THE SOURCE からホテルへ一旦戻り、
今日、あと行けそうなベーカリーはあるかな?営業時間は、、、
と、調べて選んだのがここ、NOSHERY 。
なんでしょう、デンバーのベーカリー、みんなHPがオシャレにできていて完成度が高いです。
(小声)実店舗より6割増しくらい。笑
バスで40分ちょっと、最近注目エリアの Highland を越えた先、
St. Regis 大学のそばにあるこのベーカリーに、4時の閉店時間のギリギリで滑り込みました!
西日が差すような時間帯のせいもあるのか、
なんともいえないまどろんだ空間にポンと入り込んだ印象。時の流れのゆったりさを感じます。
向かいの大学は広大な敷地で緑が多く、このカフェにはその大学の学生さんかな?PCを持ち込み、何やら勉強中のコや友達同士でワイワイとケーキを選んでいるグループが。
なんだか楽しそう。
無意味に楽しかった自分の学生時代が思い起こされます。
ハッと我に戻り、そうだ、ケーキを買いに来たんだ!笑
やはり閉店時間間近、ラインナップも少なくなっています。
「お菓子の写真、撮ってもいいですか?」
「ん? もちろんいいよ」
お菓子屋さんで写真を撮りたいときは、これは必ず聞きます。
今までダメって言われたことは、、
SFのチャイナタウンの中国系ベーカリーだけです。
どこでも、どうぞどうぞ、
スーパーのベーカリー部門でも、” Who~ cares~” とお姉さんが曲のような調子をつけて答えてくれたことも。
とはいえ、こんなにガラ~ン。笑
ケーキスタンドもショーケースもガラ~ン。
ここでは、こんなチョイスを。
プレッツェルと、パイナップルスコーン、チョコチップクッキー。
プレッツェルについては、学生時代留学先のドイツでさんざん食べましたので、ちょっとうるさいです。笑
でもこれが、きちんとプレッツェルでした!
きちんと、というのは、簡易的に重曹を溶かした水をくぐらせて焼いたソフトプレッツェルではなく、
ラオゲン(ラウゲン)液に浸して焼いたもの、という意味で、香りも香ばしさもたった懐かしい味。
塩もきちんとツブツブ。
ただ、ドイツ人だったら、このクロスの部分から先はもっと細く作ると思うのですが~。笑
でも久しぶりに、生地のしっかりした感じといい、香りといい、美味しいプレッツェルを食べた!と嬉しくなりました。
スコーンもパイナップルは珍しい!でもこれが美味しい!
チョコチップクッキーはびっくりするくらいのチョコチップ量で、しっとり食感。
ショーケースがガランとしていて寂しく、実はあまり美味しそうに魅力的に見えなかったお菓子たちでしたが、いやいやいや、美味しかった!
もうちょっとケーキらしいものを買えばよかったかな、、と。
さぁ、ここからホテルへまたバスで戻ります!
ちょっと早めにバス停に着いて、ベンチに座り、
待つこと10分、15分、あ、そろそろバスの来る時間、あれ?5分過ぎたけど、、ちょっと遅れるのかな?
さらに待つこと10分、15分、、だんだん不安になってきました。
ちょちょちょっと、、バス、来ないとかあるかな??
事前にバス会社の時刻表や、その路線の ALERT も全て✔済なので、
来ないはずはないのですが、、
定刻より20分が過ぎ。。
えええ、、あれだけ早く着いているのだから、先に行ってしまったってことはないはず、、
閉店したばかりの時間だしお店の人がいる間に、泣きついて街まで連れて行ってもらおうか、、一応売り上げにも貢献しているし。。笑
強い日差しが容赦なくシミを気にしている頬を照りつけます。
気を紛らわそうと、日焼け止めを取り出し、顔にペタペタ。
紛れるわけありません。
心なしか日がさっきより傾いてきたよう、どんどん不安になってきました。
ただ、救われるのは、このエリアがかなり穏やかな雰囲気だということ。
さっきまでの5ポインツでこの状態だったら。。
予定時刻を過ぎ、25分、、
あれ?もしかしてあの大きな車は、、
やっと来ました、バス!
1時間に1本しかないバスだったので、心の底から安堵の声、ほっっ。。。
帰る頃には、日もこんな感じに少し落ちかけていました。
はぁ、それにしても安心した。
帰りのバスには、近所の女子高生のようなグループも乗りこんできて、ますます安心。
行きにホテル近くから一緒に乗り込んだアフリカン・アメリカンのカップルとその男の子の弟らしき3人組も、偶然また一緒。
乗りこんできた女の子が私に気付いて、ハッ!さっきのコ!といった顔をしていました。
残り物らしきピザを抱えていたので、どこかで食事をした後のようです。
また行きに乗り込んだ、私と同じバスの停留所で一緒に下りました。
この停留所から滞在先ホテルは目と鼻の先。
長い1日のドキドキツアーが終わりました。
さぁ、明日はボルダーへさらに遠征予定!
早く寝ます!