5泊7日のボストン旅もいよいよ最終日、明日の11時前にはホテルを発つので街歩きができるのは今日が最後です。
毎日5~6時間は歩き続けているのでさすがに疲れが出始め、この日はちょっと遅めに起きました。今日は近場をゆったり散策予定。
そして何より、楽しみは最後に、とばかりにまだ食べていなかった Georgetown Cupcake のカップケーキを食べに行きます!
ホテルにほど近く、Newbury St. にお店があります。
ここはもともとは Washington,D.C. に本店のあるカップケーキ屋さんで、ボストンのこちらのお店は支店。グリーンカードを取得したカナダ人姉妹が経営しています。
ある日ペンタゴン(!)から、
うちのシェフにベーキングクラスを開催して欲しい、との要請を受け、もちろん快諾。
と同時に、軍人の親族や友人が多く、常日頃から駐留する隊のために何かしたいと考えていた彼女たちは、これはいい機会と、アメリカ軍への10000個のカップケーキの寄付を申し出たのです。要した砂糖も粉も500パウンド、卵は100ダース!
数日後、ドライアイスで完璧な状態が保たれたケーキが、イスラマバードの基地に届けられた映像を見せてもらったそうです。
生涯でも忘れえぬ意義深い体験だったと後述する彼女たちは、この2010年来、毎年、軍への寄付の活動を続けているそうです。
さてさて、今日も人気のこのお店、4~5人並ぶ間にじっくりショーケースを眺めて選ぶことができます。
ひっきりなしにやってくるお客さんの層は、ピンクやラメが似合いそうな20代前半のカワイイ女の子たちが多いよう。皆、スマホを片手におしゃべりしながら並んでいます。
そしてお気に入りの1コ選ぶと、店先にちょこっと置かれているテーブルについて、
ワイワイ楽しそう。
ん、ボードにある値段表を見ると、1コは$3。6コ、12コにすると少し安くなるよう。
ではもちろん6コ入りを♪
ベーシックなバニラに、チョコに、、、
あ、クリームがバニラで生地もバニラ、クリームはバニラだけど生地はチョコ、もあったり、名前もなかなかに複雑。
ん~、6コ分も覚えられないなぁ、、紙にペンを走らせ、、
「6コ入りをお願いね、ハイ、これ」と手渡すと、
「あ、これは助かるわ~」とお姉さん、
「え~と、"バニラバニラ"と~、、」紙を見て1つ1つ読み上げながらレジ打ち。
「だってね、6コも名前全部覚えられないんだもん、書いちゃった」と言うと、
「そうよね、これはいいわ!」と。笑
そして選んだのがこちら。
手の大きさと見比べていただけるとお分かりのように、結構小ぶりです。
手に持っているのはキャラメルソルト。
クリームを指ですくって舐めてみると、、ん!これはおいしいっ!
背筋がしゃきっとするおいしさ。しっかり甘いのにとにかくおいしい!
"チョコ"のクリームはいわゆるふんわりクリームではなくガナッシュ!
ボンボンショコラに詰めるあの濃厚なガナッシュがそのままたっぷりカップケーキ生地の上に絞られています。
え~、これで3ドルは安すぎるでしょ~!
ではではいっただっきまぁーす!、ぱくっ!ん~、おいしいなぁ~。
生地だけだとどうかな、、、あれ、ちょっと残念なお味。笑
先に訪れていたカップケーキ屋さん、sweet の生地の方が断然キメ細やかで味もよく、
対してこちらのはアメリカの生地っぽく、おおざっぱな感じ。
でもクリームと一緒に食べるとおいしいので、これはこれで◎!
1種1種、味わいが違い、楽しめます。
facebook上にオンタイムで、写真とともに「おいしいよ~!」と書くと、
ワシントンDCに駐在していた学生時代の友人と、今駐在している友人からそれぞれ、
レッドベルベット、キャロットケーキがおススメ!とのコメントが!
よかった!レッドベルベット買ってる♪
ん?キャロットケーキ?あれ?ラインナップにあったっけ??
部屋でHPを検索すると、お!、日替わりメニューに入っていました!
明日帰るのに、、食べられない。。悲しすぎる。。
さきほど軍への寄付の話を書きましたが、
フレーバーはアンケートも行い「みんな大好きキャロットケーキ」を多めに送ったそうです。あぁ、食べられないなんて、私、何やってるんだろう、、と、暫しどよんとしました。笑
明日のオープンは10時、行けるかな?、、でも、もし並んでいたら、、
チェックアウトもあるし、パッキングも、、いろいろ考えると、やっぱり無理。でも諦めきれない!