この地区、ものすごい近距離でベーカリーが5店舗以上も集まっており、
行列店もある、との噂を聞けば、いわゆるアメリカのお菓子でなくとも行かないわけにはいかない!と1軒1軒周ってみることに。
さて1軒目はこちら mike's pastry。
カンノーリを求めるお客さんで店の外まで行列のできるお店。
この時は外まで続くような行列はありませんでしたが、店内はお客さんでいっぱい!
飾り気もなく少し殺風景な、食堂のような雰囲気で、イートインでは買ったばかりのケーキをほおばる観光客で満席でした。
ショーケースを覗くとカンノーリだけでゆうに10種以上あります。
1コ500円近くしていますが、納得の大きさ。クリームもたっぷり!
そのほかにも美味しそうな、そして大きめサイズのケーキがぎっしりずらり並びます。
カンノーリはリコッタ・チョコチップを購入。そして大きなイチゴがのった真っ赤なグレーズのチーズケーキも。
これから長時間歩くことを考え、強い日差しにケーキの状態を心配しつつも、
次にこのお店から徒歩2分ほどの距離にあるこちらのお店へ。
地元のお客さん、といった感じの先客のおじさんが1人いるだけでした。
お菓子もたくさんありましたが、さきほどのお店のような華やかさはなく、デイリーな感じ。ケーキよりも、こちらに目が行きました。たくさんのクッキー!
続いて隣にあるこちらのお店へ。
外から店内を覗いただけ、なのは、ハードパンばかりだったから。
でもこちらも地元のおばさんがパンを買いに来ていました。
フムフム、と思いながら、次のお店へ向かいます。
イタリア人街でもサンフランシスコのときは、
観光客を呼びとめる客引きのボーイさんがそれぞれの店先に立っていて、もっとにぎやかな印象でしたが、
このノースエンドは、ちょっと落ち着いた雰囲気。時間帯のせいかな?
さてお次はフリーダムトレイルを歩いているときにも見かけた modern pastry。
ここは、1軒目の mike's pastry同様、カンノーリがあって、華やかなケーキの並ぶお店。イートインのスペースも店内も、ちょっとシックな落ち着いた雰囲気です。
ボストンクリームパイを買ってから目がいったのは、大ぶりのボンボンチョコ。
see's candy のような雰囲気ですね。
さてさて、ベーカリーはあともう1軒あったはず、、と探したのですがどうにもこうにも見つからず、あたりを何度も往復するもやっぱり見つからず、、仕方ない、、と諦めて。。
帰ってから検索してみると、やっぱりありますが、
でもそのあたりは何度も歩いたから絶対ないはずなのですよね~、、見落としたのかなぁ。
ボストンのベスト・カンノーリに選ばれています。うー、食べられず残念。
結局このノースエンドでは2軒でお菓子を購入。
どちらもこんなかわいくラッピングしてくれました。
箱もヒモもかわいい!そしてちゃんと色合わせしてますね。
おぉぉ、どんどん日差しが強くなってきます!
ケーキの入った大きな箱をぶら下げて、フリーダムトレイルの、今来た道を戻ってくると、quincy marketに。大道芸で観客を楽しませています。
ボストン土産を売っているお店を覗くと、
私のコレクション、現地の変なキーホルダーを発見。ロブスターのキーホルダーを買い、
私は2時までには行かなければいけないところが~、と、足早に向かったのが、、、
こちら。Omni Parker House!
ボストンに行ったら絶対!と願っていたこのホテルのレストランにやって来ました。
フリーダムトレイルでノースエンドまで来たら、ランチはこのレストランと決めていたので、ちゃんと替えの靴も持ってきていました!
ケネディ大統領がプロポーズしたというこちらのお店は、Boston Cream Pie と Parker House rollsの誕生したレストランとしても有名です。
Boston Cream Pie は以前クラスでもご紹介しました、皆さんにグレーズをかけていただきましたね^-^
スポンジ生地でカスタードクリームをサンド、トップにはチョコがかかったケーキです。
このケーキが誕生したころはケーキ型よりパイ皿が一般的で、パイ皿で生地を焼いてあるので、いわゆるパイでなくともパイ、の名がついています。
そして Parker House rollsは、日本のバターロールの原型といわれる、甘くてしっとり、アメリカの dinner rollとしても定番です。
奥にちょこっと写っているのは、Boston brown bread。
ブレッド、といっても蒸し焼きのパンで、こちらのものはレーズンも入り、昔懐かしい黒糖蒸パンのようで、甘くておいしかったです。クラスでも近々ご紹介しますね。
パンやお菓子だけオーダー、というわけにはいかないので、
ランチ時に合わせて、お腹もしっかりすかせてきました。
メニューから選んだのは、baked schrod。1906年からの、このホテル伝統の味だとか。
タラのような淡白な白身で、パン粉をつけてオーブンで焼いてあります。
身がぷりっぷり!
ソースはレモンバターソース。
ソースもお魚自体の下味も、ほぼ塩分を感じないくらいの味付けでした。
向こうに見えるのはライスと、野菜のソテー、レモン。
この野菜のソテーの歯触りがとってもよかった!
ズッキーニやニンジン、ブロッコリーに軽く火を通してあり、バターソースが絡めてあるのですが、何とも言えないこのしっかりした歯ごたえ、とってもおいしかったです。
ジャスミンライスもおいしかった!
とにかくお皿が大きいこと、、ということはつまり、このお魚も相当な大きさ!
旅の間にお魚を食べる機会はもうなさそうだったので、えいやっ!と全て食べました。
この後にボストン・クリームパイがくるのに。笑
満腹のおなかをさすりながら、お店をあとにしました。
この日は平日の昼間だったせいか、広い店内にお客さんはまばら。
アジア系の観光客が1人、2人、の2組、黒人のオシャレなおばさんが1人、そして、観光客風のカップルと友達同士といった2人連れのおばさん達がそれぞれ1組、
私を入れれば、全部で6組しかいませんでした。
日本でサイトをチェックしていた時は、
メモリアルデーの月曜と、その前の日曜は、1か月近く前から朝食もお昼も満席だったので、平日でも予約がいるかな、、と思っていたのですが、全くその必要はありませんでした。
今回ボストンを訪れた理由の1つがこのレストランでこのケーキとパンを食べることだったので、大満足!
さぁ、次のお店へ向かいます!