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いつからでも好きな時に参加できるスタイルの【本科】クラスでは、
新規の生徒様を募集しております。
ご入会、体験レッスンは随時受け付けておりますので、
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現在、現生徒様向けにウェブクラスを開講しており、
初めてのかたにもご参加いただけるよう、ウェブ体制を整えております。
スタートの折にはブログ、HP、インスタでご案内いたします。
楽しみにお待ちいただけますと嬉しいです。

2016年3月23日水曜日

シカゴ1日目⑤ ~ちょっと物騒な名前の、、

次にやってきたローガンスクエアにあるこちらのパイ屋さんは bang bang pie、とちょっと物騒な名前のお店。bang bangは銃声です。
パイとビスケットのお店で、ここのビスケットはアメリカのグルメ雑誌のBest Biscuits in the U.S.にも選ばれています。

お店に入ると平日のお昼なのに人でいっぱい!


あれ?探せど探せどショーケースが見当たりません。。
カウンターでとうとう私の番になり、、
「えと、、パイは??」と聞くと、カウンター横の壁を指し、「あれが今日のメニューよ」とお姉さん。


ここから選んでカウンターで注文、お金を支払うと、店内で食べる場合はファーストフード店のように番号のついた札を渡され、テイクアウトの場合は名前を聞かれます。
名前を告げると、
「わぁ~、きれいな音の名前ね。日本語?どういう意味なの?」と細身のかわいい店員さんが尋ねてきます。
こういうちょっとしたやり取りの楽しさもアメリカ旅の魅力の1つ^^

奥にいるスタッフたちによってパイがカットされ箱詰めされると名前が呼ばれます。
私の名前が呼ばれると、さきほどのレジ打ちしていた女の子が、「あの人よ!」と私を指差しています。混雑した店内でも気配りが行き届いていて気持ちのよいお店です^^

パンプキンのパイと、洋ナシ&りんごとクランベリーのコブラーを買いました。
もちろんあのビスケットも。

このお店のパイは少し大人向けに仕立ててあり、ベーシックなパイにローズマリーやラベンダーといったハーブ類を組み合わせています。
それが私はちょっと苦手なので、笑、、今回のようなチョイスで。




そしてこれが噂のビスケット!ジャムとバターがついてきます。
この日はジンジャー風味のバターとベリーのジャムでした。


これも、さきほどのspinning Jのスコーンのように、おでこに当たったら怪我をするタイプ。笑
表面がゴツゴツで固く、パンのよう。サワークリームベースのレシピだそうですが、いわゆるビスケット、を想像すると全くの別物です。
噛みしめながら、これがBEST BISCUITS IN THE U.S.か~と。
万人受け、というより、ちょっと好みが分かれるかもしれません。


そんな bang bang pie、どうやらこの5月に待望の支店がオープンするそう。
広さは本店の2倍になり、新しいアイテムも追加されるようですので、楽しみですね!






シカゴ1日目④ ~ベーカリー続々

次にやってきたのはこちら、Spinning J Bakery and Soda Fountain、というおもしろい名前のお店。


入ると左手奥の細長い通路のようなスペースが喫茶となっており、ホテルのバーのような、大理石のテーブルが独特のいい雰囲気。右手の窓際スペースにはファミリーで楽しめそうなボックス席が配置されています。
ここではお菓子やコーヒーだけでなく、シェイクなども楽しめます。

ショーケースを覗きこむと、、
あれ?スカスカ。。パイもこのクリームタイプのものしかない。。
このときはまだ11時すぎくらいで、商品が揃いきってなかったのですね、、残念。。



写真のブルーベリースコーンとピーナツバターのクッキーを買いました。
さてホテルに帰ってから食べたこのスコーン、中はブルーベリーがたっぷり!


でも、投げておでこに当たったら怪我するんじゃないか、というくらいエッジが立っていて、笑、、全体的に固く、
ベーキングパウダーで作る一般的なスコーンというより、イーストを使いカンパーニュのような味わいを目指した、という感じのスコーンでした。


次に訪れたのが結露いっぱいのこのお店、笑、、BAKE°


とにかく天井が高くて、倉庫のような解放感あるスペースに、かわいらしい飾り付けがしてある、といった風。
ウェディングケーキの受注もあるようで、いろいろなものがディスプレイされていました。

さてさて覗くのはもちろんショーケース。クッキーがいっぱい!とりどりのケーキスタンドも1つ1つ雰囲気があります。



真ん中にあるのが、研究科2月クラスでご紹介したチョコチャンクとプレッツェルのクッキーです。このベーカリーで食べたものを記憶をたどりながら再現しました。
いずれご紹介しようと試作済みなのがその左隣にあるレモンのショートブレッド。
ショートブレッド、という商品名ですが、いわゆるメキシカンウェディングクッキーです。

上の写真でお姉さんの手元にあるのが、4月クラスでご紹介しようと思っているチョコチップとラズベリーのルゲラ。これもおいしいですよ~!

伝わらずに残念なのはその大きさ。どれも本当に大きいのです!

このお店のシグニチャーでもあるレインボーケーキが、この日はありませんでした。翌日違うお店で買うのですが、でもここのを食べてみたかった。


というのもこのお店、アメリカのベーシックなお菓子を作りつつも商品すべてに遊び心があって、それでいてきちんと美味しいのです。
気になって調べてみると、ご夫婦で経営されているようで、お2人ともシカゴの有名ホテルに勤めるパティシエでした。
お菓子がしっかりした技術のもとに自由に作られている感じがしたのはそういうことだったのですね。
実はお下品フォルムのクッキーもあったのですが、ここではご紹介を控えます。笑


さて次はまたパイ屋さんを目指します!

シカゴ1日目③ ~ベーカリーめぐり本格スタート!

さぁ、ここからは本格的に次々ベーカリーを巡って行きます!

まずは1軒目、パイ屋さん。パイの看板、カワイイ!曇り空ですが。笑


お店に入るとアットホームな雰囲気。あれやこれや雑多に置いてあるのですが、笑、、このグリーンの温かい色合いに、家に招かれたような居心地の良さを感じます。



わぁ、と店内をぐるり一通り見渡したところで、ショーケース発見!笑


近づいてみると、、
ん~、どれもボリューミーでおいしそう!


後ろのラックには、焼きっぱなしの焼き立てパイ。
それにしてもこんなに1日で売り切れるの?というくらいのパイが並んでいます。


このお店は、east villageのこの本店のほか、Evanstonにも支店があり、
シカゴ中心地のコーヒー屋さんにもパイを卸しています。
このくらいのパイは1日で本当に消費されてしまいそうです。


お目当てのパイを選びカウンターでいざお金を払おうとお財布を取り出すと、あれれ?お金がちょっと足りない。。
「ごめんなさい、お財布のお金足りなくて。ちょっと待って、、」とお札だけ入っているもう1つのお財布を探そうとすると、
「あ、いいわよいいわよ」と、レジ横にあった小銭から足りない分を足して、
「ハイ、大丈夫!」と。
お、お、おねーさん、ホントにそれで大丈夫!?笑、、と思いながらも、
笑顔あふれるお姉さんのご厚意に甘えて、「ありがとう~!」とお店をあとにしました。笑
アメリカのこういうところ、好きなんです。笑

いつも通り、パイ屋さんではパイは2つ以上買う、の鉄則通り(ただ好きなだけです。笑)、ここではパイを3つ購入。写真はシンプルなアップルパイ。



本当は入口横に配置されているカフェスペースがとってもかわいく、写真に収めたかったのですが、何やら1人、パイをつつきながら一生懸命勉強している学生さんがいたので遠慮してみました。

さぁ、次のお店へ!




シカゴ1日目② ~シカゴといったら!の、、

こっそり?笑、、2015年11月に行ったシカゴの旅行記を再開します!


シカゴのオヘア空港につき、ホテルへ移動、チェックインしてから向かったベーカリーは brown sugar bakery。このお店の話は①ですでに書いておりますが、そのあと北上して向かったのがここ、Jim's Originalです。



Jim's Originalはイリノイ大学のほど近く、ブルースの聖地と言われるmaxwell st.のそばにあるホットドッグスタンド。
スタンドとはいえ、間口の広くこんなに立派。なんと24時間営業です。
場所柄か、お店で働く人も来るお客さんもアフリカン・アメリカンの方ばかり。
近づき覗いてみると、わぁ、作ってる作ってる!



さぁ、どれにしよう~!

シカゴのホットドッグはシカゴスタイル、と言われる独自のもので、何が特徴的かと言えば、ケチャップを使わないこと。
けしの実のついたドッグロールに極太ポリッシュソーセージ、トマトスライスやレリッシュをはさみ、
その上からダイス状の玉ねぎをぱらぱらっ、そしてマスタード、というのが一般的。

でもこのJim's Originalは、ドッグロールにマスタード、ポリッシュソーセージにソテーした玉ねぎ、スパイシーなホットチリのみというシンプルスタイル。注文するとすぐ目の前で作ってくれます。
私がオーダーしたのは100%ビーフ。ひと口噛むと肉汁が溢れ出し、ソテーされた玉ねぎの甘みとチリのスパイシーさとが合わさりとっても美味しかった~!

1940年代からこのスタイルというホットドッグ、maxwell st.のミュージシャンたちも当時同じコレを食べていたのかな、なんて想像しながら食べるとまた格別です!

maxwell st.


さきほど、「お客さんもアフリカン・アメリカンの方ばかり」と書きましたが、
シカゴは、これまで訪れたアメリカの都市よりも強く、エリアによって集う人種がはっきり分かれているように感じました。
周遊観光バスに後日乗った時にナビをしてくれたお兄さんが「シカゴスタイルのホットドッグ、どこのお店の食べたの?」と聞くので「あの有名なJim's Originalで食べたよ、maxwell st.近くの」と答えると、「ん?知らない、そっちには行ったことないなぁ」と言いました。
老舗のお店でもありますし、まして観光案内を仕事にしている青年、たまたま知らなかったのかもしれませんが、アフリカン・アメリカンの人が多く集うそのエリアには行かないから、なのかなとも思いました。
「僕がいつもいるのはね、、」と彼が言ったのはシカゴの北に位置する、いわゆる白人の人、富裕層の多く居住するエリア。彼の勧めるお店もほぼ北部のエリアでした。


この後もそんなこんなを考える場面が多くある今回の旅ですが、
さぁ、しっかり塩味のものも食べたところで、笑、、次のベーカリーを目指します!