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2015年6月6日土曜日

ボストン2日目 ~ノースエンドとomni parker house!

さぁ、ここはノースエンド、イタリア人街です。

この地区、ものすごい近距離でベーカリーが5店舗以上も集まっており、
行列店もある、との噂を聞けば、いわゆるアメリカのお菓子でなくとも行かないわけにはいかない!と1軒1軒周ってみることに。

さて1軒目はこちら mike's pastry。


カンノーリを求めるお客さんで店の外まで行列のできるお店。
この時は外まで続くような行列はありませんでしたが、店内はお客さんでいっぱい!
飾り気もなく少し殺風景な、食堂のような雰囲気で、イートインでは買ったばかりのケーキをほおばる観光客で満席でした。

ショーケースを覗くとカンノーリだけでゆうに10種以上あります。


1コ500円近くしていますが、納得の大きさ。クリームもたっぷり!
そのほかにも美味しそうな、そして大きめサイズのケーキがぎっしりずらり並びます。



カンノーリはリコッタ・チョコチップを購入。そして大きなイチゴがのった真っ赤なグレーズのチーズケーキも。

これから長時間歩くことを考え、強い日差しにケーキの状態を心配しつつも、
次にこのお店から徒歩2分ほどの距離にあるこちらのお店へ。
地元のお客さん、といった感じの先客のおじさんが1人いるだけでした。


お菓子もたくさんありましたが、さきほどのお店のような華やかさはなく、デイリーな感じ。ケーキよりも、こちらに目が行きました。たくさんのクッキー!


続いて隣にあるこちらのお店へ。
外から店内を覗いただけ、なのは、ハードパンばかりだったから。
でもこちらも地元のおばさんがパンを買いに来ていました。


フムフム、と思いながら、次のお店へ向かいます。

イタリア人街でもサンフランシスコのときは、
観光客を呼びとめる客引きのボーイさんがそれぞれの店先に立っていて、もっとにぎやかな印象でしたが、
このノースエンドは、ちょっと落ち着いた雰囲気。時間帯のせいかな?

さてお次はフリーダムトレイルを歩いているときにも見かけた modern pastry。


ここは、1軒目の mike's pastry同様、カンノーリがあって、華やかなケーキの並ぶお店。イートインのスペースも店内も、ちょっとシックな落ち着いた雰囲気です。
ボストンクリームパイを買ってから目がいったのは、大ぶりのボンボンチョコ。
see's candy のような雰囲気ですね。


さてさて、ベーカリーはあともう1軒あったはず、、と探したのですがどうにもこうにも見つからず、あたりを何度も往復するもやっぱり見つからず、、仕方ない、、と諦めて。。

帰ってから検索してみると、やっぱりありますが、
でもそのあたりは何度も歩いたから絶対ないはずなのですよね~、、見落としたのかなぁ。
ボストンのベスト・カンノーリに選ばれています。うー、食べられず残念。


結局このノースエンドでは2軒でお菓子を購入。
どちらもこんなかわいくラッピングしてくれました。
箱もヒモもかわいい!そしてちゃんと色合わせしてますね。



おぉぉ、どんどん日差しが強くなってきます!
ケーキの入った大きな箱をぶら下げて、フリーダムトレイルの、今来た道を戻ってくると、quincy marketに。大道芸で観客を楽しませています。



ボストン土産を売っているお店を覗くと、
私のコレクション、現地の変なキーホルダーを発見。ロブスターのキーホルダーを買い、
私は2時までには行かなければいけないところが~、と、足早に向かったのが、、、


こちら。Omni Parker House!
ボストンに行ったら絶対!と願っていたこのホテルのレストランにやって来ました。

フリーダムトレイルでノースエンドまで来たら、ランチはこのレストランと決めていたので、ちゃんと替えの靴も持ってきていました!


ケネディ大統領がプロポーズしたというこちらのお店は、Boston Cream Pie と Parker House rollsの誕生したレストランとしても有名です。

Boston Cream Pie は以前クラスでもご紹介しました、皆さんにグレーズをかけていただきましたね^-^

スポンジ生地でカスタードクリームをサンド、トップにはチョコがかかったケーキです。
このケーキが誕生したころはケーキ型よりパイ皿が一般的で、パイ皿で生地を焼いてあるので、いわゆるパイでなくともパイ、の名がついています。


そして Parker House rollsは、日本のバターロールの原型といわれる、甘くてしっとり、アメリカの dinner rollとしても定番です。
奥にちょこっと写っているのは、Boston brown bread。
ブレッド、といっても蒸し焼きのパンで、こちらのものはレーズンも入り、昔懐かしい黒糖蒸パンのようで、甘くておいしかったです。クラスでも近々ご紹介しますね。



パンやお菓子だけオーダー、というわけにはいかないので、
ランチ時に合わせて、お腹もしっかりすかせてきました。

メニューから選んだのは、baked schrod。1906年からの、このホテル伝統の味だとか。


タラのような淡白な白身で、パン粉をつけてオーブンで焼いてあります。
身がぷりっぷり!
ソースはレモンバターソース。
ソースもお魚自体の下味も、ほぼ塩分を感じないくらいの味付けでした。

向こうに見えるのはライスと、野菜のソテー、レモン。
この野菜のソテーの歯触りがとってもよかった!
ズッキーニやニンジン、ブロッコリーに軽く火を通してあり、バターソースが絡めてあるのですが、何とも言えないこのしっかりした歯ごたえ、とってもおいしかったです。
ジャスミンライスもおいしかった!

とにかくお皿が大きいこと、、ということはつまり、このお魚も相当な大きさ!
旅の間にお魚を食べる機会はもうなさそうだったので、えいやっ!と全て食べました。
この後にボストン・クリームパイがくるのに。笑

満腹のおなかをさすりながら、お店をあとにしました。


この日は平日の昼間だったせいか、広い店内にお客さんはまばら。
アジア系の観光客が1人、2人、の2組、黒人のオシャレなおばさんが1人、そして、観光客風のカップルと友達同士といった2人連れのおばさん達がそれぞれ1組、
私を入れれば、全部で6組しかいませんでした。

日本でサイトをチェックしていた時は、
メモリアルデーの月曜と、その前の日曜は、1か月近く前から朝食もお昼も満席だったので、平日でも予約がいるかな、、と思っていたのですが、全くその必要はありませんでした。

今回ボストンを訪れた理由の1つがこのレストランでこのケーキとパンを食べることだったので、大満足!
さぁ、次のお店へ向かいます!


ボストン2日目 ~フリーダムトレイル③

そうそう、イタリア人街に入る前に、1826年創業というユニオン・オイスターハウスの前を通り、ここを覗きました、ヘイマーケット。


ちなみに右に写り込んでいる女性は私ではありません。たまたま居合わせたお客さん。笑

とにかくフルーツ、安い!安い!
一番びっくりしたのがブラックベリーの値段です!
日本で1500円くらいで売られているあのパックと同じものがなんと1ドル!!!見つめていて悲しくなってきました。
あー、こんなにフレッシュで安いベリーが手に入れば、ベリーをたっぷり焼き込んだパイが焼けるのに、、と。

ささ、気を取り直して、笑、、フリーダムトレイル、歩いてまいります!

次に訪れたのが、⑪ポール・リビアの家
あまりに地味な外観過ぎて写真を撮っていませんでした。笑

ポール・リビアは、真夜中の騎行で名が知られています。

レキシントン・コンコルドの戦いの前夜、イギリス軍の動きを察知し、ボストンから馬を走らせ、
レキシントンにいるジョン・ハンコックやサミュエル・アダムスに伝え、
コンコルドの民兵にもその警告が伝わり、イギリス軍の奇襲に備えることができたということです。

⑫オールド・ノース教会 は、ボストン最古の教会。
この塔の2つのランタンに火が灯ると、イギリス軍が海路、チャールズ川を渡って奇襲してくることを意味するよう事前に取り決めていたポール・リビアは、
対岸からオールド・ノース教会のランタンの灯りを見て、いち早くレキシントンへ向かうことができたそうです。


奥にうっすら見えている塔が、オールド・ノース教会。
手前は、馬に乗るポール・リビアの像です。

ここからチャールズ川を越えていくと、バンカーヒルの記念塔にたどり着けるのですが、
今回は諦め、対岸のこちら側から、バンカーヒルを望んだ写真をパチリ。


さぁ、結構歩きましたが、せっかく来たイタリア人街、
ここにも美味しいお菓子屋さんがたくさん!と事前リサーチ済なので、
早速お菓子屋さんめぐりに向かいます!


ボストン2日目 ~フリーダムトレイル②

ボストンコモンの広場にあるvisitor centerで地図をもらい、さぁここからがフリーダムトレイルの始まりです!
本当はチャールズタウンのバンカーヒル記念塔までの全長約4kmの道のりですが、
今回はオールドノース教会まで。お菓子屋さんを周りますから体力残さないと。笑

まずは、①マサチューセッツ州会議事堂


左の方に小さく写っている、走っているような姿の像は、ケネディ元大統領の像だそうです。

てくてく歩いて、②パークストリート教会 へ。
あれ、写真撮らなかったかな?
ここは、1829年にアメリカで初めて奴隷制度反対の演説が行われた場所とのこと。
2014-2015版の地球の歩き方の表紙には、この教会が描かれています。

教会を見上げながら、その隣にある、③グラナリー墓地へ。





墓地に入るとまず目に入るのがフランクリンと書かれた碑。
といっても、アメリカ合衆国建国の父の1人であり、避雷針を始めとした発明家としても知られるベンジャミン・フランクリンがここに眠っているわけではなく、ここはご両親のお墓のようです。彼自身、ボストン生まれではありますが、お墓は亡くなったフィラデルフィアの地にあるそうです。
そして同じく建国の父の1人、サミュエル・アダムスのお墓もここに。

こちらはアメリカ独立宣言に最初に署名し、マサチューセッツ州の最初の知事となったジョン・ハンコックのお墓。


余談ですが、独立宣言書に一番大きくサインをしたため、
[sign like John Hancock]と言うと、「大きくサインすること」を意味すると聞きました。

さて次に向かったのは、④キングス・チャペル と ⑤キングス・チャペル墓地
ピューリタンらの反対を押し切り、イギリス植民地政府が建てたものです。


この墓地は、奥に向かうにつれ低くなっていて、埋立地の多いボストンの地、
どうやら地盤沈下をしている、とのことでした。
ここには古いお墓がたくさん並び、もはや、石だけ、となっているものもありますが、1つ1つを見ていくと少しずつデザインの異なるドクロや天使のマークが描かれています。

またまた歩き、⑥旧市役所に着いて、ベンジャミン・フランクリンの像


隣の写真は、足形のところに立って、ロバをなでる、ようになっていて、よく見ると足形には象の絵が。
象を踏んで、ロバをなでる、つまり、
共和党を踏みつけて、民主党のシンボルであるロバをなでる、民主党を支持します、ということのようです。ケネディ大統領一族と縁も深く、伝統的にも民主党が強いマサチューセッツ州ならではの像です。
ちなみにここ旧市役所はいま、ボストンでも評判のステーキハウスになっています。

⑦オールドサウス集会場


1階はお土産ものがたくさん置かれていたように記憶してます。
隣の一角には、「BOSTON STRONG」と書かれたTシャツがたくさん売られています。
ボストンマラソンでのテロ事件後に、「ボストン、強くあれ」「ボストンは負けない」といった意味をこめて作られたスローガンで、これらグッズの売り上げは被害者のために寄付されているそうです。

そしてまっすぐワシントン通りを進むと、
⑧オールドステイトハウス(旧州会議事堂)⑨ボストン虐殺地跡 へ。



州会議事堂のてっぺん、左にあるのがイギリスを象徴するライオン、右にあるのがスコットランドを象徴するユニコーンです。
1776年7月に、このバルコニーから「もはやイギリス帝国の一部ではない」と独立宣言が読み上げられると、それら王族支配のシンボルであるライオンとユニコーンは焚き火で燃やされました。
今、きれいにその姿が復元されているものは、1976年、アメリカ建国200年を機に、独立の象徴として蘇らせたものだそうです。

続いて⑩ファヌイルホール へ。


手前にある像は、サミュエル・アダムス像。
この建物の奥にはショップやレストランの建ち並ぶクインシーマーケットが広がっています。

ここでちょっと歩いてきた道を確認。そして昔のフリーダムトレイルの地図との違いも見たり。ボストンは埋め立て地が広がっていることがよく分かります。



 さぁ次は、イタリア人街に入っていきます。