ハンバーガー屋さんを探して歩いているときに通りかかったのがこの消防署。
こちらはボストン最古の消防署ですが、今も現役。
さきほどの記事で書きましたが、
右に写っている横断歩道のあたりで、マイクを持ったテレビレポーターがクルーを従え、撮影をしていました。
それほど気にも留めていませんでしたが、夜、パッキングしながらテレビを見ていると!
おぉ!この取材だったのですね!
上の写真に写っているブーツが、
私の撮った写真や、下の画像にはありません。これが盗まれたそうです。
一夜にして姿を消したこのブーツとその下のメタルbox、
チャリティのお金を集めるためのものだったようで、
筋ジストロフィー協会や、2014年のボストン、ビーコン通りでの火災の犠牲となった消防署員の memorial fund へ寄付されていたそうです。
盗まれたその時にどのくらいのお金が入っていたかは分かっていないそうですが、
このボックスとブーツの重さは50パウンド以上、ん、意外と軽い、、
それより何より、地面にボルトでしっかり固定されていたよう。
複数犯による犯行で、ハンマーかなにかで強引に叩き壊して持ち去ったのでは、とのことです。
このメモリアルデーの週末には多くの通行人による善意が寄せられたはずだろうに、と、消防署員も肩を落としていると、ニュースでは結んでいました。
この消防署、ボストンで最古、と初めに書きましたが、
1886年にローカルの建築家によって設計され、1887年、リチャードソニアン・ロマネスク様式で建てられたそうです。
私は建築に全くもって疎いので、この様式についてはよく分かりませんが、
同じこの様式で建てられているのが、コプリー広場のトリニティ教会だということです。
当初は、続きの左の建物は警察署だったようですが、
2007年、Boston Architectural College が 722million で購入したとか。
、、ということで、現在はこんな風になっています。
ちなみにこの斜め向かい辺りにあるのが、あの有名なバークリー音楽院です。
ここからマサチューセッツ・アベニューを南下していけば、
小澤征爾が長く在籍したボストン交響楽団の本拠地、シンフォニーホールがあります。