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いつからでも好きな時に参加できるスタイルの【本科】クラスでは、
新規の生徒様を募集しております。
ご入会、体験レッスンは随時受け付けておりますので、
HPの contact よりお申込み・お問合せください。 皆さまのご参加をお待ちしております!



※2020年2月から新型コロナウイルス感染拡大防止の観点より、教室でのクラス開講は見送っております。
現況下では、実教室でのクラス開催は2021年春以降になるのではと考えております。

現在、現生徒様向けにウェブクラスを開講しており、
初めてのかたにもご参加いただけるよう、ウェブ体制を整えております。
スタートの折にはブログ、HP、インスタでご案内いたします。
楽しみにお待ちいただけますと嬉しいです。

2019年8月5日月曜日

編集後記:楽しかった南部旅




今回、5泊7日のアシュビル旅を終えて思ったのは、やっぱり南部、美味しいなぁと。
そしてチャールストン同様、ここアシュビルも観光地化されており、
観光地化、と言ってもアメリカ人観光客が楽しむローカルな雰囲気があって、治安が良く、レストランなども充実。
運転するまでもなく、歩いてまわるだけで十分楽しめます。

チャールストンは海側なので料理には魚介が多く使われ、
名物のシークラブスープのほかはサコタッシュ、ホッピンジョン、フライドチキン、グリッツ、、分かりやすい南部料理がどこでも楽しめます。
こちらアシュビルは、そういったいわゆる南部らしい料理はそれほど多くはなかったかな。前面に押し出していない感じでした。
帰国して知ったのですが、BBQ発祥の地、とのこと。確かに旅の中で一番BBQを楽しんだかも知れません。

そしてアシュビル、以前の投稿記事に書きましたが、アジア系の味わいがかなり取り入れられていたのが印象的。Kimchi、の文字はかなり見かけました。
スーパー、ハリス・チーターのテイクアウト惣菜の中華のレベルは高く、
シェフを呼んで下さい、と言ってしまいそうになる美味しさでした。いや、人生で1回もそんなこと言ったことないですが。笑


今回ちょっと残念だったのは、B&Bに泊まれなかったこと。
アシュビル、実はダウンタウンからそう遠くないエリアに素敵なB&Bがたくさんあるんです!

Bed & Breakfast、オーナーこだわりのインテリアの、少人数だけが泊まれる宿泊施設。
文字通り、一泊して、こちらもオーナーこだわり、腕をふるった朝食が楽しめるのです。
宿泊料金は決して安くなく、時期にもよるのでしょうが、ここステキ!と思うところは私の見ていた時は1泊5万円ほど。人気で予約もなかなか取れません。

値段やその予約状況から諦めた、というより、
トランプ政権になってから、ニュースを見聞きするに人種差別が表面化するようになった気がしており、
いえ、私はアメリカ旅でこれまでそのような差別的扱いをされたり嫌な思いをしたことは1度もないものの、
アジア人の1人客が、家族のように触れ合うB&Bを訪れたらオーナーや他の宿泊客がどう思うだろう、、と心配になってしまったのです。

レストランでは味わえない、オーナーの手料理で迎える朝も素敵だな、と最初はいろいろ調べていたのですが、
たまたま見つけたブログで、アシュビルのB&Bで嫌な思いをしたという日本人の方の投稿記事を見てしまい、今回は断念することに。

今度訪れる機会があったら、やっぱり泊まってみたいなと思っています。


さて、次のアメリカ旅はやっぱりSavannahかな、と思いつつ、
いくつか候補の旅先は既にピックアップ済み。
生徒の皆様が何より、「先生、次はどこですか?」と楽しみにして下さっているので、
未知の味わいを求め、皆様にもその味わいをクラスで楽しんでいただけるよう、
これからも食い倒れ旅続けてまいりますね!


今回もアシュビル紀行、お付き合いくださいましてありがとうございました!
次の紀行にもぜひご期待ください!またその日まで~!





アシュビル6日目③ ~晴れてオヘア空港から




晴れてオヘア着!
安心感から快適なフライトでした!

さぁお腹もすいてきたし、何食べようかな、
お昼12時過ぎにシカゴに着き、夕方17時半頃発の羽田行きに搭乗予定。
結構時間があります。

great american bagel company の、
プレッツェルのバンズにハムとオムレツ、チーズを挟んだ温かいサンドが大好きなのですが、
このバンズが数年前からなくなってしまったのですよね。。
以前、本科クラスのご試食で登場させましたね^^

時間があり余っているので、ターミナルの端から端まで散策。
もうシカゴの空港は完璧に把握しました。


悩みに悩んで、食事をするのに選んだのは結局ここ。
以前も訪れて、その時はかなりイマイチだったものの、リベンジとばかりに再挑戦。チャレンジャー。笑



なんだかすごくおいしそうじゃないですか?

もう2度と来ないぞー!笑
このチーズ、私の苦手なチーズで臭みがあり、肉も塩味が足りず食感もボソボソ、
うーんうーん、、、
美味しかったのはコチラ。フライドポテト。


ものすごい量だったのですが、ポテトほぼ完食。笑


ちなみに後ろにチラリと写っているのは Garrett のシカゴミックス。
シカゴの空港をトランジットで使う時は必ず買ってしまいます。
美味しいですよね~。チーズ多めが好み。

この Garrett、不思議なのが働いている人たち、まーーーったく愛想がないこと。笑
全員アフリカン・アメリカン女子たちなのですが、
とにかくニコリともしない。疲れてるのか?笑

頼んだサイズと違う small を渡されかけて、
それ、前の人のです~と。前の人、2つオーダーしたのに1つしか持って行かなかったようです。
私のはね、ジャンボサイズなので絶対にそれじゃない。笑


そうだそうだ、座席変更してもらおうと思ってたんだ。
食事を終えて慌ててANAさんの搭乗ゲート、カウンターへ。
通路側の席を確保しているけれどもう少し前方の席が良いな、と。

最初は、満席で、、とおっしゃっていたのですが、直前に変更があったようで、
呼び出して下さり、とってもいい席を手配して下さいました。

ANAさんにはあまりお世話になったことがないのに、、
嬉しい、ありがとうございます!、大ファンになりました。笑


予定時刻を少し遅れて羽田に向け出発。
足を伸ばしながらの快適な空の旅にすっかりリラックスし、今回の旅も無事、終わりを迎えることに。
今回も、やっぱり南部は楽しい、美味しい、を実感した旅でした。

毎度、旅を終えると次の旅の目標が浮かびます。
目標って、アメリカの冷凍食品食べるぞ!とかですが。笑
また新たな体験、未知なる味を求めて、絶対すぐ来まーす!




追記:
20時過ぎに羽田着。レンタルしたルーターを返却してタクシーの列に並ぶと前に外国人観光客の父娘。20歳くらいでしょうか。
わー、カワイイー!を連発して撮っているのがあのボックス型の黒塗り、東京オリンピックロゴ入りのタクシー。
「絶対にあれに乗りたい!」

とはいえ、普通のタクシーも列には混ざっているわけで。
もし私のが黒塗りだったらチェンジしよう、と眼でささっと順番を追うと、
彼女たちのは晴れて念願のボックスカーが当たりそう。よかったねー!

帰路、車窓を眺めていると眼がチカチカ。
なんだろう、と思っていたら分かりました。
日本の看板、ひらがな、カタカナ、漢字、横文字、とバリエーションが多く、
ここ数日アルファベットしか見ていなかったので、ものすごくストレスに。

日本で日常生活を送っている時はそんなこと思いもしていなかったのですが、
そんな中私たちは毎日を過ごしているのですね。

なんてことをぼーっと考えつつ、家に到着しました。


アシュビル6日目② ~チェックアウトして空港へ




ホテルに戻り、荷物の最終整理。
先ほど Cracker Barrel で購入したマグカップを預け入れのスーツケース、洋服と洋服の間に潜り込ませ、
あれ?今回の荷物、意外と少ないかも。
予備で用意しているもう1つのスポーツバッグにはまだスペースがあります。
あぁ、、、Marshallsでメラミンのお皿、小さいのとセットになっている方を買えばよかった。。

ちなみにあの大皿4枚セットが10ドル、小皿との8枚セットが17ドルでした。安っ。笑

スーツケースの上にスポーツバッグをのせ、チェックアウトのためにロビーのカウンターへ向かいます。
あら、昨日見かけなかった新しいお兄さんもいる。

チェックアウトを済ませると、
「あそこにシャトルバスの運転手がおりますからね」
「おおぉ!はい!ありがとう!」

約束した時間までまだ余裕がありましたが、運転手さん、すでにスタンバイ。
スーツケースを引っ張って小走りでおじさんの元へ向かいます。

「あ、待ってもらってたんですね、、よろしくお願いします!」

2つの荷物を受け取りひょいっと車に乗せて、私を座席に案内すると車は空港へ向けて走り出しました。

窓からはさっきの Cracker Barrel 。バイバーイ!




「ごめんね、ずっと待っててくれてたの?」
「いや、ちょうど前にやっぱり空港への送迎があって、休みながら時間調整してたんだよ。
 きみは8時だろ。大丈夫だよ、そのつもりだったから」
「そうだったんだ、ありがとう」

「空港ってここからどれくらいかな?」
「すぐそばだよ、もう着くよ。飛行機会社は?」
「お、えと、ユナイテッドです」
「ユナイテッドのカウンターはここだから。じゃぁね。」

はい、もう着きましたー。笑


見知った風景。
アシュビルに着いた当日、夫婦を乗せて私の前を通り過ぎたタクシー、パイロットさん、CAさんが乗りこんだ車の様子が思い出されます。あの時は辛かった。笑

アシュビル地域空港。小さな空港です。
ガラス張りの建物からは航空会社のカウンターが外からでも見えます。待合席にも人影はほぼなく。


ここがユナイテッドのカウンターかな。
あ、あっちに人がいるから、あっちに行こう。
チェックインの機械を操作。予約番号を打ち込みますが、エラーが出ます。
あれ?イヤだよぉ、もうトラブルTT
再度チャレンジ。
やっぱりダメです。

そばにいた航空会社のお姉さんに
「すみません、この予約番号打ち込んでもダメなんです。。」
「あら、おかしいわね、えと、、」
「これなんですけどね、、、」
「あれ?ん???」

2人同時に気付きました。
私が予約していたのはユナイテッド、
チェックインしようと操作していた機械はアメリカン航空のもので、お姉さんもアメリカン航空の人でした。

2人で
「ユナイテッドのカウンターはまだ人が来てないけれど、あっちよ」
「ありがとう!」


ユナイテッドのチェックイン機を見ると、
「預け入れ荷物のある方はこの機械でチェックインせず、職員にお尋ねください」
とあります。

職員さーん。。誰もいません。。

せっかく空港に早く来たのに、
中で買い物をゆっくりしたり、お茶飲んだりしようと思っていたのに。。


不安そうにウロウロする私を見かけた空港職員の男性が声をかけてきました。

「どうしたの?」
「チェックインしたいんだけど、職員さんが来なくて。。」
「便は何時発?」
「シカゴ行きで11時なんです」
「それだったら9時頃に職員がここに来るから大丈夫だよ、ここで待ってな」
「ありがとう」

みんな親切TT

まだ8時過ぎ。9時まで相当時間がありますが、ここすぐそこに見えるシナボンは、、今いらない。笑
スマホの充電をしながらとにかくボーーーーーっと過ごします。


60歳くらいのご夫婦がやってきました。
チェックイン機を覗きこんでいます。
おじさんがピコピコ操作していますが、
あれー、おじさん、そのおっきなおっきなスーツケースを預けるなら職員さん待ってないとー。
奥さんらしき人がご主人に何か言っています。
旦那さん、聞かずに操作を続け、印字されて出てきた航空チケットを掴みました。
ん?なんか揉めてる?笑

でもよかった、
同じく9時にやってくるであろう職員さんを待つ同士ができました。笑
いや話しかけるわけではないのですが、とりあえずは安心。

画面には、11時のシカゴ便は ON TIME と表示されています。
よかったよかった。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


9時になりました。
ほぼその時刻ぴったりにユナイテッドの職員さんが現れました。
おぉー神!

8時からずっと待っていた私はチェックイン1番乗り。
シカゴ経由の羽田行き、シカゴから羽田はANA便ですが、
もちろん、アシュビル➠シカゴ、シカゴ➠羽田の両方のチケットを手配してくれ、
荷物も2つ、羽田まで手配してくれました。

ほっ。安心。

さて、買い物、何があるかな?アシュビル土産。




がびょーん、、なにもない。。

ちょっとしたカフェスペース、
機内を快適に過ごすグッズ、本、のほか、
アシュビルらしいお土産物、キーホルダーとペンと、ヘンテコなグラスと、
あ、なんとか、ローカルブランド、Imladris Farmのジャムを発見。
ダウンタウンのショップで買ったのですが、一応買い足しておこう。

ひぃ、あと、見るとこない。。
便って11時だよね。
ぽつーーーーーーん。。。


人は結構おり、皆、搭乗ゲート近くの椅子に座り、それぞれに時を過ごしています。
ポテトチップ食べてる率高し。笑




私のシカゴ便はオンタイム。
ん?嫌なものを見つけてしまいました。
朝の5:45のシカゴ行き、ユナイテッドが遅延しており、出発時刻が12:37って。。

あの便を予約しないでよかった。。。

怖いもの見たさでそちらの搭乗ゲートに行ってみると、カウンターにはたくさんの人が並んでいます。
座席には諦めきってヘッドフォンをして足を投げ出し、完全にリラックスムードで自分の世界に入り込んでいる人も。
皆慣れてるのね。。でもどうするんだろう。待ってるのか、それとも私たちの便に振り替えるのか。


自分の搭乗ゲートに戻り、座席に腰掛け案内ボードを見ていると、
こんな画面に切り替わりました。

あら、これおもしろい。



あのユナイテッドの便がアシュビルに到着すれば、あの便でシカゴへ向かうのね。
どうやらアシュビルに定刻に到着し、時間通りに出発しそう。


老夫婦に空港職員が、「おぉ!」と手を挙げて話しかけています。
知り合いかな?
その80代老夫婦はこれからメンフィスへ観光に行くんだよ、と話しています。

メンフィスね、、治安あまりよくないだろうに、2人で大丈夫か?勝手に心配します。笑


ゲートのカウンターから声が聞こえてきました。
「座席をお譲りいただけるボランティアを募集しております!」

イヤだよイヤだよ、絶対イヤだよー。。

あの朝の便の人でどうしてもっていう人を乗せてあげるのかな?
今日のシカゴ便、これの後はもうないでしょ?どうするんだろう??


ボランティアが見つかったのか、どうやら解決したもよう。
なんだったのかな?


搭乗時刻になりました。
よかった。もうシカゴにさえ着いてしまえばこっちのものだ!国際線が大幅に遅延したりキャンセルになったりすることはほぼないだろうし、
日本の航空会社だし、うん、もう安心。

修学旅行ばりのあの飛行機に乗り込みました。







、、とはいえ、
こうやって飛行機に乗り込んでから全く動かず、遅延を重ねた上にキャンセルになったのがチャールストン➠ダラス便。

満席のはずが、私の隣の乗客が来ません。
お、ゆったり座っちゃおうかな~、窓際に行っちゃおうかなぁ~、と、シートベルトをはずしかけたところへ隣人登場。

よく見ると、ユナイテッドのパイロットさんでした。

パイロット2名、CA1名、計3名の席を確保するためにボランティアを募っていたようです。
朝5:45の便を操縦するはずだったクルーでしょうか?

大きな大きな体の、パイロットの制服に身を包んだ男性は、申し訳なさそうに体を折りたたみ、私の横の席に座りました。


そしてこの人、すごいのが、シカゴまでの2時間超のフライトの間、
微動だにせず、握った両拳をそれぞれ太ももにあて、水一滴飲まず、目をつむったまま。
修行僧並みの強靭な精神力!

いやぁ、ここまでの精神力、集中力がなければパイロットなど勤まらないんだな、と妙に感心しつつ、私は隣でオレンジジュースをすすっておりました。笑


さて、ほぼ時刻通りにシカゴ、オヘア空港に到着。

お腹もすいてきました。何か食べるぞー!




アシュビル6日目① ~最後の最後まで堪能します!





おはよう!アシュビル!いや、ここは正確にはアーデンか。笑
時刻は朝の5時過ぎ。
お昼の11時にシカゴ行きの飛行機に乗るために、ここから車で10分もかからない空港へ行くシャトルバスは8時にピックアップをお願いしています。心配性。笑
いや、リスク管理が完璧、ということで。笑


顔を洗って着替えて、荷物をまとめ、ホテルロビーで軽くスナックを買って食べて、、
としても起床が朝の5時過ぎとはちょっと早すぎですよね。

ぐーふーふー、最後の最後までアシュビル、アメリカを堪能する気満々です。
あの昨日夕食をテイクアウトした Cracker Barrel で朝食をとるのです!

昨日は店舗のレストランには入れなかったので心残りもあります。
店のオープンは朝の6時、それに間に合うよう、5時に起床したのでした。


外、暗っ。本当はもっと真っ暗。
徒歩30秒ほどの真隣でなければちょっとひるむ暗さでした。




ちょうどオープン時間、6時になりました。
ドアを開けて店内へ。

レストランの受付カウンターへまっすぐ向かうと、
「おはよう!」「あれ?きみ、昨日の夕方も来てたでしょ?」「美味しかった?」
「うひひ、来てた来てた。美味しかったよー!」
「席はどこでもいいからね、お好きな席へどうぞ」
「ありがとう!」

テイクアウトの料理を手渡してくれたおじさんでした。
おぉ、昨日もきっと遅くまで働いていただろうに、今朝ももう6時から制服を着て働いているのか。
日本に帰ったら私も勤勉に働きます!と心の中で呟きながら店内へ。
あら~まさかの、いえ、やっぱり、の1番乗り。
窓際の席を陣取ります。


店内を見渡すと、ぉぉぉ、おもしろい。西部劇に出てきそうな雰囲気。






「いらっしゃいませ」

かなり大柄の白人女性が注文を聞きにやってきました。
膝が悪いのか、足をひきずっています。

「おはよう!えとね、このパンケーキにしようかと」


「はい、パンケーキは3枚ではなくて、2枚にもできますよ」
「そうなの?じゃ、2枚にします!」
「はい、承知しました。
 サイドにベーコンとか卵とか、、」
「うーん、パンケーキだけでいいです。あとコーヒーを」
「はい、かしこまりました」

また足を引きずりながらゆっくりした足取りでキッチンへ戻っていきます。
みんな一生懸命働いているな。。


コーヒーが来ました。
どっしり重めのマグにたっぷりのコーヒー。



しばらくすると来ました、パンケーキ。



日本ではキレイに茶色く均一に色づいて焼けていることがヨシとされているホットケーキ&パンケーキ。
私はこの虎柄のほうが実は好きなのです。こっちの方が私には美味しそうに見えるんです。

Cracker Barrel オリジナルのメープルシロップは1人分の小瓶で持ってきてくれます。


いっただっきまーす!

ん?かりんとうの味。なぜだ?笑


油をたっぷり敷いて焼いてあるようでフチはカリカリ、揚げ焼きのような雰囲気なので、味もかりんとうのように感じたのかもしれません。
しかし結構大きいな。3枚は絶対食べられなかったな。

まずはそのまま、次にバターをのせて堪能し、ようやくシロップの瓶を開け、上からたらり。うん、美味しい。やっぱり朝はこうだよな~。
シロップをかけたらよりかりんとうに近づきました。笑
昨日のフライドチキンの余韻がまだあったのでベーコンはオーダーせず、今朝はシンプルにパンケーキだけにしてよかった。


半分も食べきれずにもうお腹いっぱい。
足を引きずりながらも、コーヒーが足りているか様子を見に来てくれます。
そうこうしているうちにお客さんもやってきました。
この人たちも近くのホテルに滞在していて空港へ行くのかな。


外はだんだん明るくなってきました。そろそろ帰り支度しなきゃ。



「お会計お願いします!」
「これがレシートです。会計は外のキャッシャーなんですよ」
「あ、そうなんですか」

ギフトショップにあったキャッシャーは、グッズを買う人、テイクアウトの支払いをする人だけでなく、店内で食事をした人の会計も担当しているとのことでした。




外で会計したらこの女性に直接チップが行かないな。
チップの額をまとめて、あとで均等に店員さんたちで分けているのかな。

テーブルに女性のためのチップを置いて、
「ありがとう!」
声をかけ、キャッシャーへ。

キャッシャーで10ドルを差し出すとお釣りを渡してくれようとしたので、
「あ、いいです」
「ありがとうございます」

チップの2重払い。笑
このキャッシャーのおばちゃんもニコニコしてすごく感じいいんです。
さっきの「昨日は~」と声をかけてくれたおじさんにもこのチップが届きますように。


私はチップの習慣、好きなのです。
どこの店を食事に訪れても皆本当に親切にしてくれて、コーヒーが足りているか、
なにか必要なものはないか、眼が行き届いていて、他の仕事をしながら自分が担当するお客さん全てに気を回し、気遣ってくれるその気持ちへの感謝を表すのによい手段だな、と。

いや、ぶっきらぼうに荷物をおろし、とっとと退散したタクシー運転手の「オケツくん」には渡したくないと思ってしまいましたが、笑、、
まぁでも無事に目的地に安全に送り届けてくれたわけですからね。んー。笑


さぁ、ホテルヘ戻ったら荷物をまとめていよいよ空港へ向かうぞ!


2019年8月3日土曜日

ちょっと余談③ RCコーラ




MarshallsやTargetを訪れた時、こんなものも買っていました。
RCコーラ。

正式には Royal Crown Cola と言うのですね。
ロゴには確かに、王冠が入っています。

コーラといえば、コカ・コーラ、ペプシ。
両社と大きく差は付けられながらも世界でのシェア第3位を誇るRCコーラの存在は知ってはいたものの、
Cracker Barrel レポでも書いたMOON PIEを2017年のナッシュビル旅で知った時にこんな映像を見つけ、
ますます興味が沸いていたのでした。




ウィキペディアによれば、
「1950年代、アメリカ合衆国南部においてローヤルクラウン・コーラとムーン・パイは「労働者の昼食」として人気があった。」そう。

この曲、耳に残りますよね^^

ちなみに私の大好きな映画、スコセッシの『Taxi Driver』にもRCコーラ、登場しているのです。

デ・ニーロ演じるトラヴィスが映画館の売店で働く女性を軽くナンパしようとして失敗、
女性に「(そういうことするなら、映画館の)マネージャーを呼ぶわよ」と言われ、
慌ててごまかすように飲み物やらスナックやらを買うのですが、
そこで出てくるのがこのRCコーラ。

コカ・コーラをくれ、と言うトラヴィスに、

We don't have Coca-Cola. Royal Crown Cola is all we got.

素っ気なく答える女性


そんなこんなを思い出しながら、アシュビルのホテルの窓側に座りひと口。
して、そのお味は、、
すっごく美味しかったです!コカ・コーラ、ペプシよりも好きかも!

コーラを始め、炭酸飲料はそれほど好んでは飲まないのですが、
RCコーラはちょっと甘め。とても飲みやすかったのです。
また見かけたら買ってしまうかも!



2019年8月2日金曜日

アシュビル5日目⑤ ~いっただっきまーす!






Cracker Barrel で買った夜ゴハンをこの店舗外に設置してあるベンチに置いて撮影。
てくてくっと歩いてすぐのホテルに戻り部屋に入ると、はふー、とひと息。
最終日を明日に控えての最後の夕食を前に、どっと安心感がこみあげてきます。


今回もやった、やりきった。。⇚なにを?笑


事故に遭うこともなく、事件に巻き込まれることもなく、
明日はここからほど近い空港から飛行機に乗るだけ。
いや、これがまた遅延するんじゃないか、キャンセルになるんじゃないか、という不安はありつつも、とりあえず旅を無事終えようとしていることに感謝しつつ、
窓際で料理を持ち上げ、カンパーイ!笑
ちなみに奥に見えるのが空港の滑走路です。




うわっ、めちゃめちゃ大きいフライドチキンが4コも入ってる!
ダンプリング、スープを吸いきったのか、ほぼこの炭水化物の塊だけ。笑
フライドオクラも安定の量の多さ。笑

おぉ、ビスケットが2コついてて嬉しい!



そうだ、ジャムを入れとくね、って言ってくれてたんだ。
ガサゴソ。。これか。ジャムが入っているであろうビニール袋を持ち上げると、、ジャラぁっ。



えーっと、ワタシ1人ですけどー。笑
しかもあの料理、1人前ですよねー。笑
ジャム、10個くらいついてます。笑
イチゴに、ブルーベリーにブラックベリー!

数も均等に入ってることから、
手掴みで適当に入れたとは思えない。
これがデフォルトか。恐るべし、ユー、エスー、エー。


スイートティーの大きさはこんな感じ。笑
高校時代にアメリカのマックでコーラを頼んで、その余りの大きさに笑っちゃったことを思い出しました。あの時と同じサイズ。笑



いっただっきまーす!
スイートティー、おいしい!

南部といえば、のスイートティー。
アイスティーにがっつり甘みがきいていて、苦手な人もいるかもしれませんが、この甘さがクセになるのです。キケンキケン。。

フライドチキンはふむふむ、このスパイスを効かせているのか、美味しいなぁ、
でもさすがに4個はムリ。笑

ダンプリングね、、えと、、、、、
私がご紹介する時は美味しく作ります。笑

フライドオクラ、おぉ、口の中でネバーネバーー。これ、熱々だったらもっと美味しかっただろうなぁ。

ビスケットはチェーン店のビスケット、といった佇まいで、
ナッシュビルの Loveless Cafe で食べたものに風合いは似ているかも。
ちょっとパンのような感じなのです。

ふむふむ、ふむふむ、、、
よし、クラスでも、バターミルク・フライドチキンとビスケットとダンプリングの GO SOUTHクラス、第3弾をやろう!
第2弾はスペアリブに決定!


揚げもの臭で包まれた部屋でくつろぎつつ、
さぁ、お風呂に入って荷物をまとめなきゃ!
明日は8時にはシャトルバスで空港へ向かいます!



アシュビル5日目④ ~本日のメイン・イベント!!




7月のアシュビル特別クラス、本科、その他もろもろバタバタしていたら、
あらら、このアシュビル記、1か月も更新していませんでした!
ブログでの5泊7日のアシュビル滞在ももう残りわずか、最後まで更新してまいります!




さて、帰国を前日に控え、アシュビルの街なかを離れ、空港のほど近くアーデンにあるホテルに移動してきたところ。
Target や Marshalls での買い物を楽しみホテルヘ戻ると、少しお腹がすいてきました。

11時頃にダウンタウンの Tupelo Honey でパンケーキを食べてから何も口にしておらず、時刻はそろそろ19時になろうとしていました。


さぁて何を食べよう、
ではなく、旅の事前リサーチの時点でもう決まっていました!
ホテルの真隣、Cracker Barrel へ行きます!




ピンの立っている滞在ホテルのまさに真隣、
おそらくパジャマ姿で訪れても何の問題もなさそうな距離感です。笑


Cracker Barrel はテネシー発、伝統的な南部料理を楽しめるファミレスで、アメリカ全土に店舗を展開しています。
そしてギフトショップを併設していることも特徴的。
店が混んでいて席をなかなか案内してもらえないときも、
食後に膨らんだお腹を休ませるときにも、この店内を見ているだけでかなりの時間を過ごせます。





所狭しと並ぶお菓子にテンションがあがります!
わぁ、GooGoo Cluster、MOON PIEがある!
どちらもナッシュビルを訪れた時に楽しんだお菓子です。
GooGoo Clusterはスニッカーズのような感じ、MOON PIEはそれこそ森永のエンゼルパイのようなお手軽スナックです。

オリジナルのファッジ!
ミックス粉やジャムもあります!



こんな可愛いグッズも。





靴下や洋服、帽子に靴、ひゃぁ~、、これ以上荷物を増やせないのが悔しい。。


時刻はもう19時。レストラン店内もかなり混雑しているよう。
席が空くのを待つお客さんでギフトショップにも人が溢れています。
20時になっても明るいとはいえ、翌日の帰国準備もあるし早くホテルに戻ったほうがいいな、とテイクアウトすることに。


「すみません、テイクアウトしたいのですが、、」
インカムをつけて席を案内しているお兄さんに尋ねてみると、
「ここのカウンターで注文を伺いますよ。メニューをどうぞ。
 料理が出来たらあちらのカウンターからお名前をお呼びしますから、店内にいらしてくださいね」
「はい。じゃえーと、、」と悩むフリをしていますが、実はメニューも既にチェック済み。笑

「この、日替わりディナーメニュー、土曜日のサザン・フライドチキンを。
 バターミルクビスケットをつけてもらって、、
 サイドメニューは、フライドオクラとダンプリング。
 そして飲み物はスイートアイスティーを。」
我ながら流れるようなオーダー。予習の甲斐があった。笑

「はい、承知しました。では、店内にいて下さいね。」
「はーい!」


シグニチャーのサザン・フライドチキンは絶対に食べてみたい、と思っていたので、
この日の日替わりメニューでラッキー!
ここのバターミルク・ビスケットも有名。コーンブレッドとどちらかを選べますが、迷わずビスケットを。
サイドには、食べてみたかったフライドオクラを。
友人からぜひともフライドオクラを食べて―とチャールストンを訪れるときに勧めてもらったのですが、チャールストンのレストランではほぼ見かけなかったのです。

選べるサイドは2種。選んだダンプリングもずっと食べたかったものの1つ。

チキン・ダンプリングは、チキンの入ったクリームシチューのなかにビスケット生地で作るすいとんのような団子がぷかぷか浮かんだ料理。
いつかクラスでまたビスケットをご紹介する時にこのダンプリングもメニューに組み入れたかったのです。


「シーノ~!」

結構待ったかな。

「はーい!ワタシでーす!」

先ほどとは違うおじさんが、店内のキッチンから料理を袋に入れて持ってきてくれました。

「これね、日替わりメニューのフライドチキンと、あとビスケットも入ってるし、ジャムも入れといたからね。で、スイートティーね。エンジョ~イ!」
「ありがとう!」

店舗外の椅子で撮影。パシャリ。

思ったより大きな袋、ズシっと重いその袋を提げて、隣のホテルへ戻ります!





2019年7月1日月曜日

アシュビル5日目③ ~買い物三昧!




この空港近くのホテルに移動しての楽しみが、
TargetとMichael'sを訪れること。

どちらも大型量販店、Target ではチョコチップを仕入れねば、
そして初の訪問となる Michael's 。
むかーし、ヤフオクでアメリカ在住者の方からリボンやピックなどを購入していたのですが、
それに Michael's のシールが貼ってあり、ずっと行ってみたかったのです。
さて何があるかな、楽しみです!




ピンクのピンが立っているのが滞在先ホテル。
地図の上方のショッピングセンターに向かって歩いていきます!

雨の中を意気揚々と歩き始めたものの、戻ろうかな、、と怯み始めたのは、
こんなに単純な経路でも、意外と遠いこと、そして幹線道路で車の往来が激しい。
人が歩くことを想定して作った道路ではないため、道もない。。

車がビュンビュン通り過ぎるそばの道なき道を(とはいえ車道ではない)歩き、
ようやくショッピングセンターの駐車場にたどり着きました。
はふー。。。あとで同じ経路を戻るのか。。。


Target 到着。
BBQソース三昧。売れ筋NO.1はやっぱりカロライナのソース。
一番奥に数本しかなかったものを手前に引っ張り出してきて撮りました。



CHOLULA も日本では ORIGINAL しか売られていませんが、数種あります。



マヨ三昧。



調味料をメインに、そして各レーンをのんびりじっくり見て、
荷物が増えたら大変、、気持ちをかなり押さえこみ、必要なものを必要な数だけ購入。


さ、Michael's !
Target から隣の店舗に移動してじっくり見ていると、キッチングッズやお皿、面白いものがたくさんあります。
どれも最後の1点、といったものばかり、同じ商品もあちこちに適当に置かれています。

でもリボン、、ないなぁ。。

お!これは使えそう!
しかも Williams Sonoma のメラミンラインにそっくり!もちろん購入!



もうひと回り小さいお皿もセットになったタイプもあったのですが、
荷物が重くなるしかさばるな、、と大皿のみにしたことを帰国してから後悔。
やっぱり買っておけばよかった。。


結構な重さになった荷物が肩に食い込み始めたので、さぁ、ホテルに戻ろう!
夜ゴハンは、、、これもまた楽しみにしていたお店へ向かいます!


、、、そして、この投稿を書くにあたって、Google Mapを見直して気付きました。
私が訪れていたのは、Michael's でなく、Marshalls だったということを。
Michael's はもうちょっと先だったのかー。。トホホホホ。。どうりでリボンがないわけでした。。。
Michael's デビューはお預け。。。TT




アシュビル5日目② ~ホテル移動







こんな雨ふりの中、ホテルまで戻ります。
さすがのアメリカ人も傘をさしています。
ここ数日、日中は汗ばむ陽気の日々でしたが、この日の私はユニクロのウルトラライトダウンジャケットも着用。

ホテルヘ戻ると、先ほどのレセプショニストさんは接客中。
初めて見るカーリーヘアの男性ホテルマンに声をかけます。

「先ほど荷物を預けていて、、
 今から同じマリオットの空港近くのホテルに移動したいのですが、タクシーを手配していただけますか?」
「承知しました。」
「荷物はこちらでよろしいですか?」
「タクシー、今手配しますね。そちらのお席でお待ち下さい」
「はーい」

少しすると
「タクシーはあと5分ほどで到着します。
 このホテルの玄関、あの辺りにまいりますから、それまでお待ちくださいね」

「あ、来ましたよ、あの車です」

「ありがとう!」

あのレセプショニストさんはずっと接客中。
それでも視界に入るよう、手を振ると、ニッコリ見送ってくれました。


さてタクシー。
え?うそ。。。あの、ちょっとボロめの車??

タクシー表記のない車で、uberか何かでの手配なのかなと思いつつ、
それでもチャールストンではピカピカの車でスーツ姿の白人男性が来てくれました。

この人。。。

よれっとしたTシャツを着こみ、だらしなくずり落ちたズボンからは半分オケツがこんにちは。
えええー。。。

面倒くさそうに荷物を乗せると、オケツくんは車を走らせました。


仕方ない。。
でも話しかける気力、ゼロ。笑
ただ、きちんとホテルへ行ってくれるかだけは確認せねば。
Google 位置情報オン。


車窓からはハイウェイの殺風景な景色ばかり。雨足も再び強まってきました。


ほぼ無言で15分ほど過ぎたでしょうか、あ、もうすぐ着きそう。

「ここ、ホテルだよ」
「あっちから入るから」

いいですいいです、お任せします。
若干同じところを通った気がしないでもないですが、この際、ホテルに着けばなんでもいいです。

「40ドルです。」
あ、一応メーターはある。
ホテルのお兄さんからは30ドルくらいで行けるからって言われたのだけど、、
「それ、チップも含まれての金額ですか?」
「いいえ、入ってないです」
「では50ドルで。ありがとう」

ホテルのサイトや、空港のガイドなどにもダウンタウンのホテルと空港は30ドルくらいと書いてあったのですが、
行きも40ドルだったのですよね、
そんなもんなのかな、と大人しく支払い、そそくさと荷物を受け取り、
オケツくん、バイバイ。
もうこれから一生、2度と会うことはないだろう。


ホテル、着いた!

チェックインチェックイン。

あ、ここのフロントはおじさんなのね。60代かな。
にこやかに親切に対応してくれ、
翌日のシャトルバスも、出発時間を書いた紙を渡して、手配OK。


よし、部屋に荷物を置いたら出かけるぞ!
私のアシュビル旅、まだまだ楽しみが盛りだくさんなのです!







2019年6月30日日曜日

アシュビル5日目① ~チェックアウトしてTUPELO HONEY CAFEへ






おはようございます!
アシュビル5日目、私の中ではいよいよ帰国へのカウントダウンに入っています。

今日は4泊したダウンタウンのホテルをチェックアウト、空港近くのホテルへ移動します。
少し増えた荷物の整理、タクシー手配、移動、チェックインに翌朝のシャトルバスの手配、
うん、今日もやることいっぱい!、ん?笑


少し早めに起きて TUPELO HONEY CAFE で朝食の予定。
ホテルは11時より前にチェックアウトしなければ
➠10時過ぎには食事を終えてホテルに戻って荷物をまとめなければ
➠9時にはレストランで食事をしていないと
➠予約なしで人気店に乗りこむには時間の余裕を見なければ、8時半には!

、、とここまで前日に想定しつつ、
はっ!、ついつい FOOD NETWORK の料理番組に夢中になり、10時近くに。。


予定変更。
先にチェックアウトし、荷物をフロントに預けて店へ向かうことに。
この日は朝から雨です。


「チェックアウトお願いします!」
「はい、ご滞在はいかがでしたか?」
飛騨高山にいたというレセプショニストさんでした。

「楽しかったですー!」
「あ、そうだ!
 テレビのリモコンのバッテリーが今朝、切れたみたいです。
 チャンネルが変わらなくて、テレビの電源も切れないから、
 部屋のテレビ点けっぱなしになってます」
「承知しました。お知らせ下さってありがとうございます。
 ルームクリーニングのものが対応しますので」
「はーい」
「また日本にいらっしゃるんですか?」
「母と行こうと思っているんです。京都も行って、飛騨高山にも連れて行きたくて、
 ●□△×〇〇△、、」

おぉー、後半、なに言っているかさっぱり分からん。笑

「お母様とよい旅を~」

「あ、朝食をとりにレストランに行きたいので、この荷物を預かっていただけますか?」
「はい、もちろんですよ!行ってらっしゃいませ~!」


ホテルから5分も歩いたかな?
何度も来たショッピングエリアの中に、アシュビルで人気のこの南部料理店、TUPELO HONEY CAFE があります。
このお店のシグニチャーの1つがビスケット。
そしてタクシー運転手さんのおすすめは、フライドステーキ。牛肉にフライドチキンの衣をつけて揚げた料理です。

このお店行ってみたいなぁ~とほんわか思っていた数年前から、どんどんビジネスを広げていて、
いまや、ノースカロライナの4店をはじめ、サウスカロライナ、ジョージア、テネシー、テキサス、バージニア、
なんと、デンバーのユニオン・ステーション内にもお店が出来ていました!
ええー!知らなかったー!もう完全にチェーン店になりつつある勢い!
今日訪れたこの店舗は2000年にオープン、全ての始まりの店です。


デンバーには私の大好きな Snooze an AM Eatery があり、
こちらも同じく朝食から楽しめ、FARM TO TABLE 、ローカル重視のコンセプト。
カリフォルニアからアリゾナ、テキサスにも店舗を広げている大人気店です。
こちらは最近デンバー国際空港の中にも出店したはず。


今度デンバーへ行ったら、Snooze でまた美味しいパンケーキ食べて~、
TUPELO HONEY にも行ける~♪とテンションあがりつつ、
本店へたどり着きました。




雨の中、店の外には席が空くのを待つお客さんの列ができています。
しまったー!やっぱり並んでる!もう少し早く来ればよかったかな、、
でもよかった、先にホテルをチェックアウトしておいて。

店の中に入り、伝家の宝刀のあのセリフを言います。
「すみません、1人なんですが、、」

「お1人さまですか?あのバーカウンターでよろしければすぐご案内できますよ」
「はい、カウンターでいいです!」

1人だとどんな行列店でもたいていほぼ待つことなく席を案内してもらえます。
ボストンの人気ダイナーでだけ、1人客用の列があり、そこで暫く並びましたが。


案内されたのはバーカウンターの一番はじっこ。
しかもおじさんがその椅子に荷物を置いています。

うぎゃ、ちょっとこのおじさん怖そう。。

おずおずとカウンター向こうの、バーテンダー風のお兄さんに、
「ここの席でいいのかしら?」
「どうぞ」

荷物を置いていたおじさんが私に気付き、荷物をどかせてくれました。

あ、直接言えばよかった。。。ごめんなさいね、なんか嫌味っぽくなってしまって。。
なんだかおじさんのオーラが若干怖くて直接言う勇気がなかったんです。。


このはじっこの席、おじさんが荷物置き場にしても仕方ない、グラスなどが雑多に置かれたサーバーさんの出入りの激しい場所だったので、
ありゃりゃ、、落ち着かないな、、と思ったものの、
満席の店内、バーカウンターにも1つの席の余裕もありません。


背の高い椅子によじ登ると、足が下に届かず遊んでいます。ぶらぶら。

「いらっしゃいませ。こちらメニューになります。お飲み物は?」
「オレンジジュースを!」
「はい」

ほどなくして、
「はい、オレンジジュースね」

むふ。美味しそう。



さて、なににしようかな~。
いやいや、おもしろそうなメニューたくさんあるじゃない!
タクシー運転手のビッグ・ジョンさん、フライドステーキって言ってたけど、、ないなぁ、夜のメニューかなぁ?

うーん、迷う。
でも朝ごはんだし、この、卵とポテトかグリッツ、とベーコンっていう Traditional Breakfast にしよう!
お、パンケーキもサイドにつけてもらえるんだ。頼もう頼もう!


注文を終え、しばしボーっ。
周りを観察。




さきほどまでの怖そうなおじさんは奥様との食事を終え、帰っちゃいました。
朝からなんだかバーのような雰囲気の店内です。笑


「はい、ビスケットです。
 そのブルーベリージャムと、はちみつもかけてね」



「はーい」とは答えたものの、ん?ジャム塗ってはちみつもかけるの?

隣の男性を見ると、ビスケットを器用にナイフで横にスライス、パカっと開いてジャムをたっぷり塗り、上からはちみつをかけています。

なるほどなるほど。
早速真似しますが、ビスケットがボロボロ崩れました。初心者。笑

あ!このジャム、確かローカルブランドの Imladris Farm のはず!?
あちこちのベーカリーや土産物店でも見かけていたけれど実際に食するのは初めて。

まずはジャムをたっぷり塗ってひと口。
おぉぉおぉ!美味しい!
なんてことないブルーベリージャムですが、ブルーベリーの粒がたっぷり!香りが口いっぱいに広がります!

農場では1950年代に植えられたブルーベリーの木が大事に引き継がれているとか。
1950年、、意外と最近。笑
HPを見ると、TUPELO HONEY へはオリジナルのブルーベリーコンポートをプロデュースしたとか。TUPELO HONEY 全店舗でこのコンポートを提供しているそう。
ということはデンバーでも食べられるな。


そしてここに追いはちみつ、とな。。たらり~。
ひぃぃぃい!美味しい!!
ブルーベリーの甘さや味わいとはまた異なる甘さと香りが加わり、
美味しさの相乗効果や~!私の中の彦麿呂は叫びました。

1人グルメリポを堪能中、
「はい、お待たせしました」




おぉ、ベーコン、1枚ですかい。
一番に目が行ったのはそこ。笑

なんだか思った以上に素っ気ない。
パンケーキ、ベーコン、グリッツ、タマゴ、以上っ。笑

2コ分の卵はスクランブルエッグにしてもらっています。

「ケチャップと辛いのくださーい!」

ケチャップのトマトが野菜がわりです。笑

ゴートチーズ入りのグリッツというのも気になっていましたが、クセもなくあっさり。
ゴハンが食べたくなった時はグリッツを食べると、かなり満足感があります。

いやしかし、ビスケットが付くって聞いてなかったよー、
ってことで、パンケーキ、こんなに食べられませーん。。
ぐふぅ、、お腹いっぱい。
コーヒーを追加注文し、しばしボー。




ドアのあたりに目をやると、
さきほどよりも席が空くのを待つお客さんが増えています。
雨の中、外で待っている人たちもいます。


お腹いっぱいだし、ビスケット美味しかったし、ジャムも美味しかったし、
そろそろホテルに戻って次のホテルへ移動しなきゃ。

会計を済ませ、店を後にしました。