ホテルに戻ってくると、あ、今回も無事に帰れた、とホッとします。
残り少ない時間と日程、次へ行くぞ!と、買ってきたパイにビスケットを置き、
次に向かった先は、Sugar Bakeshop。ここのベーカリーもステキHP。
朝、Highland のベーカリーが祭日をくっつけて連休にしていたので心配になり、事前に電話で確認。
「やってるわよ!」の声を聞き、よかった~とまたバスに乗って向かいました。
ん、、この路線もちょっと怪しげな人が多いかも。。
1人、大声でずっと何か喋っているおじさんがほんのすぐ傍に。
話しかけないでよー、無視するなとか言わないでよー、、コワイ。。
でもなんとか着いた。。
外でお茶を飲んでいるお客さんが1組。
広めの店内、中にもカフェスペースがありますが、先客はなし。
ドアを開けてショーケースに近づくと、、
あら、こういうことをやっているお店はアメリカで初めて見たかも。
これでもいい、というお客様はいるはずですね。
ブラウニーあり、カップケーキあり、マフィンにスコーン、レモンバー。
選んだのは、この3種、
ピーナツバタークッキー、ブルーベリーのポップタルト、クリームチーズレイヤーブラウニー。
どれもこれまで訪れたデンバーのベーカリーにはなかったものばかり。
これがなんと!、どれも美味しい!
ピーナツバタークッキーはかなりの大きさ、分厚さ。
それでもサクッと食感で甘すぎず、ピーナッツバターのいい香り。
ポップタルトも中に仕込まれた自家製ジャムは外のアイシングとでちょうどいい具合。
ブラウニーにいたっては、ガトーショコラのようで、
普通ココアパウダーだけで作るところを、チョコレートも入れているであろう味。
もちろん、クリームチーズ部分との甘さのバランスもバッチリ。
食べるのはたいていホテルに帰ってからなので、
あぁ、違うものももっと買えばよかった、、と悔やむことも何度か。
味も知らないこの時はとりあえず帰ることに必死。
この路線は行きと帰りのルートが異なるので、帰りのバス停を探し歩き始めました。
お店のあった大通りから1本東へ。こちらの通りも車の往来の激しい大通り。
少し小さめのオールドファッションな家が立ち並ぶエリア。
そう、このバス停。Googlemapより。
斜め向かいに見えるレンガ造りの家は、アフリカ系アメリカ人のお兄さんが、
モクモクと煙をあげながらBBQで一人、何かを焼いていました。
遅めのランチかな。夕食の準備かな。
バス停で待っていると、お!遠征先のバス停で初めて一緒にバスを待つ人が。
いつもいつも1人でバスが来るのを待っていたので、
人が1人いるだけで、こんなにも安心感があるものか、と自分でも驚いたほど。
ロック系ゴシックファッションに身を固めるヒスパニック系のそのカワイイ女のコはスマホに夢中。
やってきたバスに一緒に乗り込み、またホテルへ戻ります。
途中、女のコが、座っていた一番後ろの席から運転席へ駆け寄り、何か尋ねていたとき、
車内にいた白人男性、
美容部員風のアフリカ系アメリカ人の恰幅のいい女性2人組は、
半分お尻の出ているそのファッションに、お尻に目が釘付け。
3人で顔を見合わせ、半笑いしながら首を横に振り「嘆かわしい」という表情。
すっかりバスの中の人間観察が板についたところで、
面白いものが見えてきました。
ホウキと、チリトリと、ゴミ?
デンバー美術館のアート作品のようです。
タイトル『Big Sweep』。
高さ9メートルのようですが、バスからはもっともっと大きく見えました。
ここまで来ると 16th Street はもうすぐ。
途中、観覧車のような、アトラクションが見えたのですが、
それはコレ、A Taste of Colorado 。レイバーデーの週末に開催されていたよう。
このエリアはバスターミナルの再開発工事中。
バスルートや、停留所も大幅に変更、今回のイベントでダイヤも大きく異なっており、
複雑な道といい、迷い込みそうで、途中下車しませんでしたが、なかなかに楽しそうでした。
さ、ホテルに戻ったら、今日はあともう1軒行けるかな!?