ふぅ、暑い!ボストン市内に帰ってきました!
でもまだ明るい!ホテル近くの flour bakery を初めて訪れます!
オフィスビルの1角にあるような、、
ぱっと見では、ここがお菓子屋さんという雰囲気は全くありません。
このタマゴの割れたロゴ看板が目印。
中に入ると間口が広い!
前回訪れたワシントン通り店も間口が広かったのですが、
こちらは倍以上の大きさのショーケースで、商品ラインナップも断然多い!
ちなみにワシントン通りのお店が2000年にオープンした1店舗目、
ここバックベイにある店舗は4店舗目だそうです。現在、ケンブリッジなども含め、4店舗展開しています。
目に飛び込んでくるお菓子たちはどれも華やかさや惹きつける色の鮮やかさはないけれど、
じっくり見ているとしみじみ美味しそう。どれにしようか迷ってしまいます。
そして1コ1コが大きい!
今回の旅の目的は、なんといってもこのお菓子屋さんに来ること!
flour bakery は、全米トップ50bakeryの3位に輝くお店です!
シェフの Joanne Chang は、Harvard College を卒業し、経営コンサルタントとしてのキャリアを歩み始めますが食の道へと転向。
アメリカ育ちで、台湾をバックグラウンドに持つ彼女、家でのおやつはいつもフルーツだったそう。
家の外で出合う魅惑の味、アメリカのお菓子に魅かれ、その思いを捨てきれずにお菓子の道へ進むことを決断します。ボストンやニューヨークのレストラン、お菓子屋さんでの修業を経て、2000年に自身の店をサウスエンドにオープンさせました。
ここはカスタードクリームのつまったドーナツが有名ですが、今はラズベリージャムとのこと。それと、ボストンクリームパイ、マイルハイのレモンメレンゲパイを買いました!
ちなみに全米トップ50bakeryの1位は代官山に5月末にオープン予定だったものを急遽取りやめることを最近発表したばかりのSF発 Tartine Bakery。ここはブルーボトルが買収していたのですね。
そして2位は、こちらはそろそろオープン予定のNY発ドミニク・アンセルのベーカリーです。
、、ってことは3位のこの店も、水面下で日本進出準備しているかも??なんて期待しつつ、
いっただっきまぁーす!とかぶりつき!
うわぁ!ドーナツ、おいしすぎる!
こんなにおいしいドーナツ、もう嬉しすぎる!!
シアトルで食べた Top pot doughnuts もおいしかったのですが、これは生地の質感が全く違う!
とろけるようなきめ細やかさではなく、しっかりどっしりした生地。
持てば手にずっしりくる重量感は中にたっぷり入っているフィリングのジャムのせいだけではありません。
外にまぶしてある砂糖はジョリジョリ、これが生地の風合いと合っていて、
ラズベリージャムは甘すぎず、あのベリーの華やかな香りが鼻を抜けていきます!幸せ!
そして私がシアトルのドーナツを再現した時に作ったラズベリージャムと同じ味!
びっくりするほどあっという間に大きな1個を食べきってしまいました!うわぁ、もう感激!
期待度がさらに高まり、次に手を伸ばしたのがボストンクリームパイ。
こちらについては、以前、記事に書きましたね。詳細はこちらを。
甘さはかなり控えめでとろける口当たり、日本人好みの味です。
どんどん嬉しくなり、さぁ、マイルハイレモンメレンゲパイ!
パックを開けたら、メレンゲの焦げた部分がべったりフタについてしまっていたので、
閉め直しての撮影。笑
これは、パイではなく、タルト、でした。
レモンクリーム、甘っっっ!!!笑
メレンゲの軽やかな甘さでやり過ごす、という感じ。なんだか嬉しくない表現ですね、やり過ごすって。リピートは、、辛い。笑
ちなみに、マイルハイ、というのは、背の高いものによくつける名前。
このパイも、メレンゲてんこ盛り!という感じで10センチ以上の高さがありました。
マイルハイのアップルパイ、おととしのキャラメルアップル風アップルパイクラスのときにお話ししましたね。
あの時はキャラメルソースを焼き上がったパイに塗りましたが、塗らなければマイルハイのアップルパイです。
ん~、flour bakery が全米トップ3位に選ばれるのは大の納得!
どんどんこのお店に、お菓子に、興味がわいてきました!!!