posted:2014.10.11
成田からミネアポリスまで11時間弱。
西海岸のときのような、ひと寝したらあらもう?ではなく、しっかり飛行機に乗っています、という感じでした。
今回の旅、構想はあったものの、実際にホテルやエアーの予約をしたのが出発1週間前!
それはいつものことながらも、笑、、今回はさすがに行けないかも、、と焦りました。
でもなんとか無事に降り立ったミネアポリス・セントポール国際空港。
外を見るとじゃんじゃんの雨ふり。
トホホ、、シアトルの時みたい、
でも今回はトラムでホテルまで移動、そのあとは徒歩なので、こんな天気の中大丈夫かなぁ、と心配しつつ、
それよりまずダウンタウンへ向かうトラムの乗り場までたどり着けるかの方が心配でした。笑
誰かのあとに付いていけばいいか、は通用しません。
「ミネアポリスにトランジット以外で降りる日本人なんていないよね」と、入国審査時に前に並んでいたご夫婦の会話にあるように、この地に降りた日本人は本当に私だけ。
日本人でなくとも、殆どの人が乗り換え出口の方へ。
搭乗していた便はベトナム航空とのコードシェア便で、もともと日本人はかなり少なく、6、7割は他のアジアの国の方々。
それ以外が白人のアメリカ人という感じでした。
いずれにしても殆どの人が乗り換えにこの空港を利用しただけで、
この地に降りた人も誰かが迎えに来ていたり、どこかへ足早に去って行ったり。
そして心配的中。笑
事前に空港の見取り図からトラム乗り場への地図から全てDLし、印刷までして持って行ったのに。笑
あの道案内のサインの矢印って、下向いているんだか、左右を指しているんだか、イマイチわかりづらいですよね。笑
結局、地階にあったトラム乗り場へ向かうのに、エレベーターで上に向かっていたくらいで済み、
無事、販売機で1日乗車券を購入。
交通システムの路線、料金体系、買い方はビデオまで見て予習しておいたのでばっちり。
ミネアポリス、セントポールは、Metro Transitの運営する路線が街中を網羅しています。
日本と同じく、「GO TO CARD」というパスモのようなカードがあり、入口でピピっ!でOKの便利モノ。
チャージもできますし、これでチケットを購入することもできます。
欧米のバスや電車などは、チケットが共通、料金体系もゾーン制をとっていることが多く、
乗り換えOKだったり、でもone wayしかダメだったり、と、細かい点でのシステムが異なるので、よくよく読んでいきました。
日本と異なり、厳正な改札機などなく、すっと電車に乗れることの多い欧米で、
誰もチケット有無のチェックはしないだろう、と無賃乗車する人もたまにいるのですが、
昔、ドイツにいたころに、突然、コントローラーと言われるチケットチェック係の人が回ってきて、
チケットを持っていなかったジプシーの親子が、文字通りバスから引きずりおろされているのを見たことがあり、
外国人観光客だからといって、知りませんでした、分かりませんは通用せず、容赦ないのはよくよく知っていたので、
ここでの間違いは決してできない、と思っての予習でした。
余談ですが、ドイツのコントローラーは普通の服装で一般客と同じようにバスに乗ってきて、
ドアが閉まり、バスが動き出したとたんに、身分証明証を見せながら、「コントローラーです、チケット見せてください」と回ってくるのです。
きちんとチケットを持っていたってビクっとします。
20年以上前の話ですけれど。笑
、、ということで、Metro Transitの場合は、
ラッシュ時間帯の料金が少し上がる、
乗り換え券が有効なのは2時間半以内、
バスに乗る時は、持っているチケットをボックスに通す
バスもトラムも、セントポール市内もミネアポリス市内もチケット共通、
と分かり、
短期滞在の私には1日乗車券が一番いい、ということで、
実際に券売機を前に、何度も買ったことがあるかのように、ボタンをピっ、ピっ、でスムースに購入。笑
意気揚々と、笑、、エスカレーターでホームへ降りていくと、え!?人がいない!
これもまた不安要素。笑
人がいない、というのは何よりも人を不安にさせます。
そして誰か来てくれた~!と思ったら、ジーンズが腰までずり落ちている黒人青年、向こうにもいかにもな青年。えーん。。
このトラム、実は貧困層の人しか使ってないの??
これから30分以上乗る途中の駅の治安は大丈夫かな??
ぐるぐる不安がめぐる中、そういうときに限ってなかなか電車も来ない、という。笑
でもそうして待っている間に、次第にスーツケースを持った乗客が集まってきて、ホッとしました。
今回はとにかくフットワーク軽く、動きやすくしようと思い、荷物は機内持ち込み可のサイズのスーツケースに、バッグ1つ。
気温25度以上の日本から10度満たない地へいくにしてもコートを持つ余裕はなく、
そこでユニクロのウルトラライトダウンのサイズ&デザイン違い2枚持ち。
トラムに乗り込むと、ひんやりした空気が。
ささっとバッグからダウンを取り出し羽織ってホテルへ向かいます。
えと、ホテル、こんなダウン姿でうかないかな??と思いながら。笑
雨脚はちっとも弱まることなく、車窓の風景もどことなくさみしげ。
ただ、空港近くはたいていどこの国も荒廃していたり、治安が悪かったりするものですが、
ここミネアポリスの空港近辺は、きれいな家が立ち並び、道もキレイ。ここでちょっとホッ。笑
そうしているうちに着きました、nicollet mallの駅。
ここからホテルまでは歩いても1分程度。
現地の人よろしく、傘も持たずに歩こうかと思いましたが、ムリムリ。笑
やっと着きました、今回滞在のホテル!
わわわ、メインダイニングのB.A.N.K.がロビー階にある!
luncheon meeting風の、きれいな身なりの人があちこちに。
うわぁ、やっちゃった。笑
ごめんなさいね、こんな恰好で、しかも雨に濡れて、、と思いながら、しずしず歩きます。笑
このダイニングの中を通って行かないとチェックインのフロントにたどり着けないのです。
フロントでチェックイン手続きができたのがお昼の2時半過ぎ。
フロントのお兄さんが、「仕事ですか?」「この街に知り合いでも?」などいろいろ聞いてきます。
アメリカの人は皆、こういう会話をごく自然にしますよね。
「日本人のお客さんなんてここミネアポリスには殆どいないですよね?」と聞くと、
「そうですね、Boston Scientificに来る人たちくらいかな」と。
「そうなの~」と答えて、7階の部屋へ移動。
そして検索、「Boston Scientific」。笑
部屋はエグゼクティブなのに普通の部屋と同じ料金というキャンペーン期間だったので、ラッキー!
でもなんだかだだっ広い。笑
そして、日本人には必須のバスタブが、、、ない。。
でもジェットシャワーのようなものが壁に3つほど取り付けてあったので、これはこれで楽しいかも、と、
バスタブのある部屋を尋ねずに、ここに滞在することにして、荷ほどき。
空港に降り立ってからホテルに来るまででこの文章の長さ!笑
それだけ私にとってはドキドキの連続だったのです。笑
さて、次の記事からは写真満載に、あちこち回った珍道中をお送りします!