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初めてのかたにもご参加いただけるよう、ウェブ体制を整えております。
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2016年9月14日水曜日
デンバー2日目④ ~5pointsをさらに奥に!
さきほどの Hi*Rise bakery を越えて見えてきたのが Snooze an A.M. Eatery 。
この店舗が第1号店です。
平日の朝~昼の時間帯ですが、外にまで溢れかえる人で大盛況!
目指すベーカリーはここから2ブロックほど先。
うむ、これほど人がいるなら大丈夫。
何かあったらここまで走って戻ろう、叫んでも聞こえる、
、、とここまでやって来てもまだ弱気。というより、危機意識はしっかり。
次に目指すは、Sugarmill です。
グレーの日よけの布が広げてあるファサードがカフェ。
グリーン部分のところの下にドアがあります。
見通しの良い通りで高い建物はいっさいなく、西部に来た、という感じを受けるエリアでした。
さぁ、ドアを開けると、、
モダンなペイストリーがショーケースを彩ります。
焼き立てのパンも、見るからにバターが香り美味しそう!
ここ Sugarmill は、シェフ、TROY GUARDの手がけるTAG レストラングループのデザート部門。
同じグループの GUARD & GRACE はローカルの牛肉ステーキがスタイリッシュに提供される人気店として有名です。
そんなシェフの手がける店だからこそ、この Sugarmill は、こうしたお菓子だけでなく、皿盛りデザートも提供しています。
ううん、、でもお腹は変らずいっぱい。。
ここでは、先ほどの写真の真っ赤なカップケーキとブルーベリーマフィン、スコーンを購入しました。
「これは、、、レッドベルベット?? ビーツ、、かな?」
「これはイチゴのカップケーキで、ライムのクリームがのっているのよ」
「じゃ、それにしてみる」
さて、次に向かうは、Temple bakery と Long i pie shop !
両店は同じ店舗の中にあるとか。
そしてここに向かう道中がちょっと怖かった。。
場所的には、Sugarmill から200~300メートルの距離、歩いても5分かからない程度。
それでも、途中のバス停にはホームレスが10人ほど座りこみ、
草ボーボーの駐車場に、
通りに停めてある車にはなんだか怪しげな人影。。
やめようかな、さっきの snooze まで戻ろうかな、、と思いつつも、
真っ青な空と太陽のまぶしさが背中を押しているような気になり、
もう少し前に進むことに。
そしていつでも振り返って走れるよう、道も頭の中に叩き込んで。
この辺り、、のはず、、というところまでやってきても、
店はおろか、家が建つのみ。
この写真は、その辺りをgooglemapのストリートビューから拝借したショットですが、
いやいや、こんなのどかじゃない、笑、、
もっと草ボーボーで、空き地があって。。
ここをずっとまっすぐ行くも見つからず、諦めて帰ろうと、来た道を戻るときに、
ふと、ここを曲がる、、とか?
と覗いてみるとありました!
よかった~~、、、と早速店の中へ。
奥行きのある工場の一角を販売スペースにしました、という感の、全く色気のない店舗。
奥のアトリエでは、オーナーらしき男性と、こぎれいな女性が話をしています。
無造作に並べられている、これまた飾り気のないパイからは、
美味しいから食べてみて!という不思議な魅力が感じられます。
それと、これと、これと、と3種購入。
6~7センチほどのちっちゃなパイなので、お腹がすいていれば難なく食べられそうです。
↓の写真は、ホテルに戻ってから撮ったもの。
美味しそうですよね~!
これが、本当に美味しかった!!
これまでアメリカ各地で食べてきたパイの中で断トツの美味しさ!!!
一口食べれば、使っている素材の良さと、確かな技術のもとに作られていることがすぐ分かります。
チョコのピーカンパイと、ベリーのパイ、コロラドピーチのパイ。
チョコは絶対にバローナ!
スパイス使いに甘さのバランス、絶妙すぎる!
一見普通に見えるベリーのパイは、中にチョコのガナッシュが仕込んであり、
トロリ口溶けもよく、酸味とのバランスもばっちり!
これ、マンジャリじゃない!?私はバローナのマンジャリが大好き!
怖かったけれど、引き返そうと思ったけれど、
こんな美味しいパイに出合えたなんて、本当に嬉しい!素晴らしい!と感激。
” I don' t hate you” のピックはこちらのオリジナル。1本6ドルほどでした。
ちょっとおもしろかったので、
「これも売ってるの?」
「え?これ? 欲しい? もちろん売ってるわよ、どうぞ」
同店舗内にあるはずの temple bakery 、このパイショップの中を見ても、
周りを見渡しても見当たらないので、ま、いいか、と店を後にしました。