プリマス・プランテーション。
プリマスは、ピルグリム・ファーザーズが入植したアメリカ発祥の地。
ボストンから車で南下して50分くらいの場所にあります。
このプランテーションでは先住民Wampanoag族の集落や、入植者たちの村を見学できます。
ビジターセンターでチケットを購入し、簡単な説明のビデオを観た後は、
各自が地図を手に中を巡ります。ここが入口。
こんな風に、当時の服装をした人たちが、当時の生活スタイルを見せてくれます。
観光客がする質問にも気軽に答えてくれます。
この集落を抜けると、こんな看板がお出迎え。
ここからが、入植者たちの村。向こうに見えるのは海です。
本当に普通に生活しているよう。
この後入った家では、お爺さんが真っ暗な部屋の中で読書していました。
見学者に薪割りを教えています。
原住民や入植者たちの家や生活ぶりを見ると、
人間の生活はこういうことからスタートしたんだよな、
生きるって本来こういうことだよな、と改めて気付かされます。
そして、厳しい冬には過酷な生活を強いられたであろう、その苦労も想像できます。
彼らがやってきた1620年は大変な厳冬で、食べるものもなく、病も蔓延、多くの死者を出したそうです。
原住民ワンパノア族からとうもろこしの種をもらい育て、その最初の収穫ができた時、
彼らを招き、恵みに感謝したことが始まりとされるのが、今でも11月の第4木曜にアメリカで行われている収穫感謝祭と言われています。
PCやテレビ、電化製品に囲まれ、それが日常となっていることを疑問にも思わない生活からたまには抜け出ることも大事ですね。
次はメイフラワー2世号を見に行きます!
調べてみると、補修中で停泊していないかも、とのことでしたが、
メイフラワー号、ありますように。。