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2018年4月27日金曜日

ちょっと余談② チップ ~チャールストン




今回滞在したホテルはマリオット系。
無機質な設えと違い、スタイリッシュでありながら、家具や装飾も家にいるような心地よさがありました。

ふとベッドサイドに目を落とすと、こんなものが。



お酒を飲まないので、「へー、そうなんだ」と思いつつ何気なく封筒を表にかえすと、
「チップはここにいれてください」とありました。

ほぅ?

初めて見ました。あ、表を向けた写真がない。。苦笑


おもしろかったので調べてみると、
マリオット・インターナショナルは2014年からこのチップの封筒を用意しているそう。
International Housekeepers Week というものが2014年9月14~20日に開催されたのを機に導入されたようです。

あなたの滞在をより快適になるよう心配りしている人に気持ちを、ということで、もちろん強制するようなことはありませんが、なかなかおもしろいな、と。


普段から一生懸命働いていても、謝意を直接述べられる機会もない中、チップがあると、いつもありがとう、と言ってもらえているようでうれしいですよね。よし、頑張ろう!という気持ちも強まります。

レストランのサーバーの人たちも同じで、
他のテーブルへサーブする途中でもいつも気にかけてくれて、ふとしたときに水を足してくれたり、ちょうどよいタイミングで何かを勧めてくれたりすると、こちらも嬉しく、チップを少し多めに、、と思いますし、
サービスする側もそれを受け取れば、お客さんにこんな風に喜んでもらえるなら、と仕事に対する意欲も増します。


チップ文化のない日本で育っているので、正直、面倒くさいな、とこれまで思っていましたが、南部の温かいサービスを受けてからは、チップっていいな、と思うようになりました。


ちなみに、あれれ?ボストンでもナッシュビルでもマリオット系に泊まりましたが、このチップ封筒、あったっけかなぁ?笑
私は昔ながらの枕の下派です。笑







スーパー発見!からの、、 ~サウスカロライナ・チャールストン3日目⑦





そうそう、目的のカフェの近くにスーパーがあることを事前にチェック済み。
その名も FOOD LION。

どんなスーパーだろう♪
ワクワクしながら店に入ると、、
ほぼ100%、お客さんも従業員もアフリカン・アメリカンの人たち。それもちょっとファンキーめ。
おねーさん、そのねじねじの髪型はどうなってるの?わ!ピンク!
なんだか楽しくなってきました。

商品ラインナップもガッツリ庶民的。いわゆる普通のメーカーの普通の商品が所狭しと並べられています。

あ!実は今回、コレも目当てにしていたんです、イースター商品の安売り。
今年のイースターは4月1日だったので、売れ残った商品が安くなっていました。

peepsくん、かわいい。
去年のイースター特別クラスで、このpeepsくんマシュマロ、作りましたよね!


このpeepsくんをびっちり並べたケーキなんかもイースターの時期には登場します。

あ、m&m's、イースターカラーでかわいい!しかもミルクチョコ!
ずっしり重い320g入り。
賞味期限が年内とかなり先なのでそれほど安くなっていませんが、このカラーに魅かれ、しっかり買って来ました。



あら?これは昔、駄菓子屋さんで売っていた水で溶く粉のジュース??これは初めて見ました。


こういう、普通の商品が並んでいるのが本当に面白い!ホールフーズではまず見ない商品です。笑


もっとじっくり見たいところですが、カフェに行かなきゃ。
先を急いでカフェへ向かいました。

スーパーからほど近く、ありました!



ゆっくり座りたい、
店に入ると
「ごめんなさい、3時までなのよ」

がびーーーーーーん。。
ここを訪れるのを楽しみにしていたのです。
明日はもう空港近くのホテルに移動しなければならないのでこんな遠くまで来られないし、、仕方ない、、諦めてホテルへ戻ることにしました。


それにしてもちょっと疲れた。
そうだ、20番のバス、頻繁に通っていたし、さっきのスーパー、FOOD LION の前にバス停があっておじさんが待っていたし、バスで戻ろう。
調べてみると、滞在先ホテルのすぐそばまで行ってくれます。


バス停を背に、FOOD LION をパシャリ。のどかです。



このエリア、ファンキーめのアフリカン・アメリカンの人たちも多く見かけるのですが、身なりのととのった白人も同じくらいおり、
この FOOD LION のすぐそばの BBQ ショップは有名店、白人のお客さんで満席です。
さきほどのカフェのあったあたりにも白人が多く行き交っていました。

ファンキーめのアフリカン・アメリカンと、身なりのいい白人の居住区はたいていはっきり分かれているのに珍しいな、と。


そうこうしているうちにバスがやってきました。
私がこの辺りをうろうろしているときからずっと待合席に座っていたアフリカン・アメリカンのおじさんに、
「お先にどうぞ」と合図すると、
「僕は乗らないよ」
あら、ただ座って休憩していただけなのね。

運賃2ドルを握りしめてバスに乗り込むと、
「無料よ」

あれ?これ、無料だったっけ??
FREE RIDE バスもありますが、番号が違っていたはず。
ま、いらない、って言ってくれてるんだしいいか。笑

運転手さんのすぐ後ろの席に座りました。
運転席そばの席は死守。必ずここに座るのはミネアポリスでもデンバーでも怖い思いをしたから。


ただ、前回のナッシュビルの時も思ったのですが、
南部のアフリカン・アメリカンの人たちは、何か諦めているような、悟っているような、
他の都市のアフリカン・アメリカンたちと違い、大人しく、他人に無関心な印象です。そして無表情。
たとえサービス業に就いていても、にこやかな人はほとんどいませんでした。

ナッシュビルで滞在したホテルのフロントの女性も怖いくらいの無愛想さ。
それでも、私がずっとロビーに座っているのを見かけ、「どうしたの?」と声をかけてくれる優しさがあります。

ナッシュビルのバスで乗り合わせたアフリカン・アメリカンの人たちも、奇声をあげたり、声を荒げたり騒いだりすることは全くなく、糸のほつれたナイロンの手提げをお腹に抱え、ただじーっと座っているだけ。
1人舞い込んだアジア人の私にも何の興味もなさそうでした。


それはここチャールストンでもそうでした。
バスは100%アフリカン・アメリカンの乗客ですが、私には全くの無関心。ただ大人しくじーっと目的地に運んでもらうのを待っているだけ。

40分以上歩いてきた道を窓から眺めながら、私もいつのまにか無表情で乗客に溶け込んでいました。


あ、ホテル、ここだ!
運転手さんに、
「ごめんなさい、ここで降りる!」
ドアを開けてもらい降りました。


朝のマウントプレザント、先ほどのエリア、1日で様々な生活を垣間見た気がして少しぼんやり。
ずっしり重いチョコチップを抱え、部屋に戻りました。

さぁ、今日はレストランでゴハンを食べるぞ!





歩き続けること40分以上 ~サウスカロライナ・チャールストン3日目⑥






着いた~!
ようやく帰ってこられました、ダウンタウンのビジターセンター、バスターミナルです。

日差しもかなり強く、前日までウルトラライトダウンやコートを纏っていた人々も今日は半袖です。私は長袖ですけど。笑

さぁ、チョコチップを置きにホテルへ、と思ったものの、ホテルまでは歩いて15分はかかります。
気になっていたお菓子屋さんとカフェがホテルとは逆方向、北へ向かって30分ほど行けばあるはず。
行ってみようかな。。

街に帰ってくれば一安心、とばかりに俄然やる気を出し始めた私。
googlemapに目的地を入れ、位置情報で現在地を確認すると、今いるこの道をとにかく真っすぐ行けば着きそうです。

よし!と、袖をたくしあげ、歩き始めました。


車が多く行き交う通りで、人の往来もまぁまぁ。道幅が広くないのとなんだかんだと両側に店や建物があるので、コワイ、という感覚もなく歩き続けました。
住宅があったり、小学校があったり、カフェがあったり、宿題かな?家の前で工作している親子がいたり、そこには日常がありました。


お、こんなところに。
リストアップしていたカフェがありました。以前、ミュージアムの中に入っていた The Daily というお店の本店です。もちろん立ち寄ります。

んー、、思っていた感じと違う。。
Caviar&Bananasに似ており、ちょっとDean&Deluca風。

ボトルに入ったコールドプレスジュース10ドル以上するのか、、いいや、水で。笑
これからカフェとベーカリーに行くし。

店を出て再び歩き始めます。


横を20番のバスが何度も通り越していきます。
あれに乗れば良かった。割と頻繁に運行しているよう。


googlemapの私がそろそろ目的地に着きそうです。
ふと目線を左にやると、ありました!ベーカリー!



ここに着く頃にはすっかり汗ばみ、喉も乾いていました。
冷たい飲み物は好まないのですがさすがに、
「アイスコーヒィーーー」
とオーダーしていました。

おもしろそうなケーキが並んでいます。おっ、おいしそうな料理も!
さっきホールフーズで食べたばかりでお腹はすいていないし、夜はレストランへ行ってみようと思っていたので眺めるだけ。

アイスコーヒーを受け取り、奥へ。ちょっと座りました。



通路に沿って設置されている席はお1人様用。PCを持ち込んだ学生がたくさん座っています。
地元のカフェ、という感じです。

その後ろ側にはテーブルが並び、おしゃべりを楽しむ近所のおばさんらしき人たちもいます。
みな美味しそうに料理をつついています。

ハフー。充電しよう、スマホの。



さてと、包みをあけるといちごのケーキ。
しっとりしていておいしい。フレッシュのいちごがゴロっとしています。これはジューシーで楽しい。
アイスコーヒーを一気飲み。


さぁ、もう3時過ぎ。もう1軒、楽しみにしていたカフェに行かねば。
インスタで見つけて以来、ここを訪れるのを楽しみにしていたのです。

喉も十分潤ったところで、次のカフェを目指します!