TOP




 


いつからでも好きな時に参加できるスタイルの【本科】クラスでは、
新規の生徒様を募集しております。
ご入会、体験レッスンは随時受け付けておりますので、
HPの contact よりお申込み・お問合せください。 皆さまのご参加をお待ちしております!



※2020年2月から新型コロナウイルス感染拡大防止の観点より、教室でのクラス開講は見送っております。
現況下では、実教室でのクラス開催は2021年春以降になるのではと考えております。

現在、現生徒様向けにウェブクラスを開講しており、
初めてのかたにもご参加いただけるよう、ウェブ体制を整えております。
スタートの折にはブログ、HP、インスタでご案内いたします。
楽しみにお待ちいただけますと嬉しいです。

2018年4月26日木曜日

街へ帰る ~サウスカロライナ・チャールストン3日目⑤




バスの時間まで少し余裕があったので、
そうだ、チョコチップをここで買って行ってしまおう!そうすればダウンタウンの店舗に行き直さないで済む!

こちらがホールフーズと通りを隔てて向かいに位置するローカルスーパー、Harris Teeter 。バス停はこのすぐ手前。



ごく普通のアメリカのチョコレートチップ、以前はホールフーズでも扱いがあったのが、最近はフェアトレードにオーガニックのものばかりで、target か普通のスーパー、walmart のようなところへ行かないと手に入らなくなりました。

大入り袋も発見し、わんさか買い込んでバス停に戻ります。
はい、バスの時間に間に合うよう慌てていたのでチョコチップしか見ていないのです。
なんてったってバスは1時間に1本。笑


時間より5分ほど前にバス停に着き、サインを見上げると、ドキーン。。
Mt. Pleasant、と書いてあります。

えええ??私が行きたい方向はビジターセンター。
マウントプレザントは来る時に向かっていた方向なのに、なぜ??


慌てて向かい側のバス停の表示を見に行くと、こちらも Mt. Pleasant 。
どういうこと??
日本では、というよりアメリカの他のどの都市でも、AとBを結ぶ路線なら、Aに向かうのであればA、Bに向かうのであればB、と書いてあるのが普通です。
ちなみにこのバス停の名前は Mt. Pleasant ではありません。


もしやこのバス停じゃないとか??


googlemapで確認すると、やはり合っているよう。
バスの情報も出ていて、5分ほどの遅延、とありました。
よかった。

それからはドキドキしながら随時スマホで確認。
アメリカのバスは遅れて来ることなどよくあるのでダイジョブ、ダイジョブ。自分に言い聞かせます。


えと、あと何分で来るかな?
え!?!?
バス通過!?
次のバスは1時間後、とあります。

ええええ!!??バス、来てないよ。通過、ってどういうこと??
やっぱりバス停が違っているのかも!


途端に不安が増してきます。


ちょうど向かいに、私が乗ってきたルートのバスが停まりました。
どうしよう?聞いてみようか?でもこの大通り、今から向こうへは渡りきれない。
最悪、1時間後にあっちに乗って終点まで行って、折り返しで戻るって方法もなくはない。。

不安オーラ満載のところを向かい側のバスの運転手さんが気付いたよう。
私を見て、あっちだよ、と遠くを指差しています。
ええ!?やっぱりバス停、ここじゃなかったの!?!

工事期間中や、調整中の際、いつもの停留所を使わず、ルート変更することもよくあり、それは全て、バスを運行する会社のウェブサイトに RIDERS ALERT として情報が常に更新されています。

そんな情報出てなかったよなぁ。。見落としたのかも。。


とりあえずここで待っていてもどうしようもない。
来るはずの時間を15分はとうに過ぎています。
当て所もなく運転手さんが指差した方向へ小走りに進み始めました。
どうしよう、どうしよう。バスに乗れなかったら、もうホールフーズの人にタクシー呼んでもらおうか、戻れなかったら困る。。

ただ今、こんなところで一人ぽつーん。。



すると向こうからバスがやってくるのが見えました!
あ!あれだ!
あのバス、どこへ行くんだろう?違う道に入って行ったらどうしよう?
でももしかしたらここのバス停に来てくれるのかな?

急いで来た道を走って戻り、さきほどまで不安いっぱいで立ち尽くしていたバス停を目指しました。


あ!来てくれた!


「ビジターセンターへ行くのよね?」
「行くわよ」
美人の若いアフリカン・アメリカンの運転手さんが答えました。


助かった!


あのgooglemapの、バス行っちゃいました情報、なんだったんだろう?


中学生くらいのアフリカン・アメリカンの女の子が席で眠りこけている姿にさらに安心感を覚え、椅子に深く座り直しました。

私が不安にかられながら立ちつくしていたバス停の次の停留所から、ほがらかな笑顔の恰幅のいいアフリカン・アメリカンのママ、という風の2人が乗り込んできました。

なんだ、、この人たちが一緒にバスを待ってくれてたら不安になることもなかったなぁ。。

2人は眠りこけている中学生を見て笑っています。


さぁ、あとは乗っているだけでビジターセンターにつきます。終点なのでもう不安はありません。
太陽はさらに高く、空も真っ青に晴れ渡っています。
これで街に戻る頃はまだお昼の2時過ぎ。後の予定はどうしようかな。先のことを考える余裕も出てきました。
とりあえずこのチョコチップの山をホテルに置きに行こう!


ちなみに向かい側に来たバスの運転手さんが指していたのは、あっちからバス来てるから大丈夫だよ、ということだったのかな、と。
車高の高いバスの運転席からはバスの来る様子が見えていたのかもしれません。
いずれにしても、皆親切だなぁ。。