TOP




 


いつからでも好きな時に参加できるスタイルの【本科】クラスでは、
新規の生徒様を募集しております。
ご入会、体験レッスンは随時受け付けておりますので、
HPの contact よりお申込み・お問合せください。 皆さまのご参加をお待ちしております!



※2020年2月から新型コロナウイルス感染拡大防止の観点より、教室でのクラス開講は見送っております。
現況下では、実教室でのクラス開催は2021年春以降になるのではと考えております。

現在、現生徒様向けにウェブクラスを開講しており、
初めてのかたにもご参加いただけるよう、ウェブ体制を整えております。
スタートの折にはブログ、HP、インスタでご案内いたします。
楽しみにお待ちいただけますと嬉しいです。

2016年9月17日土曜日

デンバー4日目⑤ ~またまたちょっと遠征



ホテルに戻ってくると、あ、今回も無事に帰れた、とホッとします。

残り少ない時間と日程、次へ行くぞ!と、買ってきたパイにビスケットを置き、
次に向かった先は、Sugar Bakeshop。ここのベーカリーもステキHP

朝、Highland のベーカリーが祭日をくっつけて連休にしていたので心配になり、事前に電話で確認。
「やってるわよ!」の声を聞き、よかった~とまたバスに乗って向かいました。

ん、、この路線もちょっと怪しげな人が多いかも。。
1人、大声でずっと何か喋っているおじさんがほんのすぐ傍に。
話しかけないでよー、無視するなとか言わないでよー、、コワイ。。

でもなんとか着いた。。



外でお茶を飲んでいるお客さんが1組。
広めの店内、中にもカフェスペースがありますが、先客はなし。
ドアを開けてショーケースに近づくと、、



あら、こういうことをやっているお店はアメリカで初めて見たかも。
これでもいい、というお客様はいるはずですね。





王道のアメリカのベーカリーといったラインナップ。
ブラウニーあり、カップケーキあり、マフィンにスコーン、レモンバー。

選んだのは、この3種、
ピーナツバタークッキー、ブルーベリーのポップタルト、クリームチーズレイヤーブラウニー。
どれもこれまで訪れたデンバーのベーカリーにはなかったものばかり。





これがなんと!、どれも美味しい!

ピーナツバタークッキーはかなりの大きさ、分厚さ。



それでもサクッと食感で甘すぎず、ピーナッツバターのいい香り。
ポップタルトも中に仕込まれた自家製ジャムは外のアイシングとでちょうどいい具合。

ブラウニーにいたっては、ガトーショコラのようで、
普通ココアパウダーだけで作るところを、チョコレートも入れているであろう味。
もちろん、クリームチーズ部分との甘さのバランスもバッチリ。


食べるのはたいていホテルに帰ってからなので、
あぁ、違うものももっと買えばよかった、、と悔やむことも何度か。

味も知らないこの時はとりあえず帰ることに必死。
この路線は行きと帰りのルートが異なるので、帰りのバス停を探し歩き始めました。


お店のあった大通りから1本東へ。こちらの通りも車の往来の激しい大通り。
少し小さめのオールドファッションな家が立ち並ぶエリア。

そう、このバス停。Googlemapより。



斜め向かいに見えるレンガ造りの家は、アフリカ系アメリカ人のお兄さんが、
モクモクと煙をあげながらBBQで一人、何かを焼いていました。
遅めのランチかな。夕食の準備かな。


バス停で待っていると、お!遠征先のバス停で初めて一緒にバスを待つ人が。
いつもいつも1人でバスが来るのを待っていたので、
人が1人いるだけで、こんなにも安心感があるものか、と自分でも驚いたほど。
ロック系ゴシックファッションに身を固めるヒスパニック系のそのカワイイ女のコはスマホに夢中。


やってきたバスに一緒に乗り込み、またホテルへ戻ります。


途中、女のコが、座っていた一番後ろの席から運転席へ駆け寄り、何か尋ねていたとき、
車内にいた白人男性、
美容部員風のアフリカ系アメリカ人の恰幅のいい女性2人組は、
半分お尻の出ているそのファッションに、お尻に目が釘付け。
3人で顔を見合わせ、半笑いしながら首を横に振り「嘆かわしい」という表情。


すっかりバスの中の人間観察が板についたところで、
面白いものが見えてきました。



ホウキと、チリトリと、ゴミ?
デンバー美術館のアート作品のようです。
タイトル『Big Sweep』
高さ9メートルのようですが、バスからはもっともっと大きく見えました。

ここまで来ると 16th Street はもうすぐ。

途中、観覧車のような、アトラクションが見えたのですが、
それはコレ、A Taste of Colorado 。レイバーデーの週末に開催されていたよう。

このエリアはバスターミナルの再開発工事中。
バスルートや、停留所も大幅に変更、今回のイベントでダイヤも大きく異なっており、
複雑な道といい、迷い込みそうで、途中下車しませんでしたが、なかなかに楽しそうでした。


さ、ホテルに戻ったら、今日はあともう1軒行けるかな!?




デンバー4日目④ ~Denver Bicuit Co.!!





お昼前の11時すぎに着きました、Denver Biscuit Co. 、ビスケット料理専門店です。

フードトラックでイベントなどにも出店していますが、ここが店舗。テレビにも取り上げられる有名店とあって、店の前は案内を待つ人で溢れています!

わぁ、これは困った。1時間は待たないとムリかも。。

アメリカの人は食事をしたらさっとお店を出る人が多いので、
食事をする店で、日本のようにお茶だけで延々おしゃべり組は見かけません。
それでもこの人数、、テイクアウトにしてもらおうか悩んだ挙句、
最も楽しみにしていたのでここで食べないわけにはいかない!と長時間待ちを覚悟。

「ここでビスケット食べたいんだけど、、私1人よ」
「ん?1人?」
受付に立つ2人の女性がこちょこちょっと相談し、
「あそこのバーカウンターでいいなら、すぐに案内できるわよ」
「え?ホント!? いい、いい!」

なんと、あれだけの人が居並ぶ中、待ち時間ゼロで案内してもらえました!ラッキー!!




どれにしようかな~。
えと、周りの人は??



わ!出た!屈強男子ばかり、ここでもまた!

先月のビスケットクラスでお話ししましたが、
ポートランドの Pine State Biscuits を訪れた時、ふと周りを見渡すと男子ばかり
日本で言うところの吉牛状態。

そしてここデンバーのビスケット屋さんでも!
ビスケット料理って、男子の食べ物なの??


、、そうかも。
どーーーん。



大きさが伝わりにくいかな?
では、このビスケットの大きさを。



これで作ったのが、あの料理↑ 笑

運ばれてきた時、もう笑うしかありません。おっきすぎ!


悩みに悩んで注文したのは、

The Dahlia $9.50
Housemade sausage patty, apple butter, fried egg & maple syrup
BUILD IT ON BISCUIT FRENCH TOAST $2.50

ひと口目は、
ビスケットのフレンチトーストおいしい!
7月のクイック・シナモンロールクラスにご参加くださった生徒様は、全くあの味です!
そこに、
ちょっと焼き過ぎで固すぎるソーセージパティ、
BBQソースのように感じたけれどアップルバター、
卵黄がとろり流れ出る目玉焼き、
上からジャバジャバかけられたメープルシロップ、
といった構成。

楽しみにしていましたし、美味しくないわけではないけれど、
頑張って頑張って食べてコレ。
食べかけの汚い画像をUPして申し訳ないです。。写真を小さめに。。



下のビスケットには全く手をつけていませんが、コレで限界。1/4も食べられず。

忘れられているかな?と思いきや、きちんと手元に届けられたテイクアウトのプレーンビスケットをカバンに入れ、
カウンターで忙しく立ち回るお姉さんに、
「お会計お願い、、しま、す、、うぐぐ」
「あら?それ、持って帰る??」
「う、ううん。。いい。。。」

やり取りを見ていなかった、カウンターの向こうにいたおじさんがやってきて、
「それ、持ち帰りの箱、持ってこようか?」
「いやややや、、、い、いらない。。。」

心の中で、ごめんなさい、と呟きながら、コレを持って帰ったところで食べられる自信がなく。


苦しくてヨロヨロしながら店を出て、バス停へ向かいました。
バス停付近に人は少ないけれど、この店がすぐ近くです。
日曜日、バスの本数が少ないのよね、ちゃんと来るかな、、
燦々と降り注ぐ陽のもと、待ちます。この地の日差しの強さは尋常じゃない。
日焼け止め日焼け止め、と取り出し、旅の恥はかき捨て、真っ白にムラムラに塗りたくり、中途半端なアスリート風。

あ!きた!ほぼダイヤ通りの時間。

バス停にもかかわらず路上駐車が多かったので、車道に出て、ココ!ココ!と手を挙げると、
バスの運転手さんは、「さぁね」という仕草をして通り過ぎます。

う、うそ。。なんで??

もしやバス停が違う?
見るときちんと、行きに乗ってきたのと同じ番号15が書いてあります。

今日はこの停留所を使わない日、とか?
もう1つ向こうに行ってみようか、
あの時間のバスを逃すと次は30分後、それも通り過ぎられたら、、
と不安が募ります。

葛藤すること10分ほど。
向こうからまた「15」と書いたバスがやってきました!
今度は置いていかないで!さっきより派手に手を振ったところ、すぐに停まってくれ、無事、乗ることができました。

なんでさっきのバスは、、と自分に問いかけ、ふと思い出しました。
通り過ぎたバスは「15L」と書いてあったことを。
あ、違う路線だったんだ!
もしたまたまあのバスがこの停留所を使っていたら、全然違う街へ連れて行かれるところだった。。バスが停まらないでくれてよかった。。

再度胸をなでおろし、ホテルへ向かいました。



デンバー4日目③ ~パイ天国!!!



このブログをずっとご覧くださっている方、
生徒様はよくよくご存知、私は大の大のパイ好き!


ここも、事前にHPチェックしているだけで胸が高鳴ったお店、The Humble Pie Store
だって、”Award Winning Pie ”って!

着いた着いた!



テラス席も完備されています。


HPに ”Now Open On Colfax & Monroe ” とあるように、移転してきたばかりのよう。
以前の店舗は Baker というエリアに。
滞在先ホテルからちょっと遠そうですが、Colfax よりは治安はよかったはず。。

とりあえずお店に入ると安心します。

さぁ、いざ!





ひゃぁ~~~!上から下までぜーーーんぶパイ!
パイ!パイ!パイ!まさにパイ天国!

これまでアメリカ各地でパイ屋さんを訪れてきましたが、この数の多さ、バリエーションの豊富さ、圧巻!見たことありません!

これだけ作る、ということは、それだけ売れる、ということ。
間違いなく美味しいはず!

5コも買ってしまいました!全部で16ドルほどだった、かな?
ミニサイズをチョイス。デンバーのパイ、ミニサイズは皆このアルミ型ですね。コレも他の地では見たことのないスタイル、型。

塩味系から、
■チキンポットパイ
■BBQポークポットパイ



甘い系から、
■チョコシルクパイ
■キャラメルアップルパイ
■ピーチクランブルパイ



むぅぅ~、美味しかった~!
どれも冷蔵庫でしっかり冷やしてあり冷たく、
この前の Long i Pie Shop とはまたパイ生地自体の風合いも異なるのですが、こちらはこちらでまたクセになる味。

塩味系の2種、とっても美味しかったので、研究科の Discover America ツアークラスでぜひともご紹介したい!
そういえばクラスで塩味系のパイって、、久しぶりかもしれません。

甘い系もなかなかの味!このチョコのパイ、コレも絶対に再現したい。
こういうチョコパイもクラスでやっていなかったかも。


持ち帰ってホテルで食べたのですが、いやはやもう、パイってなんて幸せの味がするんだろう~とうっとり。


味の感想を先に書きましたが、
このパイはこの時は紙袋に入れられてバッグの中。

実は1番楽しみにしていたお店へ、これからビスケットを食べに行ってきまーす!





デンバー4日目② ~こわっ。。



朝から楽しみにしていたお店が休み、というショックを受けながらも気を取り直し、そして、何より気を引き締めて向かったのが、Colfax 通り。


5ポインツの治安の悪さは前の投稿で書きましたが、
再び外務省のアラートを引用しますと、、

「デンバー市内で特に治安の悪い地域は,市内ダウンタウン北部に位置するファイブ・ポイント及び市中央を東西に貫通するコルファックス通り沿いです。こうした地域では,依然として,未成年者で構成された暴力グループによる事件,駐車場などで起こるけん銃強盗事件などが特に夜間に発生しています。また,同地域においては,麻薬や覚醒剤に関連する犯罪やギャング間の抗争も発生しており,犯罪に巻き込まれないように注意することが大切です。」

今日訪問するのは、↑で太線イェローにしたコルファックス通りのほう。


下の地図の赤い部分が5ポインツ地区オレンジの矢印の指す、黄色く表示されている通りがコルファックス通りです。
金色のドーム状の屋根がシンボルのコロラド州会議事堂は、Denver の文字の近く、やはりこの通り沿いにあります。



この Colfax 通りは東西にかなり長くのびる通り。
私が行く辺りは飲食店が立ち並び、ベーカリーもいくつか。
ポートランドで行き損ね、日本進出も噂される Voodoo Dougnuts もあります。
ちょうど、矢印が指しているのがそのドーナツ屋さん。

ほかにもこれから訪れるデンバーの超人気店もあるので、
アラートが出ているのは私の目的地よりももっと先かも、まぁ大丈夫かな、とバスに乗り込みました。


ん、大丈夫じゃないかも。。

バスに乗り合わせる人たちを見れば、これから自分が向かう先の治安状況が想像できます。
同乗者たちの身なりが明らかに違う。


車社会のアメリカ、
バス、トラム、電車といった公共交通機関を利用するのは車を保有できない層、
と一般にはそうなのでしょうが、
たとえばポートランドのように、排出される排気ガス量を抑えるために、
市民が使いやすく便利な交通ネットワークを整備、車を運転する必要性を減らそうとしている街などは、ごく普通に皆が公共交通機関を利用しています。

デンバーもロハス発祥のボルダーがそばにあり、環境のいい都市。
バスも皆使っているだろう、、という考えが甘かったことは、バスを利用してすぐに気付かされましたが、
これまでで一番警戒する気持ちが強くなった路線、15番ルート。。



30分、1時間と長く乗るわけでもないし、と、自分に言い聞かせるものの、
バスが左に曲がって Colfax 通りに入ったとたん、景色が一変します。

砂埃が舞い上がっているような、霞がかかったようなこの風景の中、道を歩くのはホームレスばかり。しかもその数が多い。

これはしまった、怖くて引き返したくともここでは絶対に降りられない。。
日本では恥ずかしい位のダサい服装で身を固めたワタシでさえ、ここではかなり身ぎれい。目立つ。もう目的地に行くしかない。。


乗りこんでくるのもホームレス然の老人、男性、女性ばかり。


乗りこむと同時に、運転手に何やら話している20~30代のアフリカ系アメリカ人のホームレスがいます。
こんな時に限ってバス中央より後ろに座った私、何を話しているか全く聞こえてきませんが、バスは一向に出ようとしません。

すると、先に乗車していた、こちらは身なりの整った同じくアフリカ系アメリカ人のおじさん2人が、何やら彼のことについて話しているよう。

それに気づいたホームレスの男性、
「よぉよぉ、お前ら俺のこと何か言ってんのかよ! ヘイ、メーン!!」
と始まり、
ワワワワワ、、、ヘイメーンだって、、やめてやめて、喧嘩しないでよ、、と心の中で呟くも、無視を決め込む彼らにどんどん激高していきます。

アアアアアア、、、どうしよどうしよ、でも絶対ここは降りる方が危ない。
幸い、バスは10人以上乗っているし、運転手さんもいるし、
と、ひたすら時が過ぎるのを待ち、貝の状態に。。

「君のことなんか話してないよ」
「笑ってただろ!」
「いや、話してないよ」

応酬に疲れたのか、ホームレスは諦め、私の横を通り過ぎ、奥の席へ向かいます。
おじさん2人は、やれやれといった表情で、フッと首をかしげる、小馬鹿にしたような仕草をしました。

ああぁぁああ、、それ見られたらまた始まっちゃうよ、やめて~そんな仕草~、、
心の中で必死に訴えかけます。

幸い、彼らに背を向け奥の席に向かう彼には見えていなかったようで、
大人しく座りこみました。


はぁぁ、、よかった、やっとバスが出る。


、、と思ったのも束の間、
ワンブロック進むとすぐにやってくる次の停留所で、アジア系おばさん、白人おばあさんのホームレス2人組がバスに乗り込もうとしています。

足の悪そうなおばあさんがバスに乗れるよう、アジア系のおばさんがバスを引き留めます。

やっと来たおばあさん、再び運転手に何か言っています。
またもやバスは全く動く気配なく、止まったままです。

、、今度は何事よぅ。。


おばあさんが、乗客に向かって 「誰か、お金ちょーだい」 と言い始めました。

どうやら、バス運賃が足りないよう。皆、何の返事もしません。

「お金、ちょーだいよ」
「あんた、お金ないの?」

先に乗り込んだアジア系おばさんに尋ねるも、財布をふってお金がないことをアピールしています。

「誰か、お金」 「6ドル」

ややや、結構な金額を請求するじゃない、と思いながら、事が過ぎるのを待っていても、彼女の支払いが済むまでバスの出る気配がありません。


私の真後ろの席、リュックを背負った旅行者風の男性が
「おいふざけんなよ、くそババァ」 「いつまでやってんだよ」
と、放送禁止用語を交えて一人ブツブツつぶやいています。

あれれ?あなた、このバスの救世主のようにキレイな格好で、私にはあなただけが頼りだったのに。。。

「運転手さん、うしろのドア開けて!」 男性が降りると、何人か続けて降りていきます。
あぁぁ、、人が、、人が減る。。


すると、同じくしびれを切らした、よれよれのピンクのTシャツを着た白人のおばさんが、
くちゃくちゃになった1ドル札を6枚、差し出しました。

わしづかみにし、そのまま運転手に渡したおばあさんが仲間のおばさんの隣に座ろうとすると、
さっきの2人組おじさんのうちの1人が、
「あんた、お礼言ってないだろ!」
と始めました。

もぉぉぉ、、、そりゃあなたの主張は正論だけど、今はいいよ、私が降りてからやって、、お願い。。

おばあさんはそのおじさんに向かって 「あ、ありがとう」 と言うと、
「私にじゃないよ、あちらの女性だろ、お金をくれたのは!」
「あの人にお礼を言うべきだろ」

「ありがとう」

白人の女性は無言で頷きました。


バスにエンジンがかかり、ようやく平穏が戻ったところで、
えと、私、降りるのどこだっけ??
旅行者に見えないよう、小さく折り畳んだ地図をこっそり見ると、まだまだ目的地への半分も来ていない。

外を見ると右手に人だかりの出来ているところが。よく見ると Voodoo Doughnuts 。
いい、いい、ドーナツなんてもうどうでもいい。。。日本で食べる。。


バスが進むと、少しずつ道行く人の雰囲気が変ってきました。

左手には フリーマーケットが開かれていて、ここにも人がたくさん。

少し安心したところで、目的地はもうすぐ。
でもどんどん人通りがなくなっていきます。


結局どうなんだろう、目的地の辺りは、、
不安に駆られていると、またもや人だかり、ここが今日のランチ処!よかった!

通り過ぎてすぐのバス停で降り、向かうはまずはそこではなく、パイ屋さん!
幸い行きたいお店が目と鼻の先でした。
このパイ屋さんについてはまた次の投稿で!
はぁ、、このバスの乗車で寿命が若干縮まった気が。。



デンバー4日目① ~朝からあじゃじゃ。。



グンモーニン、デンバー!!

ボルダーでの心地よい疲れから目覚めた朝、今日はあちこち巡ろうと、ちょっと早めに Highland にあるお菓子屋さんへバスで向かいます。

私が日本を発つちょっと前に、
日本テレビの『アナザースカイ』で、女子サッカーの澤/元選手がデンバーを紹介されていたとか。
全然知らず、見ることができなかったのですが、そのときに Highland へいらしていたそうで。ん~、どこだったんだろう。

私が向かったのは、wooden spoon bakery

日曜の朝、街なかの8時過ぎではホームレスがウロウロしてるかな、、と心配していたらやっぱり。。

バス停で待っていると、身なりはそれほどには酷くない女性が背後から、
「お金、、ない?」と声をかけてきました。

弱弱しい声だったので、
聞こえないフリ、聞こえないフリ、英語なんて分かりませーん、と振り返りもせず、遠くを見て、、実は固まっていました。笑

立ち止まることもなく、そのままヨロヨロと私の目線の先へ、彼女は歩いて行きました。

週末の朝の街なかはこういうことがよくあります。
それはそうですよね、毎日働いているビジネスマンや家族連れが、好きこのんでこんな時間に街なかにいるはずありません。


やってきたバスに乗り込むと、不機嫌そうなアフリカン・アメリカンの女性運転手。
バスは私1人の貸し切り状態。

降りるバス停を見過ごさぬよう、地図とにらめっこ。
どうも、この路線が通るエリアの環境はよさそうです。


「ありがとう!いい1日を!」と声をかけると「ありがと、あなたもね」

降りると、どこかへ出かける支度中のアジア系女性が建物から出てきて、いそいそと車へ、そしてまた建物へ戻っていきました。

その向かいにベーカリー!


がびょ~~~ん。。。

だって、アナタ、お店の休みは週1回、月曜だけのはずじゃ、、
とよく見ると、、



改めてがびょ~~~~~ん。。
あ、ガラス越しに茫然と写真を撮る私が写り込んでいる。笑

翌日の月曜は labor day で祭日、とは知っていたものの、
まさか、その前の日曜をくっつけて休むとは~~~!!


打ちのめされたのは、お店が休みだったからだけでなく、
帰りのバスの時間が30分以上先、1時間に1本しかないバスだったから。


仕方ない、と、バス停のベンチに座り、FB を更新。
向かいには小さめながらも、ガラス張りのオシャレな家があり、ここのファミリーもどこかへ出かける準備。
背後の家からはアジア系の男の子が出てきて出かけて行きました。
犬を連れて散歩するカップル、老夫婦、割と人通りがあるのは、このすぐ近くが飲食店エリアなこともあるかも。

はす向かい、角のカフェでは朝食を楽しむ人が見えます。

今日はこれからものすごく楽しみにしているランチが待っているので、ここは我慢。
しかし、、寒い。。

スマホに目を落とし、必死にピコピコ、昨日訪れたボルダー記を執筆。


コイツ、まだいるよ、という目でアジア人の男のコが食べ物片手に帰ってきました。
すみませんね~、バス来ないんで、と心の中で呟き。


FB投稿も完了、完全に体も冷え切ったところでやってきました、バス!


アハハ、さっきのバスの女性運転手さん。
なるほど、終点まで行って、それでまた戻ってくるスケジュールだから、ダイヤがこんなに開くのか、、と妙に納得。


ホテルへ戻り、ホテル内のスタバでトールサイズのラテ購入。
あの氷いっぱい、さんざん喉をうるおしてもらったデトックスウォーターが寒々しく見えます。人間、勝手なものです。


部屋の温度を上げ、体をあたためて、さぁまた出かけます!



デンバー3日目、でもボルダーの日⑨ ~ショッピング in BOULDER



さて、到着しました Target 。バス停から少し歩くと入口があります。

これまでも Target は各地で訪れましたが、ここは完全平屋建て。
City Target のようなコンパクトな造りと違い、完全に郊外型店舗、イコール、だだっ広くて移動が疲れる。。

目当ての食品エリアに向かいます。

わー!あったあった!





「ハロウィン」と「秋」がいっぱい!

もっといろいろあったのですが、あれれ??、、途中から買い物スイッチが入ったのか、全然写真が、、ない。。

来月10月のハロウィンクラスで使うお菓子なんかも買って来ましたよ!
ゆったりぐるぐる見回し、今回もチョコチップ購入のミッション達成。笑
懲りずにまた?と、生徒さんの笑いどころ。笑


会計を済ませようと、入口近くのレジに行くと突然、ゴロゴロゴロ~~!!
爆音とともに閃光が。
ガラスドアの外を見ると、さっきまであんなお天気だったのに、土砂降りの雨!
これも山の天気!??

稲妻が走り、入口付近では買い物を終えながらも傘もなく、駐車場に停めた車に近付けない人たちが茫然、様子を見る人だかりができています。


そんな中、用意のいいニッポンジン、折りたたみ傘をさっと取り出し、ぱっと差し、
人々の合間をぬって Macy's へ颯爽と移動。

、、の予定が、Macy's の場所が今一つ分からず、
もと来た道を戻り、バス停へ行き、バスで連れて行ってもらうことに。。


循環バス HOP は割と頻繁に来てくれるので本当に便利。
移動してみればたったのひと停留所でしたが、あの雨の中を迷いながら移動するよりはよかった。
少しの間に、雨も随分小ぶりに。
駐車場までのほんの短い距離を走らず、あの入口で雨がやむのを待っていたローカルの人々はこうなることがよくよく分かっていたのですね。


Macy's であれこれ見て、レジのおばちゃまと、
「さっきの雷、すごかったね~!」
「ホントよね、ビックリ」「え?東京から来たの!?」「コロラドはどう?」
なんて話をして、また HOP 乗り場に。

HOP はこちらでも書いたように、デンバー内と同じく RTD の運営。
朝ボルダーに来る時に使ったチケットがそのまま使えます。


ここからはショッピングモール、コロラド大学内を通る大回りルートになるので、
長旅になるかな、と思いバスに揺られて車窓を楽しむことに。
このショッピングモールエリアには、ピックアップしていたベーカリーとパン屋さんがあったのですが、ん、、、もうお腹いっぱい。。
降りて、2軒回ってまたバス待つより、もう街なかへ戻ろう。


途中乗り降りしてくるのは20代のコばかり。
窓から見えるコロラド大学の環境の良さにびっくり!

1つの街、になっていて、
大学の校舎に大学寮もあれば、
スタバなどのチェーン店、コピー屋さん、ドラッグストアの Walgreens 、カフェやレストランもたくさん立ち並ぶエリアも。

わ!、テレビドラマでよく見る、ギリシア文字を組み合わせた名を冠する大学クラブの建物が!建物に本当に3つのギリシア文字が書かれているのですね、なんだか感激。笑
建物の前には20~30人くらいの学生たちがおおはしゃぎしながらBBQ?楽しそうにしています。


左右の窓をキョロキョロ、完全に挙動不審のアジア人ですが、笑、、
こんなに緑もあって、校舎も立派、全てが整っていて、恵まれた環境だなぁと。
私の学生時代は、大学近辺になにもなく、
夕方4時ごろになると風向きが変わって牛の臭いが漂い、
6時過ぎると敷地内の池で蛙の大合唱が聞こえてきましたけど。今もそうなのかな?笑


ここまででまだ時刻は2時半過ぎ。
予定していた4時頃ボルダー発デンバー行きのバスにはまだ時間あり、
何より後回しにしていた Alfalfa's での買い物が!




この景色を撮った場所と似たようなところから同じ方向を撮った、お昼過ぎの写真と大違いですね。


さきほどの初回訪問でシュワちゃんになった気分で I'll be back!! と心の中で呟いた Alfalfa's に戻ってきて、
すでに目星をつけておいた、
■ブルーコーンミール
■ホワイトコーングリッツ
■チョコチップ
■ローカルメーカーのチョコレート
■シナモン
■ローカルのロースターによるコーヒー豆
■ローカル野菜のピクルスの瓶詰
などなどカゴに順に入れ、
あとは今日の夜ゴハンを。



さて、どっちを選んだでしょう?

、、もちろん、左の Boulder Power Slaw 、名前で選びます。笑
といいつつも、実は、これ、8月のクラスでご紹介したカーリーケールスローと似ていたので、味の比較に選んでみました。
ローカルのケールも食べてみたかったので。

先月クラス時、紫キャベツも入れようか、さんざん悩んでラディッシュにしたのですよね~、
それにしていれば見た目は近かったかな。

ちょっとお先に、ホテルに戻っての今日の夜ゴハンの写真をご紹介しますね。
全てalfalfa's で買ったものです。



しっかりボリュームたっぷり!

フライドチキンとミートボール、BBQ味の、、なんだったっけ?笑
と、ボルダー・パワー・スローにスイカ。
ご飯は玄米かな。バスマティライスが品切れでその代わりに、、残念。

このサラダ、教室でお召し上がりいただいたものよりずっと酸味は少なく、ナッツも入っています。しっかり甘めなところは私のものと一緒。
野菜に水分が少ないので、口の中がモッゴモゴ。噛むほどに美味しい!

フライドチキンはスーパーで買ったとは思えない、外はざっくざくのクリスピー、中はしっとり。もう1本買えばよかった。。
後日、この味、フライドチキンを求めて街をうろうろするぐらいの美味しさでした。笑


さぁ、これら香り漂うパックを携え、バスでデンバーへ戻ります!

クアーズ・フィールド近くのバス停ではコロラド・ロッキーズの応援団がザザっと降りて行き、
私は終点、ユニオンステーションまで。


ボルダー、ものすっごく楽しかった!
雷さえも、山の天気を満喫と言えるほどに。
野菜とフルーツに力があったことが私にとっては1番の魅力、
そして少し行けばショピングセンター群がありとにかく便利、
デンバーへだってバスでほんの1時間。
ここは本当に住みたい!、絶対に野菜とフルーツを食べに戻って来たい!と思える街でした。


最後は、ファーマーズマーケットで買って、ホテルで食べようと残しておいたフルーツを。洗ってパックに入れて冷蔵庫に。明日の朝のお楽しみ!
あ、ネクタリンも買ってましたね。笑




デンバー3日目、でもボルダーの日⑧ ~HOPは便利!



自身にとっての日記を兼ねているので、
あった出来事、訪れたお店、全て時系列にてお送りしておりますので、
どうでもいい内容の投稿もありますが、ご容赦を^^

と言い訳したのはここからちょっといくつかの投稿がそれに該当しそうなので。笑


さて、Lucile's で朝食をとりファーマーズマーケットを散策しながらBoulder Dushanbe Teahouse で紅茶を買い、ローカルのスーパーマーケット Alfalfa's を楽しんだところで、お菓子屋さん見るか、と覗いたのがこちら、Boulder Baked



ん?お店の中、、暗い。。



がびょ~ん。
夕方4時からオープンのお菓子屋さん、、そんなのってアリ??
デンバーでお昼2時過ぎには閉めるお菓子屋さんが多い中、まさかの。。

ファーマーズマーケットであれだけお菓子食べたし、ま、いいか、、
と、デンバーでは郊外にあって行きづらい Target に、Macy'sへも向かうことに。
みんな大好き Target 🎵

地図を見ると、
左端の○で囲ってある部分、今いる Boulder Baked から、
右上部分に○で囲った部分、目的地 Target まで、なかなかの距離感。
下に 200m の距離が参考に出ていますが、
ざっと見ても、んー、、2km はありそう。


オレンジのラインの、歩く予定の道、は、ボルダーの目抜き通り、ショッピングエリアでもある Pearl Street なので、散策しながらの30分程度なら、
治安の心配もないし、行けるかな、と昨日の段階では思っていたものの、
そこまで歩くと考えるとちょっと疲れが。。

そんなとき、行きのバス旅の間に検索していて見つけたのが、タイトルにある HOP 、
デンバー市内を運行するのと同じ RTD の運営するボルダーの街を循環するバスです。


循環バスなので、これに乗っていれば遠くの町へ連れて行かれることもない!
土日も運航しているようなので、これを利用することに。

コレが、とっても便利でした!

HOP ルートの、地図を横断する直線が、私の歩行ルートに重なります。まさにビンゴ!

Target まで連れて行ってくれて、Macy's 始めショッピングモールのあるエリアを通り抜け、コロラド大学を通って、また街なかに戻ってきます。
帰りが大回りになるけれど、時間の余裕もありそうだし、
あ、Target で永遠に居続けなければ、という前提が必要ですが、笑、、
とにかく疲れる心配、治安の心配はなさそう。


Boulder Baked 近くのバス停にたどり着き、買い物バッグを覗きこむと、
これまたがびょ~ん、、桃が、桃が、、潰れてる。。
1コはすぐにマーケット内で食べたものの、残った3コを持ち帰るのはムリかな、
潰れた1コをパクリっ!潰れたてなので美味しさ変わらず。笑


そうこうしているうちにやってきました、HOP !
60代くらいの女性運転手さん、にこやかで感じがいい。
車窓をゆったり眺め、、いえいえ、乗り過ごさないよう、目を皿のようにしながら、気を抜かず。


ショッピングエリア Pearl Street には、
デンバーにある Snooze や、Boxcar Coffee Roasters もあります。
そして、今回行かれず残念だったビストロ、The Kitchen もあります。

この The Kitchen はデンバーのユニオンステーション内にも出店、
フォートコリンズ、そしてシカゴにまで出店、
セカンドラインの Next Door も含めればかなりの店舗数を有していますが、
ボルダーのこのお店が発祥。
ローカルの野菜をふんだんに使ったプレートが人気です。
シカゴのお店の野菜は、、どうしてるんだろう、と素朴な疑問を抱きつつ。笑


個人が運営するお店が立ち並び、お店の数が少なくなってきたところで見えてきたのが大型店舗群、Target や Whole Foods Market です。

いざ、念願の Target へ!