台風の影響を受けた雨の中を、
また、台風が去り、日差しが強く照りつけた暑い中を、
クラスにご参加くださいました生徒の皆様、ありがとうございました。
こんな天気でも来てよかった!と少しでも思っていただけるよう、
モリモリだくさんメニューにてお迎えした今回のクラスは、お菓子から離れて塩味系。
以前はパンクラスも織り交ぜていたので、定期的に塩味系のクラスがやって来ていたのですが、
今年本科クラスをスタートさせてからは初めて、、かな?
今回のビスケットは、私の大の自信作!!
ビスケット、とひと口に言っても、
ふわりriseさせるためにイーストを使うもの、ベーキングパウダーを使うもの、ベーキングソーダも使うもの、
それに、
油分にはバターにショートニング、
水分としてはサワークリーム、バターミルク、牛乳、
変ったところで現代ではアーモンドミルクにココナツミルク、はたまたビールを使ったり、
お好みでチェダーチーズにハーブを混ぜたり、
材料を少しずつ変えるだけで、
そして成形方法を変えるだけで、
全く異なる味わいを楽しめるバリエーション豊かなクイックブレッドです。
「アメリカではビスケットといえばソーセージグレービー、
ソーセージグレービーといえばビスケットなのですか?」
と生徒様からご質問いただきましたが、
ハイ、もちろん、以前このブログでもご紹介したように、チーズやハムをサンドして仕立てたりもしますが、
この2つは特にダイナーのメニューでは切っても切れないセット。
「甘くしては食べないのですか?」
いえいえ、ショートケーキ、としてフルーツやソース、クリームを挟んで甘くしてもたべますし、ジャムをつけたり、メープルシロップをたらしたり、
フルーツと焼き込んだりも。
ほかにも、うすくのばしてカットして、
日本で言うすいとん、のようにして、スープに入れたりもするのですよ~。
もともとビスケットは南部のアフリカン・アメリカンの人たちにとってパン感覚。
イーストを使ったパンを容易には作れない代わりに作ってきたものです。
いまは全米、いろいろな都市にビスケット専門店があって、そこには、、、
と、BONUTSの話しかり、ビスケットのお話も満載のクラスでした。
実は、まだまだ私の中でのビスケットブームは続いており、試作してみたいものがたくさん!
これまでも多くのビスケットをクラスでご紹介してきたのですが、
いやいや、まだまだ足りない!
それほどまでに奥深い、そして魅力のあるクイックブレッドなのです。
「パンがない!という朝に、7月クラスのシナモンロールを作っています!」とお話し下さった生徒様が何人かいらっしゃいましたが、
今回のビスケットも、そんな1つになってもらえる手軽さですよね^^
サイドメニューも実は手軽にできてしまうものばかり。それでいてアメリカ気分を味わえます。
ぜひおうちでご家族に、そしてご友人を招いてのお席で、作ってみてくださいね!
さぁて、来月9月はウーピーパイ!
農作業に出かけたご主人が、お昼に奥さんに持たされたランチボックスをあけたら「ウーピー!!!」。
このお菓子が入っていて余りの嬉しさに叫んだその言葉が名前の由来となった、と言われるお菓子。ペンシルベニア・ダッチが作ってきたお菓子です。
クラスではマカロン感覚で、ちょっと現代風に洗練された味わいで作っていきますので、是非ご期待ください!
クラスのご案内を近いうちにブログに、、、
、、の前に、今日、買ってきたウーピーパイをご紹介する記事をアップしますね~!