そうそう、目的のカフェの近くにスーパーがあることを事前にチェック済み。
その名も FOOD LION。
どんなスーパーだろう♪
ワクワクしながら店に入ると、、
ほぼ100%、お客さんも従業員もアフリカン・アメリカンの人たち。それもちょっとファンキーめ。
おねーさん、そのねじねじの髪型はどうなってるの?わ!ピンク!
なんだか楽しくなってきました。
商品ラインナップもガッツリ庶民的。いわゆる普通のメーカーの普通の商品が所狭しと並べられています。
あ!実は今回、コレも目当てにしていたんです、イースター商品の安売り。
今年のイースターは4月1日だったので、売れ残った商品が安くなっていました。
peepsくん、かわいい。
去年のイースター特別クラスで、このpeepsくんマシュマロ、作りましたよね!
このpeepsくんをびっちり並べたケーキなんかもイースターの時期には登場します。
あ、m&m's、イースターカラーでかわいい!しかもミルクチョコ!
ずっしり重い320g入り。
賞味期限が年内とかなり先なのでそれほど安くなっていませんが、このカラーに魅かれ、しっかり買って来ました。
あら?これは昔、駄菓子屋さんで売っていた水で溶く粉のジュース??これは初めて見ました。
こういう、普通の商品が並んでいるのが本当に面白い!ホールフーズではまず見ない商品です。笑
もっとじっくり見たいところですが、カフェに行かなきゃ。
先を急いでカフェへ向かいました。
スーパーからほど近く、ありました!
ゆっくり座りたい、
店に入ると
「ごめんなさい、3時までなのよ」
がびーーーーーーん。。
ここを訪れるのを楽しみにしていたのです。
明日はもう空港近くのホテルに移動しなければならないのでこんな遠くまで来られないし、、仕方ない、、諦めてホテルへ戻ることにしました。
それにしてもちょっと疲れた。
そうだ、20番のバス、頻繁に通っていたし、さっきのスーパー、FOOD LION の前にバス停があっておじさんが待っていたし、バスで戻ろう。
調べてみると、滞在先ホテルのすぐそばまで行ってくれます。
バス停を背に、FOOD LION をパシャリ。のどかです。
このエリア、ファンキーめのアフリカン・アメリカンの人たちも多く見かけるのですが、身なりのととのった白人も同じくらいおり、
この FOOD LION のすぐそばの BBQ ショップは有名店、白人のお客さんで満席です。
さきほどのカフェのあったあたりにも白人が多く行き交っていました。
ファンキーめのアフリカン・アメリカンと、身なりのいい白人の居住区はたいていはっきり分かれているのに珍しいな、と。
そうこうしているうちにバスがやってきました。
私がこの辺りをうろうろしているときからずっと待合席に座っていたアフリカン・アメリカンのおじさんに、
「お先にどうぞ」と合図すると、
「僕は乗らないよ」
あら、ただ座って休憩していただけなのね。
運賃2ドルを握りしめてバスに乗り込むと、
「無料よ」
あれ?これ、無料だったっけ??
FREE RIDE バスもありますが、番号が違っていたはず。
ま、いらない、って言ってくれてるんだしいいか。笑
運転手さんのすぐ後ろの席に座りました。
運転席そばの席は死守。必ずここに座るのはミネアポリスでもデンバーでも怖い思いをしたから。
ただ、前回のナッシュビルの時も思ったのですが、
南部のアフリカン・アメリカンの人たちは、何か諦めているような、悟っているような、
他の都市のアフリカン・アメリカンたちと違い、大人しく、他人に無関心な印象です。そして無表情。
たとえサービス業に就いていても、にこやかな人はほとんどいませんでした。
ナッシュビルで滞在したホテルのフロントの女性も怖いくらいの無愛想さ。
それでも、私がずっとロビーに座っているのを見かけ、「どうしたの?」と声をかけてくれる優しさがあります。
ナッシュビルのバスで乗り合わせたアフリカン・アメリカンの人たちも、奇声をあげたり、声を荒げたり騒いだりすることは全くなく、糸のほつれたナイロンの手提げをお腹に抱え、ただじーっと座っているだけ。
1人舞い込んだアジア人の私にも何の興味もなさそうでした。
それはここチャールストンでもそうでした。
バスは100%アフリカン・アメリカンの乗客ですが、私には全くの無関心。ただ大人しくじーっと目的地に運んでもらうのを待っているだけ。
40分以上歩いてきた道を窓から眺めながら、私もいつのまにか無表情で乗客に溶け込んでいました。
あ、ホテル、ここだ!
運転手さんに、
「ごめんなさい、ここで降りる!」
ドアを開けてもらい降りました。
朝のマウントプレザント、先ほどのエリア、1日で様々な生活を垣間見た気がして少しぼんやり。
ずっしり重いチョコチップを抱え、部屋に戻りました。
さぁ、今日はレストランでゴハンを食べるぞ!