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2021年4月19日月曜日

『栄養と料理』2021年5月号にてスコーンとビスケットをご紹介いただいております!






掲載誌のお知らせです。

4月9日発売の『栄養と料理』2021年5月号「アメリカ生まれのスコーンとビスケット」に、
スコーンとビスケットをご紹介させていただいております^^

とっても素敵なスタイリングと写真、世界観で、
撮影中、ケーキスタンドもパイ皿もジャーも木のトレイも全て欲しい、、とがっつり見つめていました^^


ご掲載いただいたのが、

🟡ダブルベリー・スコーン
🟡トマト&オレガノ・スコーン
🟡マルチグレイン・ドロップスコーン
🟡ブラウンシュガー・ビスケット
🟡ライ麦粉のジャマー
🟡クイック・シナモンロール

の6種で、

甘いものあり、savoryあり、シンプルあり、グレイン系あり、とバリエーション豊かに、
そして、今回は、焼きっぱなしでもそのまま美味しく、ということで、グレーズをかけたものは登場していません^^
そしてどうしてもこれを広めたい、「ジャマー」も登場
2月の3分クッキングさんでご紹介したものとはまた違い、
今回はライ麦粉ベースで、成形や仕上げもより手軽に、ゴツゴツUP。


編集者さんとお話ししていたのですが、
アメリカのスコーンとビスケットの違いって、
目の前に出されたら、これはビスケット、これはスコーン、と私のなかでは分類できるのですが、
言葉で説明、となるとなかなかに難しい。


ビスケットはもともと、アメリカ南部でパン代わりに作られていたもの。
パンを作るために必要なイーストは当時、生のものしかないので冷蔵管理しなければならず、そんな設備がどこの家にもあったわけではなく、
パントリーに置いておけるベーキングソーダやベーキングパウダーを使って手軽に作れるビスケットが食卓に頻繁にあがっていたのです。
そして使われる油脂もショートニング。バターは今でもそうですが、高価だったため、ショートニングを使って作られていました。

とはいえ現代ともなると、
よりおいしさを追求して、ショートニングでなくバターやクリームチーズを使ったり、中にチェダーチーズやハーブを練り込んだり、バリエーションもかなり豊かになって、スコーンとの境も曖昧になってきました。


文中に書いて下さっているように、
シンプルでリーンなパンに近いのがビスケット、
リッチなペイストリーの雰囲気なのがスコーン、
が見分けるポイントとなります^^

形も、ビスケットは丸で抜くか、四角くカット、ほかにあるのはドロップタイプ。
スコーンは、スタバのような三角か、ビスケットと同じくドロップスコーンとして丸めて焼くタイプ。
丸い抜き型で抜かれたスコーンは私の記憶にある限りでは、アメリカでは見たことないかな。逆に、三角のビスケットも見たことがないです。
あ、ちなみに、穴の空いたビスケットも今のところ見たことないです。


ビスケットは横に半分にカットして、
ジャムやバターを塗って食べたり、
今回ご紹介しているようなフルーツやクリームをサンドしたショートケーキに仕立てたり、
なんといっても朝食のビスケット&ソーセージグレービー!、
そして、ビスケット専門店では、フライドチキンに目玉焼き、チェダーチーズにコールスローなんかもガッツリはさんでサンドに仕立てたりします。
基本、素朴なパン、なのです^^
いっぽうのスコーンはなにもせず、そのまま美味しく食べます。

美味しいビスケットの表現には、flakyにfluffyがよく使われますが、
スコーンでは、flakyは言わないかな。イギリスのスコーンのような腹割れや層を求めていないのがアメリカのスコーンです。


今回は作りやすさ、手軽さ、材料の揃えやすさも考えての6種に絞ってのご紹介ですが、
まだまだ本当にた~~~~~っくさんの美味しいスコーンやビスケットがあるのですよ~。
ご興味ある方はHPのこちらへ


今回の誌面では、ショートニングが入手しづらいかも、と、ご紹介していませんが、
私の作る南部のビスケットも、ショートニングベースで、パンの感じ、
まさにふわっとfluffyでほろっとflakyです。
作り方もまた面白いのですよ~。
たっぷりのソーセージグレービーをかけて朝食に。
こちらもいつかどこかでご紹介したいなぁ~。クラスでは登場しましたけど。笑

そうそう、クリームチーズベースのビスケットもリッチで美味しく、
これを使ったおもしろいサンドの作り方も今回は載りきれず^^


あーん、スコーンとビスケット大好き!スコビス愛止まらず。笑


ぜひ、誌面を手に取ってご覧いただけたら嬉しいです!


誌面より/photo:三木麻奈 styling:河野亜紀