了いたしました!







本日で予定しておりました8月【本科】パイナップル・アップサイドダウン・ケーキクラス
全日程を無事終了いたしました。
暑い中、ご参加くださいました生徒様、本当にありがとうございました!


トップの写真はご試食メニューのパイナップル・アップサイドダウン・パンケーキ。
これはM様の盛り付け^^

ダイス状のパイナップルを焼き込んだパンケーキと、
ホイップド・ブラウンシュガーバター、バニラ・クリームソース、
そこへフレッシュパインを散らして。
ナッシュビルで買ったアルティザン系チョコレートもお召し上がりいただきました。


さて、実習していただいたケーキのほうも、ご試食の間に焼けてきましたよ~。
あら、ちっちゃくかわいく写っていますが、しっかり4~6名様分のファミリーサイズです^^



1台だけ、ピロっと型を逆さまに取り出したところを。


今回は紀ノ国屋さんで買ってきた
フレッシュパイナップルをカットして、ピーカンナッツを合わせて


パイナップル・アップサイドダウンケーキはもともと
パントリーにあるパイン缶を使ったのが始まり。
ドール社がハワイのパイナップルの缶詰化に成功し、アメリカ本土へ渡るようになった1900年代の初めの頃です。

ですので、もちろん缶詰を使っていただいてOK、
そのほうがいつでも作れますが、
せっかく流通の素晴らしい現代、フレッシュでジューシーで甘~いパイナップルを使う方がずっとずっと美味しいです


缶詰の輪切りパインの真ん中に、
これもまた1900年代初め、同じ頃に瓶詰め化に成功したマラスキーノチェリーを配置、というのがビジュアル的には王道ですが、こういう姿もアリです^^
しかも今回、パインは厚切り

生徒様が、
「あの缶詰みたいに薄くしなければいけないと思っていました」とおっしゃっていましたが、
いえいえ、好きにぶ厚く、そして、薄いのと組合せたりしながら、
食べるところによって味わいを変えて楽しめるのも家庭のお菓子の魅力。
焼き上がったケーキをカットして、場所によってパイナップルの量が大きく違うものをベーカリーが商品としてお店に並べるわけにはいかないですからね^^


パティスリー&ベーカリーのお菓子、
ア・ラ・ミニットなレストランのデザート、
家庭のお菓子、
同じ「パイナップル・アップサイドダウンケーキ」でも、そのフォルムやデザインを自在に変えて楽しめるのです

私だったら、
ベーカリーだったらこういう風に、レストランだったらこんな感じに、
こんな型だったらこんな風に作ります、なんてお話しもさせていただきました^^
ちなみにこれでレイヤーケーキも作れますよ☆


いつでも、クラスで作ったものと全く同じに作らなければ!では、お菓子作りの楽しさも半減
こうしたいときはこうすればいい、というコツとポイントを押さえれば、
時間がないから今日はマフィン型で、
レシピにあるバニラビーンズは今、高いから今日はレモンの皮を、
と、クラスでお伝えしたポイントを噛みしめ、
生徒様なら、自在にお作りになれるはず^^

ぜひ、フレッシュのパイナップルが美味しい今、モリモリ焼いてくださいね!


来月はパウンド系ケーキの最終回、
トリプルシトラスケーキです。
レモン、ライム、オレンジを焼き込んで、さわやかでしっとりしたお菓子をローフ型を使って作ってまいります!

詳細はまた改めましてご案内させていただきますね!

お菓子がますます美味しくなる秋を控え、来月の just baked! もぜひお楽しみに~!


試作フォトより

試作フォトより



2017年8月21日月曜日

8月【研究科】デンバークラス、終了いたしました!






アメリカお菓子旅より帰国して1週間、
19日(土)に、8月【研究科】デンバークラス、無事終了いたしました!

今回は夏らしく、先日とは違うデニム生地のクロスで。


昨年のデンバー旅で味わった、とびきり美味しいパイを2種、
・chocolate pecan pie
・peach crumble pie
をご紹介いたしました。




あら、ピントぼけまくり。久しぶりの一眼レフ。。笑


仕立てたのはミニサイズ
ミニサイズはこれまでのクラスで初めてでしたね。
デンバーで食べたそのままのサイズ感で美味しさをお伝えしました^^

手間がかかりそうですが意外とそうでもなく、何より焼き時間が短縮できます。


ピーカンパイはアメリカ南部のみならず、全米で親しまれているパイ。
よくサンクス・ギビングのときなどにもそのメニューに加えられます。

しっかり甘いのが特徴ですが、今回はナッツを多め、ヴァローナのチョコレートをたっぷり加えたので、それほど甘く感じないはず。
とはいえ、これがアメリカで食べて私が感動したその味です。

これまでの私の経験では、
アメリカのお菓子、特にベーカリーのお菓子は、甘すぎる、ということは殆どありません。
美味しく食べたそのままの感動を味に詰めて作り込んでいます。
どぅお~、甘すぎて飲み込めない、ということがたまにありますが、笑、、だいたいがブラウニーです。笑


もう1つのピーチ・クランブルパイも素材の味を生かして。
クランブルの甘さで食べる感覚で、桃はやさしくスパイスをまとわせるだけ、しっかり焼き込むとジューシーがおいしい。

今回は、白桃ではなく、ワッサーを使いました。
ワッサーは、ネクタリンと白桃の交配種。偶然からの産物らしいですが、その後、品種改良等繰り返し、今のように流通するように。それでも多くはないですね^^
使ったものは、しっかり固め、ジュース少なめ、果肉はキレイなオレンジイエロー。

焼いている時からよい香りが漂い、焼き上がりの色もキレイ!


さて、そんなパイを焼いている間はゆったりご試食タイム



今回は、ワッサーを使って、ブラウンシュガー・ビスケットでショートケーキに。
クリームにはマスカルポーネの酸味がほのかに。

焼き立ての熱々ビスケットの熱でクリームがとろ~っと溶けていきます。

本当はそのままのフレッシュのワッサーを、と思ったのですが、
ちょっと果肉が固めだったので、急遽ソテーして。

あたたかいホーミーなおやつです。


このブラウンシュガーのビスケット、とっても美味しいのですよ~。
しっかり甘いものの、この甘さは控えたら×
これも是非いつかレッスンメニューに加えたい1品です。


次回はシカゴクラス、【バタースコッチクッキー、アプリコットのハマンタッシェン、ココナッツマカロン】の3種をご紹介予定ですが、
もしかしたらナッシュビル・メニューに飛んでしまうかも?笑

ぜひ、楽しみになさっていてくださいね~!
来月もお越しを楽しみにお待ちしております!


このチョコolive&sinclairはナッシュビルのアルティザン・チョコレートショップ。ひと口どうぞ^^


DENVER&NASHVILLE紀行2017 INDEX



今回のデンバー/ボールダー&ナッシュビル旅2017、
投稿をINDEXにてまとめました。

サブタイトルも加えましたので、アンテナに引っかかった記事からどうぞ!
そして一緒に旅しているような臨場感を味わいたい方は、ぜひ最初の記事から順を追って読んでみてください!



デンバー1日目① ~旅計画とデンバー着!:旅のはじまり!
デンバー1日目、でもボールダーの日② ~ボールダーへ!:デンバー着からすぐにボールダー!
デンバー1日目、でもボールダーの日③ ~ボールダー散策 Pearl St.:去年できなかったのんびり散策

デンバー1日目、でもボールダーの日④ ~夜ゴハン:大好きEtai'sのサンドで胃をいたわる

デンバー2日目① ~ダウンタウンで朝食を:再訪・snooze an AM eatery
デンバー2日目② ~ファーマーズマーケットでの再訪:どうしても食べたかったパイ!
デンバー2日目③ ~再チャレンジ!ベーカリーへ!:去年はお休み、今年は!?
デンバー2日目④ ~お初ベーカリーへ:このベーカリー、知らなかった!
デンバー2日目⑤ ~cherry creekへ:ショッピングセンターへGO!

ナッシュビル1日目① ~バイバイ、デンバー!、、の前にゴタゴタ:ボケボケしてます
ナッシュビル1日目② ~ナッシュビル~!:着いた!初の南部へ踏み入れる!
ナッシュビル1日目③ ~Dozen Bakery:全部美味しい!!!
ナッシュビル1日目④ ~人気のベーカリー!:進化系ハイエンド・ドーナツ、five daughters bakery
ナッシュビル1日目⑤ ~お買いもの♪:ナッシュビル在住カントリーミュージシャンのオシャレ・セレクトショップ

ナッシュビル2日目① ~念願の!:Loveless Cafeで朝食を
ナッシュビル2日目② ~ナッシュビルでスーパーへ:トレジョとホールフーズ
ナッシュビル2日目③ ~DEN!?:意外や人気スポットかも!トラディショナル系ドーナツ
ナッシュビル2日目④ ~ちょっと立ち寄りベーカリー:近所の人たちの憩いの場
ナッシュビル2日目⑤ ~直球、南部料理!:憧れのあんな料理にこんな料理
ナッシュビル2日目⑥ ~ちょっと寄り道:sprinkles cupcakes

ナッシュビル3日目① ~ここもマストなホットスポット!:Biscuit Loveにラブ♪
ナッシュビル3日目② ~ナッシュビル・ダウンタウンをうーろうろ①:お土産いろいろ購入
ナッシュビル3日目③ ~ナッシュビル・ダウンタウンをうーろうろ②:ナッシュビル名物のどでかい甘さ!
ナッシュビル3日目④ ~ナッシュビル・ダウンタウンをうーろうろ③:キャンディショップ
ナッシュビル3日目⑤ ~ここも来たかった!パイショップ!:南部の味を堪能!
ナッシュビル3日目⑥ ~ご近所カフェで:frothy monkey

ナッシュビル4日目最終日① ~いよいよ帰国、までの道のり①:バイバイ、ナッシュビル!までドッキドキ
ナッシュビル4日目最終日② ~いよいよ帰国、までの道のり②:空港までのバスに揺られ
ナッシュビル4日目最終日② ~ナッシュビル国際空港:朝ごはんはあのファストフードショップで
最終日④ ~オヘア空港で今回のアメリカ旅の〆:いよいよ羽田へ向けて!


デンバー記 ~ちょっと余談①気になるお買いもの:シリアル
デンバー記 ~ちょっと余談②夏ですし!:ポ、ポ、ポ、ポップコーン!
デンバー記 ~ちょっと余談③テレビに:Denver Biscuit Company!いえ、ワタシは出てません。笑


ナッシュビル記 ~ちょっと余談①アメリカ最古の?:ステキなお土産が買えます^^
ナッシュビル記 ~ちょっと余談②やった!:今回は消防車!
ナッシュビル記 ~ちょっと余談③ウェスタンブーツ!!:買おうか、買うまいか。。



最終日④ ~オヘア空港で今回のアメリカ旅の〆






ポップコーンのような雲を眼下に、1時間半ほどのフライトで定刻通り、シカゴ・オヘア空港に到着しました!

帰りの乗り継ぎは同じターミナルでそれほど大変ではないはず。

飛行機から降りてターミナルに着くとまずこのボードを✔



羽田行きは、、C10ね。
到着したのは確かB10。BからCへ移動しますが、同じターミナル。

これからオヘアで5時間ほど時間をつぶさなければいけません。
ナッシュビル発オヘア行き、もう1本遅いフライトにすれば良かった。。


このオヘア空港では楽しみにしていたことがいくつか。
・いつものthe great american bagelでいつものサンドを食べる。
・クラスでお出しする紅茶、シカゴローカルのargo teaを買う。
・garrettのポップコーンを買う。

ぎょ!全部食べること。。


その前に、まずは建物を移動して帰りの便に乗る場所を確認。

BからCへ。



これまでの成田⇔オヘアはJALだったせいか、
このターミナルに来たのは初めて、ここを通ったのも初めてです。


しかも外は陽がサンサン、明るい!過去2回のシカゴは毎度冬でした。

今度はターミナルを移動して、、
子供が遊んでいますが、ライブ演奏の準備中。



argo tea、遠っ!
でもよかった、以前、生徒さんが気に入ってくださったフレイバーがあった!
バニラ・アールグレイ。


あちこち散策してオヘアを知り尽くしたところで、
そろそろ何か食べておくかな。


このターミナルには、
the great american bagelはもちろん、いくつか気になる店が入っています。

Billy Goat Tavernに、Berghoff Cafe。
どちらもシカゴのループ近辺にお店があります。


Billy Goat Tavernは「ビリー・ゴートの呪い」で有名なビリーのお店です。
可愛がっていた羊との球場への入場を断られたことで、地元野球チーム、シカゴ・カブスが2度とワールドシリーズに出られないよう呪いをかけ、そのせいで去年までの71年間、ワールドシリーズ進出もリーグ優勝もできなかったという話があります。
ここはハンバーガーが有名。

Berghoff Cafeはドイツ料理を出す老舗レストランで、ここのプレッツェルを食べてみたかったのです。
今、HPでメニューを調べてみたら、
ええ!?!?ラーメンにポキ!??!タコスにパニーニ!?!?
全然ドイツじゃない。。。


結局、プレッツェルにソーセージが食べたくて Berghoff Cafeにしましたが、
うーん、脂っぽい!
ドイツのソーセージはこんなんじゃない。。。



チーズは苦手な香りの強いもので、ザワークラウトはひたすら酸っぱく、、
大量にマスタードを塗るも。。。TT


なんとなく意気消沈しつつ、ギャレットでポップコーンを買い、過ごしていると結構いい時間に。
いよいよニッポンへ帰ります!

シカゴ発羽田行き、ANA便、いざ!
わっ!ガラガラッ!
久しぶりに4人席に一人ぼっちで座りました。


しかしそうか~、今回の旅の締めの味はあれだったか~。
次回、オヘアで食べるもの、考えておこう。笑



今回はあちこち移動&胃が絶不調な中でのスロースタートな旅でしたが、
作ってみたいお菓子に出合え、
なんといっても初の南部の味も堪能でき、
これが、どれも自分の口にぴたり、
前世は南部にいたんじゃないか、と思うくらいのマッチ感。
次の旅への思いも膨らみ、とっても有意義なものとなりました。

生徒の皆様には、
美味しい今のアメリカ菓子の味をお伝えし、
たくさん買い込んできた紅茶を堪能していただいて、
またアメリカ菓子へのワクワクが増す何かを感じていただけるよう、
クラス作りに励んでまいります!


今月のパイナップルUSDケーキクラスは今週よりスタートいたします。
ジューシーなフレッシュパイナップルを使った、アメリカの家庭のお菓子、
ぜひ楽しみになさっていてくださいね!

皆様にお会いできますことを楽しみにお待ちしております!


長いアメリカ旅行記2017、お付き合いくださいましてありがとうございました!
また番外編をちょこっと付け加えるかも^^





ナッシュビル4日目最終日③ ~ナッシュビル国際空港




空港3階のチケットカウンターに着くと、ようやく私の中でおなじみ感の出てきたweb-check in機。

えと、オヘア空港で乗り換えの羽田行きだから、、
、、あれ??、NGが出る。
よし、もう1回。羽田だから、HND、
、、、、あれれ???

「すみません、コレ操作するの、手伝ってもらえますか?」
おしゃべりを楽しむユナイテッドのお姉さんたちに声をかけます。
「いいわよ」

「こうでしょ、こうでしょ、ここまで合ってるでしょ、
 で、ココなの、オヘア経由でニッポンのハネダへ行くんだけど、
 HNDって入れても、、、」
「オヘア行くんでしょ?
 ナッシュビルから飛び立って、その飛行機が着くところを入れるのよ。
 だから、ORD、、」
「ほら、これでOKよ」
「あ、そうなのね、ずっとHND入れてた。ありがとう!」
「こっちのカウンターで荷物のタグは出てくるから、預け入れの荷物ちょうだい、2つね?」
「うん、ありがとう!」

成田のユナイテッドのお姉さんに言われていた、
「ナッシュビルの空港でチェックインしたら、
荷物が羽田行きになっているか、数は合っているか、
飛行機のチケットがナッシュビル→オヘア、オヘア→羽田の2枚出てきているか、
確認してくださいね」
を思い出し、入念に確認。よし、OK!


さ、出国審査、、デンバーであれだけ並んだから、、、
、、あれ?全然人いない。結構ガラガラ。笑

はぁ、これで一安心。
なにか南部らしい、ナッシュビルっぽい朝ごはんでも食べよう。あとお土産も。


あはは、GooGooいっぱい!Moon Pieね、買ってみよう。
あら、こんなにたくさん loveless cafeグッズ!やだ~、acmeのもあるぅ。。

コレ欲しいなぁ~。いや、重いですって。笑



アハハ~。ウェスタン調~。被って遊ぶ。笑
ちなみにこんなウールのスヌードをしてしまうほどの小寒さ。



いやいやいや、遊んでる場合じゃない、朝ごはん、朝ごはん。

ナッシュビルローカルのお店がいくつか入っているものの、
朝のメニューはどこもたいてい、
たまご、ベーコンかハム、ビスケットかパン、というもの。

ん~、あんまり食べたくないなぁ。。

ふと足をとめたのが、Popeyes Louisiana Kitchen、ファストフード店です。

デンバーで見かけてずっと行ってみたかったのだよな~。ここにするか。


メニューをじっくり眺め、、
ビスケットはちょっとお腹が膨れるし、いらないなぁ、
あ、トルティーヤでフライドチキンを巻いたラップサンドもあるんだ。
サイドに私の大好きなtator totsがつく!ひと口サイズのハッシュドポテトです。
朝から揚げものオンパレード、キラリ。

「すみません、このコンボセットで」
「飲み物はどうされます?」
「牛乳を」
「ミルクはないんです。このメニューから選んでもらって、えと、うちのオリジナルドリンクと、」
「オリジナルドリンクって??」
「アイスティーなんですけど、」
「じゃ、それにする」
「はい、かしこまりました。ではできましたらお呼びしますので」
「はーい」

しばし待つと呼ばれました。



飲み物、大きっ!!!スタバのヴェンティより大きいのでは?くらいのサイズ感。

まずはオリジナルドリンクとやら、ゴクリ、、ぐわぁっ、あまぁっっっっっ!
今まで生きてきた中で一番甘い飲み物!!

ところがこれが、なんだか飲んでしまう。いや、むしろ美味しいかも。笑

気になって日本に帰ってからググると、
その、CANE SWEEEET ICED TEA™ とやらは、
made with 100% cane sugar from a special blend of orange pekoe and pekoe black teas from the Far East and South America! It’s the perfect complement to our bold, Louisiana flavors.
とのこと。

こだわり抜いて作った味であることがHPにも書かれています

だからおいしいのかも。紅茶自体の香りや味わいが、日本のコーヒーショップ等で飲むアイスティーの10倍は美味しいです。甘さもイヤな甘さじゃない、十分甘いですけどっ。笑


さてさて、トルティーヤのほう、、、


わ、真っ黄色!しかもなんか臭い。。気のせいかな??

パクリ。う、やっぱり臭い。。臭いのはチーズ??いや、トルティーヤだ。

中のチキンはサックサクで味付けも美味しい!
お行儀悪いですが、中味だけ取り出して。。
好物のtator totsをつまむ手も止まらず。


ふぃ~、お腹いっぱい!
このドリンク、全部飲めちゃうけど、シカゴでも何かお腹に入れるから、このぐらいにしておこう。


搭乗口へ向かうと、なにかあったのかな?
「クラス1の方はこちらへ、、」と言っていたunitedのお姉さんが、
「2以降の方、あちらのカウンターで手続きして下さい」

はいはい、あっちね。
お、この飛行機。外付けタラップじゃないのか、今回は。ちょっとがっかり。笑



飛行機に乗り込むといい感じでガラガラ。

「席空いていたら移動してもいいかな?」
「ここから後ろの席でしたらご自由に移動して下さ~い」
みんなに言い始めました。

窓側席を確保して、これから1時間半ほどのシカゴへのフライト。
無事、バイバイ、ナッシュビル!バイバイ、初の南部の地!



ナッシュビル4日目最終日② ~いよいよ帰国、までの道のり②




やっと来た空港行きのバス!
「空港へ行くのよね?」
「そうだよ」

えいやっ!と、増えた荷物を持ち上げ、1.70ドルの料金をボックスに入れ、バスに乗り込み、席を見渡し、、
しまった~!!!

見ると、全員無表情、怖そうなアフリカ系アメリカ人ばかり。。
ぎょぎょぎょっ。。


いくら日本でこの格好では外出しません、という服装でもこの中ではかなり身ぎれい。
しかもスーツケースもよく皆が持っている TUMI や RIMOWA ではなく、
布でできた、しかもはじっこがすりきれ始めたものでも、結構キレイ。笑
たまたま持っているボストンバッグが、このスーツケースと色合わせしたかのごとくオシャレに見える。。笑

これはもう運転手さんのそばに座ろう、
あんな後ろは何かあった時に逃げられない、怖くて座れない、だって空港まで50分。。



座ろうと思った席の隣をふと見ると、
オシャレなシャツに身を包み、キレイなバッグを抱え、スマホでドラマを見ているアフリカ系男性。
この救世主の隣の席、確保っ!

向かい側には、
ペラペラのビニール生地バッグの縫い合わせた糸がボロボロにほつれ、
持ち手を固く結んで手で抱えている髭を生やした初老の痩せこけた男性、
多少身ぎれいではあるものの、真っ赤なマニキュアがところどころはげ落ち、時折ガラケーを操作する50代くらい、ショートカットでお尻の大きな女性。

キョロキョロしてはいけない、と思いながらもスーッとまわりを見渡せば、皆、労働者、肉体労働者風のアフリカン・アメリカンの人たちばかり30名ほど乗っています。

明らかに浮いてます、ワタシ。笑

これ、空港とダウンタウンの各ホテルを巡回するバスで便利です、って空港のサイトにあったじゃん、、宿泊客風の人、誰もいないよ、、うそつき。。
半分涙目で心臓バクバクさせながらこれからの50分を過ごす予定。。


目線を下に落とし、ただ時が流れるのを待ちます。


いくつか停留所をやり過ごすと、
途中から乗り降りが頻繁になり始めました。

乗ってくるのは皆、やはりアフリカ系アメリカ人。ズボンが汚れていたり、ボロボロだったり。すでに工事の作業服を着ている人もいます。
皆、身ぎれいなアジア人の私には目もくれず、奥の席へ向かいます。


この環境に慣れ始め、落としていた目線をあげ、窓の外を見始めました。
西部のような風景。殺風景、たまに工場が点在するような。

ぽつんぽつんと時折あるコンビニ風の店の窓や入口ドアには鉄格子があります。
この鉄格子はその地域の治安状況を推し測る材料の1つ。
これがあるということは、強盗が来るということ。ひぃぃ。。

今まで見ていた、南部白人の優雅な生活、ナッシュビルの風景とは真逆の光景が広がっています。


工場前に着くと降りるバスの乗客たち。
朝の7時過ぎに出勤。身なりはボロでも、勤勉に働いて両足でしっかりアメリカの地に立っている、そんな必死さ、健気な力強さも感じ始めたところで、
そろそろ空港近く。空港近辺のホテルを巡回しはじめました。

ファストフード店の制服を着た、これまたお尻も身体も大きな女の子が乗ってきました。
朝までの勤務を終えた感じで、席に着くやスマホを触り始めました。


あらら~、ここで降りちゃうの??
私の隣の救世主、向かいのおばちゃんと一緒に降りて行ってしまいました。
ホテル勤務かな?

気付くと、少し前まで話し声が聞こえていた後方からは物音さえしなくなっていました。


ほどなくして空港着。
パッと後ろを見れば、乗客もまばらになっていました。
ん?ここが終点なのに降りない人もいるんだ。

「空港のチケットカウンターのあるターミナルってどこかな?」
「そこから後ろに引き返す感じで、あのサイン通りに歩いて行けばたどり着けるよ」
「ありがとう!」


ホテルから空港まで1時間近くかかり、ようやくたどり着くと、
自家用車からの旅行客がぞろぞろ横断歩道を渡ってこちらにやってきます。

あ、ついて行こうっと。笑

エスカレーターで3階へ。
3階がunitedのチェックインカウンターのある出発ロビーです。





ナッシュビル4日目最終日① ~いよいよ帰国、までの道のり①




さぁ、いよいよ帰国!
今回は、ナッシュビルからシカゴへ、シカゴから羽田、という乗り継ぎで帰ります。
ハイ、大好きシカゴを挟みました。笑

10:55にナッシュビル発の便に乗るために、
7時過ぎにホテル前のバス停に来る空港行きのバスに乗り込む予定。
車だとすいていれば20分程度のところを、このバスでは停留所がいくつかあったり、迂回したりするため40~50分かかります。

滞在中、ナッシュビルでは1回もバスに乗っていない。
大丈夫かなぁ??治安。。


というのも前日、フロントで、
「あの角に空港行きのバスが来るのよね?」と確認に行くと、
「バス?空港行き?知らないなぁ」
「え?ホント??あそこに来るはずなんだけど。。(というか前日にそこにバスが来ているのを見ている)
 みんな普通やっぱりタクシーで空港行くの?」
「uberかタクシーだね。uberだよね、いまは」
「うーん、uber使ったことないしアプリもダウンロードしてないの。。
 じゃ、明日、タクシー呼んでほしいってここで頼めば呼んでもらえる?」
「はい、もちろん」

というやり取りがあったので、不安だったのです。

ホテルのフロントの人が、ホテルの斜め向かいにある空港行きのバスを知らないってことは、そのバスに乗る人なんていないってことだよなぁ、、と。

でもバスはきちんとナッシュビルの公共交通機関MTAが運営しています。
しかも空港のHPには、「空港と近隣およびダウンタウンのホテルを巡回するバスで、、」とうたっています。

うーむ、悩む。ま、朝の雰囲気で決めるか。笑


朝、起きると、部屋のドアの下から1枚の紙が入れてあります。領収書でした。
わ!いまどきアナログ!
ウェスティンホテルはいつもメールで明細が事前に送られてくるか、
デンバーのときのように、チェックアウト時に、紙かメールか聞かれ、どちらかを選べます。

ペラリと領収書とキーを持ち、
7時前にフロントへチェックアウトの手続きをしに行くと、
アフリカ系アメリカ人の怖そ~な女性が立っていました。
「おはよう!」
うわっ、全く笑わない。にこやかさ皆無。チェックアウトの作業淡々。。

バスの時間まで20分ほどあったので、玄関付近のソファに座りこみ、こじんまり携帯の充電をしながら、笑、、
バスが来るのを見つめます。

大きな身体のアフリカ系アメリカ人男性客が大きな楽器とスーツケースを手にチェックアウトしにエレベーターを降り、こちらへやって来ました。
どうやらタクシーを頼んだ様子。

いい人そうだし、きっと空港へ行くんだよね、一緒に乗りたい、と一瞬思ったりしつつ、笑、、
窓から見えるタクシー運転手さんがみんなおしなべてファンキーで恐そうだったので、
やっぱりバスにしよう、最悪、バスが時間通りにこなかったらタクシーを頼もう、
と度胸を決め、ソファに深々と座りました。


チェックアウトをしたのにずっとソファに座りこんでいる私を見て、さきほどのフロントの女性が
「どうしたの?何か問題でも?」と声をかけてきてくれました。
「ううん、あそこの角に来るバス待ってるの」
「あ、そうなのね」

なんだ、いい人じゃん。笑
気にしていてくれたんだ。少し気持ちがほんわかしたところで、
窓から引き続きバス停を見つめていると、ワワワ、バス停のすぐそばのベンチにホームレスが来た!
わー、そこからどいてー、こんな荷物持ってそこに立つの怖いわー。まだ外はしらじら明けてきた、くらいの時刻。

建設作業員風の屈強な身体の男の人たちがやがてそこに集まってくると、ホームレスはどこかへいなくなりました。

よかった。。。

あ、そろそろバスの時間!


倍に増えた荷物を、ガラガラひきながら、横断歩道を渡り、待つことしばし。
バスがやってきました!

大きく「AIRPORT」と書いてあります。
これだこれ!

「おはよう!これ、空港へ行くのよね!?」
「そうだよ~」
「えと、1.70ドルだっけ?」
「そう」

よかった~、あとこれで乗ってればいいだけ、と、バスに乗り込んで、、
しまった~!!!

続きは次の投稿へ^^



ナッシュビル3日目⑥ ~ご近所カフェで




ダウンタウンへ戻ってきて、
そうだそうだ、行きたいお店があったんだった!
ホテル近くなのでてくてく。frothy monkey!おさるさんがトレードマーク。



別の場所にベーカリーを持つこのお店は、
ナッシュビルに3店舗、そしてもう1店舗が8月14日にオープンしたばかり、
ほかにベーカリーと、
近隣のフランクリンにもう1軒あり、
こういうお店はなんて表現すればいいのかな?
ダイナーってわけでもなく、でもダイナー的お食事ができて、カフェっぽくオシャレに作ってあります。

お店に入ってキャッシャー近くの焼き菓子エリアに近づくと、、
あらら、そうですよね、こんな夕方過ぎではこれしか残っていませんでした。。

コーヒーケーキと、ドライトマト&ゴートチーズのスコーン。


コーヒーケーキは上にクランブルものっていて、王道の味、シンプルな味わい。
スコーンはかじってみて気付きました、ワタシ、ゴートチーズ嫌いだった。笑
これ、ゴートチーズじゃなかったら美味しかったかも。

昨年の7月に開催したワイン・スコーンクラスにご参加くださった生徒様は、
トマト風味のスコーンをお召し上がりいただいた、あの感じです。
ワインを使わず、さらにゴートチーズを入れるとこんな感じの味わいに。

ん~、ケーキも食べてみたかったなぁ~。


さぁいよいよ帰国!明日は朝7時にはチェックアウト予定。
荷物をまとめて準備しなきゃ!





ナッシュビル3日目⑤ ~ここも来たかった!パイショップ!




ホテルで一休みしてから向かったのはパイショップ!
The Loving Pie Company。
インスタでフォローしたら、なぜだか向こうからもフォローバックしてくれた、優しいお店。笑



ショップ立ち並ぶエリアではなく、
ナッシュビルのダウンタウンから少し離れ、のんびり落ち着いた心地よいエリアに1軒、ぽつんとあるお店。

お店の中も、家に招かれたような居心地良さ。
外からさしこむ光もやさしく感じられます。



メニューを覗きこんで、ザッツ・南部のパイ!を食べたい!と、
再びチェスパイをセレクト。そしてココナッツカスタードパイ、アップルパイを。
どれも500円ほど。


じゃ~~~ん♪



手前のパイがチェスパイ。
チェスパイといってもレッドヴェルヴェット・ヴァージョン。

むふふ~、全部あまぁ~い!でもとってもおいし~~い!!

シェフのおススメはこのブハハ、と笑ってしまうくらい甘いココナツカスタードパイ。
はい!ワタシもこれが一番のお気に入り!
ここまで甘くするのは勇気がいる。笑



これだけ食べてもまだまだ気になるパイがある!
本日のパイ、ということで、
"Pie wanna dance with somebody! "
というパイを。
おもしろいけど、激甘。これはちょっと飲み込めないかも。。笑

でも、私がやってみたかったパイなので、甘さ控えめで作ってみようかな。



外を見るとリスが木に登っている。
ん~、本当にのどかで気持ちいい。

裏にはこんな小屋があったり。



南部のしっかり甘いパイを堪能して、
甘さに対する勇気も出たところで、笑、、
さぁ、街に戻ります!





ナッシュビル3日目④ ~ナッシュビル・ダウンタウンをうーろうろ③




次に向かったキャンディショップはこちら!
以前、テレビで紹介しているのを見て行ってみたかったのです。
savannah's candy kitchen


店名に savannah とあるように、
もともとはジョージア州のサヴァナにあるキャンディショップ。




奥までずずずいっと、まさにキャンディ天国!







こういうお菓子を見ていると、
30年近く前に初めて訪れたシカゴ、インディアナポリスのショッピングセンターで売られていたキャンディを思い出します。
はい、もうこのまんま。あんまぁ~い、という。笑
懐かしい感じがしますが、アメリカ人にとっても懐かしいのかな?



こういうところに来ると、大人も子供も関係ない!
ご試食ブリトルを配るお姉さんにみんな手をさし出します。
ハイ、私もご多分にもれず。笑



小さく見えてますが、これ、かなりの大きさでしたよ!
アメリカ、いつも思いますが試食が試食のサイズじゃない!笑

シアトルにあるオバマ元大統領お気に入りの fran's というチョコレートショップは
1粒数百円のボンボンショコラをまるまる1コ、試食させてくれます。太っ腹!


あ、レディとして申し上げておきますが、
指の白い箇所は、ささくれだっているわけではなく、このブリトルの砂糖の塊がついているだけですから~。笑


そういえばブリトル、クラスでまだご紹介していなかったなぁ。いいかもいいかも^^


さて、少し街を見渡しながらホテルにいったん引き揚げます!