いま振り返ると、シカゴに着いた、旅の初日が一番寒かったかな。
帽子に手袋までしたのはこの日だけ。
風も強く、耳も痛くなってきました。
さぁ、事前リサーチでホリデーメニューを楽しみにしていたこのお店へ!
Toni Patisserie です。
ここはHPによれば European inspired Patisserie and Café 。
お店に入るとヨーロッパ調の設えに包まれ、カフェではキッシュやサラダをつつく少し年齢層高めのお客さんで満席です。
ベーカリーコーナーを見れば、
マカロンにシュクセ、オペラ、お菓子を見るとしっかりフレンチ系。
去年は覗きはしたものの、購入まではしなかったお店だったので、今年は食べるぞ!と。
やっぱりアメリカ!、な感じなのは、マカロンのフレーバー!
エッグノッグにチョコペパーミントなんて、しかもこのクリスマス時期ならではの味わいです。
オペラはピスタチオとラズベリー、だそうですが、色~!笑
フランス人がのけ反ります、絶対。笑
ディアマンもクリスマスカラーに。
この時はまだ旅の初日だったので、帰国前日にまた寄ろう、と思い、何も買わず。
後日、24日のイブの日に訪れると、もうこんな感じのパッケージにおさめられた商品は全部売り切れていました。
シュトレンやソシソン(!ソシソンまである!と感動!)も残りわずか。
どうしよう、、と悩んでいると、
アフリカン・アメリカンのキレイで優しい笑顔の店員さんが、
「どれになさいますか?」と。
「まだ悩んでいて、、、」
「ゆっくりご覧くださいね!なにか分からないことがあったら声掛けて!」
アメリカの店員さんって出過ぎず、本当に心のこもった応対をしてくれるので嬉しくなります。
選んだのは、バラ売りで残りわずかになっていたディアマンを1枚、そしてエッグノッグのマカロンを1コ。
一口サイズにカットされてご試食として出されていたシュトーレンを口にぽいっと放り込みます。うむ、フツー。笑
会計で財布を取り出すと、先ほどのお姉さんが、
「クッキー、2枚入れといたからね」と、穏やかな笑顔でささやいてくれました。
わぁ!嬉しい!
イブの日は早終いするお店が殆ど、このお店も15時までの営業。
訪れたのは14時半頃だったので、
これから売れるか分からないクッキーをそのまま残しておくより、
何を買おうか延々と悩んでいる(笑)このコに、クリスマスだし、と思ってくれたのかな。
そう思うとその優しさにまた嬉しさ倍増^^
日本を訪れる外国人は、おもてなしに心遣い、親切、と日本人を評してくれますが、
いえいえ、今まで訪れたアメリカの街、どのアメリカ人の店員さんもみんな本当に心のこもった、温かいサービスをしてくれます。
クッキー1枚分プラスされた重みと優しさを感じながら、紙袋を手に、
「ありがとう!」と店を後に。
このエリアには私の大好きなお店があります、クリスマスのお菓子が楽しみ!